甘い香りに包まれる幸せ!秋の中野で楽しむ『やきいもフェス TOKYO 2025』
朝晩の空気がひんやりしてくると、無性に恋しくなるのが焼き芋の香り。思わず立ち止まりたくなるような、あの甘く香ばしい匂いに誘われたことがある人も多いのではないでしょうか。今、東京・中野の四季の森公園では、全国の焼き芋好きが集う『やきいもフェス TOKYO 2025』が開催されています。この記事では、ZIP!の人気コーナー「キテルネ!」で紹介された注目メニューをすべて紹介。定番から新感覚まで、見逃せない焼き芋グルメを詳しくお届けします。
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全国から14店舗が集結!個性豊かな30種類の焼き芋グルメ
会場には、全国14店舗が出店し、30種類以上の焼き芋グルメが並びます。定番の『やきいも』や『大学芋』に加え、スイーツとして進化した新感覚メニューが多く、食べ歩きが楽しくなる内容です。特に話題を集めたのが、CAFE TUNEとフランダースフリッツの個性派スイーツ。
CAFE TUNE(カフェチューン)は、韓国カフェブームの流れを取り入れた「コグマボール」を販売。韓国語で「コグマ=さつまいも」という意味の名を持つスイーツで、外はカリッと中はふんわりもちもち。焼き芋の自然な甘みを生かしたやさしい味わいが特徴です。
一方、フランダースフリッツの「みたらし焼き芋モンブラン」は、洋と和が融合した一品。みたらしソースのほのかな塩気が、なめらかな芋クリームの甘さを引き立てます。モンブランの上にちょこんと乗った焼き芋片も可愛らしく、SNSでは「映える芋スイーツ」として投稿が相次いでいます。
この2店だけでも個性が際立っていますが、フェス全体を見渡すと、芋そのものを主役にしたシンプルな焼き方から、創作系スイーツまで、まさに“さつまいもワールド”と呼べるほどの多様さです。
甘じょっぱさがクセになる!『浪漫焼き芋 芋の巣』の塩バターブリュレ焼き芋
スイーツ好きの間で「食べなきゃ損!」と話題になっているのが、大阪発の人気店浪漫焼き芋 芋の巣の『塩バターブリュレ焼き芋』。使用する芋は、ねっとりとした甘さが特徴の紅はるか。丁寧に焼き上げた焼き芋に三温糖をまぶし、表面をバーナーで香ばしく炙ることで、まるでスイーツのブリュレのようなパリパリ食感を実現しています。
さらに、その上に溶けたバターをたっぷり乗せ、仕上げに塩をひとつまみ。三位一体となった“甘さ・香ばしさ・塩気”のバランスが絶妙で、ひと口食べるたびに幸せが広がります。
バターの香りが鼻をくすぐり、口の中で紅はるかの濃密な甘みがとろける瞬間は至福そのもの。甘党だけでなく「焼き芋は重い」と感じる人にも食べやすく仕上げられています。ZIP!でもスタジオ出演者が「これはデザートというより芸術!」と感嘆の声をあげていました。
揚げたてで味わう!『日比焼き芋 HIBIYAKIIMO Tokyo』のポテトフライ
続いて紹介されたのは、焼き芋の日本一を決める大会で優勝経験を持つ日比焼き芋 HIBIYAKIIMO Tokyoの看板メニュー『日比焼き芋のポテトフライ コンソメガーリック』。
使用するのは、上品な甘みとしっとりした食感が特徴のシルクスイート。じっくり低温で焼き上げてから、その場でカリッと揚げることで、外はサクサク、中はしっとりという贅沢な食感を楽しめます。
味付けは「コンソメガーリック」「のり塩」「おさつバター」などの3種類。特にコンソメガーリック味は香ばしい香りが広がり、会場中に食欲をそそる香りを漂わせていました。スナック感覚で楽しめる新しいスタイルの焼き芋として、子どもから大人まで大人気。テイクアウトして公園のベンチで味わう人も多く見られました。
お腹も満たす“食事系やきいも”も充実!
『やきいもフェス TOKYO 2025』の魅力は、甘いスイーツだけにとどまりません。食事としても楽しめる「おかず系焼き芋メニュー」が充実しているのも今年の特徴です。
まず紹介されたのは、SOUP STANDの『やきいものチャウダー』。焼き芋の自然な甘みとミルクのコクが調和し、優しい味わいに仕上げられています。ごろっとした芋の食感も残り、冷えた体を内側から温めてくれるスープです。
さらに注目なのが、しあわせのつぼ焼き芋 いもぞうの『焼き芋と鶏肉のいもぞう風ルーローハン』。台湾の定番料理ルーローハンを独自アレンジした一品で、甘辛い鶏そぼろに焼き芋が混ざり合い、深みのある味わいを生み出しています。見た目にも華やかで、お弁当感覚で持ち歩ける手軽さも人気の理由。
このほかにも、フェスでは6種類の“お食事系”メニューが登場しており、「焼き芋=スイーツ」のイメージを超えた新しい世界を感じられます。
甘×塩×トマトの三重奏!『やきいもとベーコンのB.B.Q』
そして“変化球メニュー”として会場の注目を集めていたのが、再びいもぞうの出品作『やきいもとベーコンのB.B.Q』。
鉄板の上で焼かれたホクホクの焼き芋と、カリカリに焼いたベーコンをトマトソースで仕上げた新感覚メニュー。トマトの酸味がベーコンの塩気を引き立て、芋の自然な甘みと見事に融合します。甘いのにしょっぱい、そして後から爽やかな酸味。まさに「一皿で三度おいしい」と言える味わいです。
ZIP!のリポーターも「これはご飯にも合うしワインにも合う!」とコメントし、スタジオでも「これぞ焼き芋の新時代!」と盛り上がっていました。
週末は混雑必至!『やきいもフェス TOKYO 2025』の楽しみ方
『やきいもフェス TOKYO 2025』は、11月9日(日)まで東京・中野の四季の森公園で開催中。緑に囲まれた開放的な会場には、朝から甘い香りが立ちこめ、まるで“お芋の香水”に包まれたような空間が広がっています。
今年はSNSでの拡散効果もあり、若い女性を中心に家族連れやカップルも多く訪れています。人気店の前では午前中から行列ができることもあるため、スムーズに楽しみたい方は平日の午前中の来場がおすすめです。
また、温かいお茶やコーヒーを持参すれば、焼き芋スイーツとのペアリングも格別。秋の青空の下で、香ばしい甘さをゆっくり味わう時間は、まさに秋の贅沢そのものです。
まとめ
この記事のポイントは以下の3つです。
・全国から集まった14店舗による、30種類以上の焼き芋グルメが勢ぞろい
・スイーツ系だけでなく、『チャウダー』や『ルーローハン』など食事系メニューも充実
・中野・四季の森公園で9日まで開催、累計来場者77万人を突破する人気イベント
この秋は、ただの焼き芋にとどまらない“創作お芋”の世界を味わってみてください。
一口食べるたびに、ほっこりとした甘さが心まで温めてくれる『やきいもフェス TOKYO 2025』。中野の街が、今まさに“お芋の都”になっています。
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