プロが教える!意外と知らない食材の冷凍保存ワザまとめ|2025年7月10日放送
2025年7月10日放送のZIP!「街録ZIP!リアルレビュー」では、ニチレイフーズの社員が実践している食材の意外な冷凍テクニックが特集されました。普段よく使う食材を上手に冷凍することで、保存期間がのびるだけでなく、時短や味の変化も楽しめるという内容でした。今回は、もやしや玉ねぎ、大根、こんにゃく、スイカなど、家庭にある食材の冷凍ワザをわかりやすく紹介します。
もやしは買ってすぐ冷凍!風味もアップ
もやしはそのまま置いておくとすぐに傷んでしまいますが、買ってすぐに冷凍することで約2週間保存可能になります。水洗いして臭みを取り、水気をしっかり切ったら、空気を抜いて平らにして冷凍します。凍るとくっつきますが、必要な分だけポキッと折って使えるので便利です。冷凍することで味がしみこみやすくなり、炒め物やナムル、サラダにぴったりです。
玉ねぎは甘くなる!調理もスピードアップ
玉ねぎを冷凍すると、火の通りが良くなり調理の時短にもなります。カットして保存袋に入れて冷凍するだけでOK。炒めるときも加熱時間が短くてすみ、甘みが増して味わいもアップします。おすすめは、耐熱容器に凍った玉ねぎとコンソメを入れてチンするだけのオニオンスープ。約1ヶ月保存可能で、みそ汁やカレーの具にもすぐ使えます。
大根はすりおろして製氷皿で小分けに
大根はカットよりも、おろして冷凍すると便利です。おろした後にザルで水気を軽く切り、製氷皿に入れて凍らせてから保存袋へ移します。使うときは自然解凍かレンジで解凍できて手間いらず。冷ややっこや焼き魚の付け合わせ、うどんやそばのトッピングにもおすすめ。保存期間は約3週間ほどです。
こんにゃくは冷凍で“肉のような食感”に変化
こんにゃくは冷凍することで弾力のある不思議な食感に変化します。約5ミリ幅にカットして、袋に空気を含ませた状態で冷凍。解凍は水の中で行うとやわらかさが残ります。水分を絞ってからしょうが焼き風に炒めたり、唐揚げ風にするとまるでお肉のような食べ応え。保存期間は約1ヶ月で、節約メニューにもぴったりです。
スイカは冷凍で夏のひんやりシャーベットに
暑い日に嬉しいのが、スイカの冷凍。一口サイズにカットしてラップに包み、保存袋に入れて冷凍します。食べるときは常温で10分おいてからがおすすめ。シャリシャリとしたシャーベットのような食感になり、猛暑日にぴったりの自然派スイーツになります。子どものおやつにも最適で、保存は約1ヶ月です。
冷凍保存ワザまとめ表
食材 | 冷凍方法とポイント | 保存期間 | 活用アイデア |
---|---|---|---|
もやし | 洗って水気を切り平らに冷凍/臭みが取れて味しみも良くなる | 約2週間 | サラダ、炒め物、ナムル |
玉ねぎ | カットして冷凍/火の通りが早く甘みアップ、調理時短 | 約1ヶ月 | オニオンスープ、みそ汁、炒め物 |
大根 | おろして水気を切り製氷皿に入れて冷凍/小分けで使いやすい | 約3週間 | 焼き魚、冷ややっこ、うどん、そば |
こんにゃく | 5ミリ幅で空気を含ませて冷凍/解凍は水で/食感が変わって肉風になる | 約1ヶ月 | しょうが焼き、唐揚げ、炒め物 |
スイカ | 一口大にしてラップ、保存袋で冷凍/常温10分で食べごろのシャーベット風に | 約1ヶ月 | おやつ、デザート、夏の冷たいおつまみ |
ZIP!では、この冷凍術を見た福くんが「すぐラップに包みたい」と話し、水卜アナは「もやしは使いきれないから助かる」と反応していました。冷凍保存は、時短・節約・食品ロスの減少につながる便利な知恵です。どれも今日からすぐに始められる簡単な方法ばかりなので、ぜひ家庭でも活用してみてください。
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