水卜子ども相談室が帰ってくる!子どもたちのリアルな悩みに全力回答
このページでは『ZIP!(2026年2月5日放送)』内の企画水卜こども相談室の内容を分かりやすくまとめています。
朝の情報番組『ZIP!』は、日本テレビが平日朝に生放送している情報番組で、総合司会を務めるのは日本テレビアナウンサーの水卜麻美さん。曜日パーソナリティーとして俳優やアスリート、タレントが日替わりで出演し、その日のニュースや特集をにぎやかに伝えています。
その中の人気企画が水卜こども相談室です。子どもたちが学校や友だち、家族、将来のことなど“本気で悩んでいること”を打ち明け、それを水卜アナと一緒に考えるコーナー。大人から見ると小さく見える悩みでも、当の子どもにとっては「世界がひっくり返るくらい」大きな問題。そこに真正面から向き合うのが、この企画の一番の特徴です。
第7弾となる今回は、大縄跳びやバレンタインといった学校生活ど真ん中のテーマが取り上げられました。運動がからむ「できない」悩み、クラス全体を楽しませたい「イベント大臣」の悩み、そして好きな人にチョコを渡したいという「恋の悩み」。どれも「失敗したらどうしよう」「嫌われたらどうしよう」という不安とつながっています。水卜こども相談室は、その不安を“ダメ出し”ではなく“前に進むきっかけ”に変えていく企画として、確かな位置を築いています。
足立区立新田学園5年生「クラスを盛り上げる遊びを教えて!」イベント大臣の挑戦
今回の舞台のひとつは、東京・足立区にある足立区立新田学園。足立区初の小中一貫教育校として2010年に開校した公立校で、小学1年生から中学3年生までが一貫した教育を受けています。第一校舎・第二校舎・グラウンドがエリア内に配置され、地域と連携しながら学びと育ちを支える学校です。
その新田学園の5年生の教室で、最初の相談がスタートします。相談者は5年生の柚菜さん。クラスには“イベント大臣”という役割があり、柚菜さんは「クラスで楽しめる遊びを考える係」を任されていました。ところが、最近はレクリエーションでやる遊びがどうしても同じものばかりになってしまい、みんなを本気で笑顔にできているのか不安になっていたのです。
ここで水卜アナが取り出したヒントが、ZIP!がいつもオンエアしているチャレンジ企画や他の番組。たとえば、SixTONESが出演する日本テレビのバラエティ番組『Golden SixTONES』は、メンバーの素の表情が見られるクイズやゲーム企画が人気です。
番組の中では「ものが入るか入らないかを予想する」クイズがよく盛り上がることから、それを学校向けにアレンジしてみようという流れになります。
そこで生まれたのが、「ゴミ箱にヘルメットは入る?入らない?」というシンプルだけど燃える遊び。教室のゴミ箱と、実際にかぶるヘルメットを使い、みんなで「入る」「入らない」を予想してからチャレンジしてみます。結果はやってみないとわからない。だからこそ、成功しても失敗しても大笑いできる。
この遊びのポイントは、「特別な道具がほとんどいらない」「準備が簡単」「誰でも参加できる」という点です。クラス全員が同じワクワクを共有できるからこそ、イベント大臣としての柚菜さんの悩みにぴったりのアイデアになりました。地域の学力向上や主体的な学びに力を入れてきた新田学園の雰囲気とも重なり、「自分たちで考えた遊びで、みんなの時間をもっと楽しくしたい」という子どもたちの姿勢がよく伝わるシーンでした。
3年生・陽凛さん「大縄跳びに入るタイミングがわからない」不安とプレッシャーに向き合う
続いての相談者は、同じく新田学園の3年生・陽凛さん。テーマは大縄跳びです。クラスのみんなで長縄を回して連続で跳ぶとき、陽凛さんは友だちが回している側から縄の中に入るのがとても苦手。入るタイミングがつかめず、どうしても出遅れてしまうのが悩みでした。
最近の小学校では、学年ごとに大縄跳びの回数を競う行事があるところも多く、タイムや回数が記録され、クラス対抗戦になることもあります。そのため、「自分のせいで縄が止まってしまったらどうしよう」というプレッシャーを感じる子が少なくありません。体育が得意かどうかにかかわらず、「みんなと息を合わせなきゃいけない」プレッシャーは、大人が思う以上に重いのです。
番組では、まず今の跳び方を見せてもらいます。陽凛さんは、縄が目の前を通り過ぎてから一拍おいて入ろうとするため、どうしてもタイミングが遅れがち。その結果、縄にひっかかったり、怖くて前に出られなくなったりしてしまいます。
ここで水卜アナも実際に大縄跳びに挑戦。自分の体でリズムを感じながら、「縄が頭の上を通り過ぎる前に一歩入りはじめる」「みんなを信じて、一緒にリズムに乗る」という感覚を、一緒に確かめていきます。大事なのは、「自分ひとりでなんとかしなきゃ」と考えすぎないこと。回してくれている友だちも「一緒に成功させたい仲間」だということに気づくと、心の中の怖さが少しずつ薄れていきます。
一般的に大縄跳びの指導では、「縄が床についた瞬間に一歩前に進む」「回している人の手の動きを見る」「入る前に『今から入るよ!』と声を出す」といったコツがよく使われます。これらはすべて、「リズムを共有する」「自分の動きを予告する」ことで、不安を減らしていく工夫です。番組の陽凛さんの姿からも、少しずつ前に踏み出そうとする勇気が伝わってきました。
3年生・花さん「バレンタインチョコを渡したい」ドキドキ相談と“ありがとう作戦”
同じ3年生の花さんの悩みは、バレンタインならではのもの。「好きな男の子にチョコを渡したいけれど、恥ずかしくて勇気が出ない」という相談でした。
日本では、2月14日のバレンタインに女の子から男の子へチョコレートを渡す文化がすっかり定着しています。友チョコや家族チョコなど形はさまざまですが、「本命チョコ」を渡す瞬間は、大人になっても忘れられない思い出になることが多いものです。その分、うまく渡せるか、変に思われないか、不安もとても大きくなります。
花さんもまさにその状態。「チョコをあげたら、好きな子にどう思われるんだろう」「変じゃないかな」とドキドキが止まりません。そこで番組では、バレンタイン当日をシミュレーションしてみることにしました。
水卜アナが提案したヒントは、「好きだから、という気持ちだけでなく、『いつもありがとう』の気持ちで渡してみよう」というもの。ふだん仲よくしてくれているお礼として渡すなら、告白ほど重くなく、自分の気持ちも少し軽くなります。「ありがとう」が前面に出ることで、受け取る側も素直にうれしい気持ちになれるのです。
ここで木曜パーソナリティーの“福さん”こと俳優の鈴木福さんもコメント。鈴木福さんは子役時代から活躍してきた俳優で、現在は『ZIP!』木曜パーソナリティーとして番組に参加しています。
福さんは「これがきっかけで何か起こるかもしれないし、好きじゃなくてもチョコをもらえるだけで男はうれしいもの」と、男の子側の本音をやさしく代弁しました。
この言葉は、バレンタインを前に不安で固まってしまう多くの子どもたちへのメッセージでもあります。「完璧な告白じゃなくてもいい」「結果がどうなるかより、気持ちを伝えようとした自分を誇っていい」。花さんも「それなら私にもできそう」と表情をやわらげ、水卜アナと一緒にチョコを渡す練習をしていきます。
心理学的にも、「どう思われるか」という視点から、「自分はどうしたいか」「相手に何を伝えたいか」という視点に切り替えることで、緊張がやわらぎやすいと言われています。バレンタインをきっかけに、「ありがとう」を素直に言う練習をする――この企画は、そんな前向きな意味も持っていました。
水卜アナと“福さん”の言葉から見える、水卜こども相談室がくれる勇気
今回の水卜こども相談室第7弾では、5年生の「クラスを盛り上げたい」というイベント大臣の悩み、3年生の「大縄跳びに入れない」不安、そして「バレンタインチョコを渡したい」という恋の悩みが登場しました。どの相談にも共通していたのは、「失敗したらどうしよう」「みんなにどう思われるんだろう」という怖さです。
水卜アナは、その怖さを否定せず、まず受け止めます。そのうえで、「みんなで笑える遊びに変えてみよう」「仲間を信じて大縄跳びに入ってみよう」「バレンタインを“ありがとうの日”にしてみよう」と、具体的な一歩をいっしょに探していきます。ここには、“正しい答え”を押しつけるのではなく、“今の自分にもできる小さなチャレンジ”を見つける姿勢が、一貫して流れています。
そして“福さん”こと鈴木福さんの、「チョコをもらえるだけで男はうれしい」という一言も、子どもたちの心を軽くする大きな力になりました。俳優として多くの作品に出演しながらも、同世代に近い目線でコメントできる福さんの存在は、水卜こども相談室にとって大きな魅力になっています。
バレンタインと大縄跳びがつなぐ、“失敗がこわい”気持ちへのやさしい処方箋
バレンタインでチョコを渡すことも、クラス全員で跳ぶ大縄跳びも、どちらも学校生活の中で“イベント”として語られがちです。しかし、番組が映し出したのは、その裏側にある一人ひとりの揺れる気持ちでした。
クラスを盛り上げたいイベント大臣の柚菜さん。みんなの足を引っぱりたくない陽凛さん。そして、「好き」と言えないかわりにチョコに思いを込めようとする花さん。3人の物語は違うように見えて、実は同じ場所につながっています。それは、「誰かといい関係でいたい」「自分のことを嫌いになってほしくない」という、まっすぐな願いです。
水卜こども相談室は、その願いを茶化さず、大人目線で片づけず、朝の番組の中でしっかり取り上げました。「悩みはあっていい」「怖いと思う自分ごと、大事にしていい」。そして、「ありがとうと言ってみる」「みんなを信じて一歩踏み出す」といった、小さくても確かな行動が、未来を変える第一歩になるのだと教えてくれます。
バレンタインが近づくたびに胸がざわつく子、大縄跳びの列に並ぶと足がすくむ子。そんな子どもたちにとって、この回の水卜こども相談室は、「大丈夫、きっと一緒に考えてくれる大人がいる」と感じさせてくれる、心強い朝の時間になっていました。
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