マクドナルドで見えた「働く力」
このページでは『ZIP!(2026年1月19日放送)』の内容を分かりやすくまとめています。
朝のZIP!特集で描かれたのは、身近なお店マクドナルドの裏側と、そこで働く人たちの本気の姿です。
子役の永尾柚乃ちゃんが挑んだのは、ただの体験ではない“本当の仕事”。プロのクルーが支える現場で、緊張しながらも一歩ずつ前に進む姿が映し出されます。
ハンバーガーができるまでの一瞬一瞬に込められた工夫と誇り。その積み重ねが、毎日の「おいしい」を支えていることを伝える特集です。
9歳ディレクター永尾柚乃がマクドナルド潜入
朝の情報番組ZIP!の特集では、子どもディレクターとして大活躍中の永尾柚乃が、マクドナルドの「お仕事体験」に挑みます。永尾柚乃はドラマや映画で活躍する9歳の子役で、鋭い観察力とコメント力が評価されている存在です。
今回はタッグを組む相手として、平成ノブシコブシの吉村崇が登場します。バラエティでも容赦ないツッコミで知られる吉村が一緒に現場へ入り、マクドナルドの裏側にある「人気の秘密」を2人で掘り下げていきます。
柚乃ちゃんがまず注目したのは、店舗で働くクルーたちの連携です。注文を取る人、キッチンで作る人、受け渡しを担当する人、それぞれが自分の役割を素早くこなしながらも、お互いの動きを自然に補い合っています。9歳の目線から見ても、そのチームワークは「忙しいのに、なんだか楽しそう」に映ります。
本物そっくりの研究施設で見た「働く現場」
今回のお仕事体験の舞台は、街中の店舗ではなく、マクドナルドの総合研究施設です。繁華街から少し離れた静かなエリアにある建物の扉を開けると、そこには本物そっくりのマクドナルド店内が広がっています。
客席フロア、カウンター、厨房まで、実際の店舗と同じ設備が並び、新メニューの開発や接客のシミュレーションが行われる場所になっています。ここでクルーは、味や動線、作業手順まで細かく検証しながら、「どうすればお客さんがもっとスムーズに、もっと気持ちよく利用できるか」を日々研究しています。
柚乃ちゃんに仕事を教えてくれるのは、「オールジャパンクルーコンテスト」のチャンピオン・クルーです。ALL JAPAN CREW CONTEST(AJCC)は、日本全国で働く約21万人のクルーの中から、接客や調理のスキル日本一を決める伝統ある大会で、1977年から続くマクドナルド最大級の技能コンテストです。
このチャンピオンは、普段から店舗の最前線で働きながら、味・スピード・安全性を高いレベルで両立させてきた人たち。その「日本一」のクルーが先生として横に立ってくれることで、柚乃ちゃんの体験は単なる見学ではなく、本格的な「プロの現場研修」に近い時間になります。
1個50秒 チャンピオン直伝バーガーづくりの極意
体験のメインとなるのが、ハンバーガーづくりです。マクドナルドでは「できたてを素早く」を追求するため、1個50秒以内で作れるようメニューや作業手順が設計されています。今回柚乃ちゃんが挑戦するのは、本人も大好きなチーズバーガー。
流れはシンプルに見えて、実はとても緻密です。まずバンズをトースターに入れて加熱スタート。焼き上がるまでの数十秒で、包装紙を用意し、作業台の上を整えます。バンズが出てきたら、マスタードとケチャップをかけ、刻んだオニオンとピクルスを乗せ、チーズを素早く重ね、最後にパティを合わせて包み上げます。
ここで重要になるのが「センタードレス」という考え方です。ソースや具材をパンの中心部にきれいに集めて盛り付けることで、見た目が整うだけでなく、どこからかじっても味のバランスが崩れません。チャンピオンは、スピードだけでなく、このセンタードレスを正確に行えるかどうかで技量が問われると教えてくれます。
さらに、マスタードとケチャップのディスペンサーにも工夫があります。専用の容器はレバーを1回押すと規定量だけが「カチッ」と出る設計になっていて、誰が作っても同じ配分になるようになっています。作業台そのものも約50℃前後に温められており、バーガーが完成するまで冷めにくい工夫が徹底されています。
一連の流れを頭に叩き込んだ柚乃ちゃんは、念入りにシミュレーションをしてから本番に挑戦。結果は1分36秒と、50秒の壁は越えられませんでしたが、初挑戦で最後まで手順通りに仕上げられたことに先生も感心していました。自分で作ったチーズバーガーを頬張りながら、「自分で作ったからなお美味しい!」と笑顔を見せたラストシーンは、この体験の価値を象徴する場面になっています。
全国どこでも同じ味 ポテトと塩加減のヒミツ
特集後半で取り上げられたのは、マクドナルドの定番中の定番・マックフライポテトです。次に登場したのは、ポテト担当のチャンピオン・クルー。テーマは「全国どこで食べても同じ味になる秘密」です。
まずポテトは、専用フリーザーで一定の温度に保たれています。庫内の下にはカゴがセットされていて、レバーを押すと1回で規定量だけが落ちる仕組み。これにより、毎回同じ量を揚げ油に投入することができます。ポテトが揚がると、おなじみのあの音が厨房に響き、クルーに「揚げ上がり」を知らせます。
味の決め手となる塩にも、独自の工夫があります。チャンピオンの手に握られていたのは、「ソルトディスペンサー」と呼ばれる専用器具。これも1回振るだけで規定量の塩が出るように設計されており、誰が振っても同じ濃さになるよう管理されています。
ポテトMサイズの量は、計量カップに頼らなくても、チャンピオンは手の感覚だけでほぼぴったりすくい分けることができるそうです。トレーに乗せられたポテトの山は、測ってみると規定量とほとんど差がありません。機械の工夫と人間の熟練した感覚、その両方がかみ合ってこそ、「どこの店舗で食べても同じ味」のマックフライポテトが生まれていると、特集は伝えていました。
9歳目線でわかったマクドナルド人気の理由
一連のお仕事体験を終えたあと、スタジオでは「9歳目線で見たマクドナルドの人気の秘密」が話題になります。風間俊介は、「企業努力が好きなので、ほかのチェーン店にもどんどん潜入してほしい」とコメント。子どもの素直な目線だからこそ見えてくる「働く人のすごさ」がある、と評価していました。
柚乃ちゃんが見たのは、単に「速い」「おいしい」だけではなく、その裏で工夫を重ね続ける人たちの姿です。オールジャパンクルーコンテストで技を磨くクルー、研究施設で細部までシミュレーションを繰り返す開発チーム、現場で安全とスピードを両立させる店舗スタッフ。それらすべてが重なって、私たちが当たり前のように利用しているマクドナルドの一杯・一品が届けられています。
ZIP!特集は、身近なファストフード店を舞台にしながら、「働くって何だろう?」「サービスの裏側にはどんな努力があるのだろう?」と視聴者に問いかける内容になっていました。9歳の子どもディレクターが感じた驚きや尊敬を通して、マクドナルドという巨大チェーンの「人気の理由」が、ぐっと身近に、そして具体的に伝わる回だったと言えます。
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マクドナルドの裏側を紹介します

ここからは、番組内容をより深く楽しめるように、実際のマクドナルドで行われている仕組みを紹介します。お店を支える工夫や、子どもがお仕事体験で伸ばせる力、そして厨房で守られている安全ルールについて分かりやすくまとめます。
研修制度とレコグニションについて
マクドナルドでは、新しく入ったクルーが安心して働けるように、料理の準備や接客のやり方を順番に学ぶ研修があります。お店で使う道具の扱い方や、食材の並べ方、清掃のやり方まで、決められた流れにそって練習します。少しずつできることが増えていくと、クルーをサポートする役目を任されるようになることもあります。
そして、日常の中で仲間の良いところを見つけたらすぐに伝えるレコグニションの文化があります。短い言葉でも、お互いに認め合う習慣があることで、お店の雰囲気が明るくなり、仕事も進めやすくなります。こうした仕組みは、どんな仕事でも役に立つ考え方として広く使われています。
子どもがお仕事体験で得られる成長
マクドナルドでのお仕事体験では、子どもが大人と同じ場所に立つことで、自然と責任感が育ちます。自分が担当する作業があって、それを丁寧に進めることでお店がスムーズに動くことを体で感じます。温かいバンズをそろえたり、具材を順番に重ねたりと、小さな“段取り”を積み重ねる作業も多く、集中して取り組む力も伸びます。
また、普段は見ることができない厨房の動きやスタッフ同士の連携を見ることで、仕事が誰かの役に立つという感覚が育ちます。こうした経験は、学校では学びにくい大切な力として、子どもの自信にもつながります。
厨房で守られている安全ルール
マクドナルドの厨房には、食材を安全に扱うための細かいルールがあります。手を洗うタイミングや、道具の置き方、油を使う場所での体の動きなど、決められたとおりに作業することで事故を防ぎます。揚げ物の温度や肉の焼き時間も、どのお店でも同じようにできるように管理されています。
調理台はこまめにふき取り、床がぬれていないか常に注意します。食材の温度管理や、調理済みのものとそうでないものを分ける方法も決まっていて、誰が働いても同じ基準を保てるようになっています。こうした積み重ねが、毎日の安心とおいしさを守ることにつながっています。


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