記事内には広告が含まれます

【キャッチ!】春山記念病院の断らない救急を深掘り 救急外来密着で見えたDV搬送の現場|2026年2月10日

キャッチ!

緊迫の“断らない救急”を追う

突然の体調不良や思いもよらない事故のとき、私たちが頼るのが救急の現場です。
2026年2月10日放送のキャッチ!では、東京・新宿にある春山記念病院が掲げる 断らない救急 に密着し、医師や看護師が日夜向き合う緊迫の瞬間が描かれました。

このページでは『キャッチ!(2026年2月10日放送)』の内容を分かりやすくまとめています。

緊迫の“断らない救急”に密着したキャッチ!特集の全体像

番組は、休日のある一日に密着。
救急車のサイレンが途切れることなく病院前の道路に響き、ストレッチャーが次々と救急外来に運び込まれていきます。

外傷、突然の激しい腹痛、発熱、飲酒による転倒やケガ――。
一見すると「命に関わらなさそう」に見える症状でも、裏側に命に関わる病気が隠れていることがあるため、医師たちは一人ひとりの状態を素早く、しかし慎重に見極めていきます。

日本の救急は、重症度に応じて一次・二次・三次救急に分かれていますが、春山記念病院のような地域の急性期病院は、「救急車で運ばれてくる大半の患者をまず受け止める」重要な役割を担っています。こうした病院が踏んばっているからこそ、私たちの暮らしは支えられているのだと、番組全体を通して伝わってきました。

東京・新宿の春山記念病院とは?“患者を断らない救急”の舞台

カメラが入ったのは、東京・新宿区百人町にある 春山記念病院。JR大久保駅・新大久保駅からほど近い、繁華街エリアの一角に立つ病院です。

春山記念病院は、24時間・365日救急対応を掲げ、年間4000台以上の救急車を受け入れている救急病院です。病院の公式サイトでも「救急要請を断らない病院」を目指す方針が明記されており、消防や周辺の医療機関からも信頼を集めています。

さらに近年は救急科専門医を増員し、夜間や休日でも緊急手術に対応できる体制を整えてきました。大規模な大学病院とは違い、ベッド数は決して多くありませんが、それでも地域の救急搬送を「できるだけ断らない」よう、スタッフが知恵をしぼりながら現場をまわしています。

背景として、東京を含む大都市部では、救急出動件数が毎年のように増え続けています。
ある年には、都内の救急出動が93万件超と過去最多を更新したというデータもあり、救急医療のひっ迫は全国的な課題になっています。こうした中で、繁華街の近くで「断らない救急」を掲げる病院があること自体が、とても大きな意味を持っています。

救急車36台が押し寄せる休日の一日と、救急外来のリアル

番組が密着したのは、救急車が1日36台も到着した休日。平日よりも受診行動が集中し、救急外来は朝から夜まで緊張が途切れない一日でした。

救急車が到着すると、まずは看護師がバイタルサイン(血圧・脈・呼吸・意識レベルなど)を素早くチェックし、医師が状態を見極めます。

・今すぐ治療が必要な人
・少し待っても大丈夫な人
・入院が必要か、外来で帰宅できるか

限られたベッドとスタッフで、多様な患者を受け入れるためには、この「優先順位づけ(トリアージ)」が欠かせません。

しかし、「断らない」ことと「なんでも受け入れること」は少し違います。
対応できる範囲を超える重症例や、さらに高度な集中治療が必要な場合には、迅速に高次救急センターへ転院調整
を進めます。

番組でも、救急外来にいったん受け入れたうえで、「脳や心臓により専門的な治療が必要」と判断された患者を、大学病院などに転送する場面が紹介されていました。

その裏には、「まずはここで受け止める」「命の危険がないかを最低限確認してから送り出す」という、現場の覚悟と責任感があります。春山記念病院のような病院がクッションの役割を果たしてくれるからこそ、救急システム全体がギリギリのバランスで成り立っていることが、映像からも伝わってきました。

交際相手に暴力を受けた女性の搬送と、見えにくいDVの危険

特集の中でも印象的だったのが、交際相手から暴力を受け、未明に救急搬送された女性のケースです。

深夜から明け方にかけて、街が少し静かになった時間帯。
救急車のサイレンとともに、若い女性がストレッチャーで運び込まれます。

外傷のチェックだけでなく、医師は「どんな状況で暴力を受けたのか」「加害者は今どこにいるのか」といった背景も慎重に確認していきます。身体が回復しても、再び加害者のもとに戻れば、命の危険が続くこともあるからです。

日本では、配偶者やパートナーからの暴力(DV)の相談件数が年々増え続けており、警察や相談窓口に寄せられた相談は2024年には9万件を超えて過去最多という統計も出ています。

その一方で、「誰にも言えずに我慢している」ケースも多く、
・家族に知られたくない
・相手が仕事を失うのが怖い
・子どもに影響が出るのではないか

といった理由から、救急搬送されても「階段から落ちた」「転んだだけ」と説明してしまう人もいるとされています。

番組で救急医や看護師たちは、身体のケアと同じくらい、心の安全の確保にも気を配っている様子を見せていました。必要に応じて、警察・配偶者暴力相談支援センター・シェルターなどにつなぐことも、救急の大切な役割のひとつです。

こうした現場を知ることで、「自分や身近な人が同じ状況になったとき、どこに頼ればいいのか」をイメージできる視聴者も多かったのではないでしょうか。

「断らない救急」を支える医師・看護師たちの24時間

春山記念病院のように「断らない」ことを掲げる救急外来では、医師・看護師・検査技師・放射線技師・事務など、多くのスタッフがチームとして動いています。

番組では、

・わずかな表情の変化も見逃さず、患者の訴えに耳を傾ける医師
・忙しい中でも声かけを絶やさず、不安そうな顔にそっと寄り添う看護師
・救急車の到着に合わせてCTやレントゲンの準備を進める技師

といった姿が、次々と映し出されていました。

特に印象的なのは、「自分たちも疲れているはずなのに、患者の前ではそれを見せない」という姿勢です。
1人の搬送が落ち着くと、すぐに次の救急車が到着――。

そんな連続の中でも

「ここで断られたら、この人は行く場所がないかもしれない」

という思いが、「断らない」という選択につながっています。

一方で、救急現場の過酷さから、医療者のバーンアウト(燃え尽き)や離職も大きな課題になっています。番組は、その厳しい現実を直接的に言葉にはしないものの、スタッフの表情や、夜明け前の疲れ切った背中を通して、静かに伝えていたように感じました。

救急のひっ迫と私たちにできる“かからない工夫・早めの相談”

特集の締めくくりでは、視聴者に向けて「救急に頼ってはいけない」という意味ではなく、「本当に必要な人に救急を届けるために、私たちにできることは何か」を考えさせるメッセージが込められていました。

・夜間や休日でも、まずは「救急相談窓口」や「#7119」のような電話相談で受診先を相談する
・持病がある人は、かかりつけ医や地域の夜間・休日診療所の情報を日ごろから確認しておく
・お酒の飲み方や、持病の薬の管理など、「救急にかからないための生活の工夫」を意識する

といった、日常でできる備えも紹介され、単なる“すごい現場の映像”で終わらせない構成になっていました。

一方で、DVや急な体調悪化など、「自分ではどうしようもない」状況に追い込まれてしまうことも、誰にでも起こりえます。そんなときに頼れる場所として、春山記念病院のような「断らない救急」が全国に存在していることを知るだけでも、少し心が軽くなる人がいるはずです。

「キャッチ!」のこの特集は、救急医療の厳しさを伝えると同時に、
「困ったときは、一人で抱え込まずに頼っていい」
というメッセージを、静かに背中で見せてくれる内容だったといえるでしょう。

【ザ!世界仰天ニュース】激辛スナックで高校生が救急搬送!?自然界最強の毒素の正体も明らかに|2025年7月15日放送

春山記念病院が「断らない救急」を続けられる理由を紹介します

しげゆき
しげゆき

春山記念病院は、東京・新宿という人通りの多い地域で、救急車の受け入れをほとんど断らずに対応し続けています。この体制を支えているのは、医師や看護師の増員、そろった設備、そして地域との連携です。ここでは、その特徴をより具体的にお伝えします。

医師とスタッフを増やして支える体制

病院では救急科の専門医が増え、昼夜を問わず診られる医師がしっかり確保されています。看護師や技師も多く配置され、救急車が続けて到着しても対応が止まりません。24時間動き続けられる人員体制があることで、急に患者が増えても受け止められる環境になっています。

すぐに検査できる設備と診療科の広さ

救急外来にはCTやMRIが備わり、けがや病気の原因を短い時間で調べることができます。整形外科や脳神経外科、内科など多くの診療科が病院内にあり、検査から治療までを同じ場所で進められます。検査と治療が早く進むことが、受け入れを断らない姿勢を支えています。

消防や周辺医療との連携

地域の消防とも連絡が密に取られ、搬送時の情報共有が早く行われます。必要に応じて高次の医療機関へつなぐ判断も素早く行われ、地域全体で患者を支える動きが作られています。病院だけで抱え込まず、地域で助け合う仕組みが動いているからこそ、断らない救急が続けられています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました