36年連続利用率日本一!国民宿舎「鵜の岬」にズームイン
2025年7月18日放送の「ヒルナンデス!」では、全国に44か所ある中で、36年間も宿泊利用率1位を守り続けている「国民宿舎 鵜の岬」に注目。夏の旅行シーズンが始まる今、旅費を抑えつつ充実した宿泊体験ができると話題になっています。今回の放送では、羽鳥慎一さんと西尾由佳理さんの“ズームイン!!SUPER”コンビが、人気の秘密を深掘りしました。
国民宿舎ってどんなところ?
国民宿舎は、地方自治体や市町村などが運営している公共の宿泊施設です。昔から「安くて安心して泊まれる宿」として知られており、もともとは誰もが手軽に自然の中で休養できるようにと始まりました。全国の国民宿舎は、山や海、湖など自然豊かな場所に建てられていることが多く、四季の風景やご当地の食材を楽しめるのが大きな特徴です。
豊かな自然の中にあるロケーション
国民宿舎の多くは、国立公園や県立自然公園の中や、そのすぐ近くにあります。たとえば、山口県の「海峡ビューしものせき」では、関門海峡の雄大な景色を望みながら、新鮮なフグ料理を堪能できると人気です。また、長野県の「黄金の湯 松代荘」では、源泉かけ流しの温泉が自慢で、山々に囲まれた静かな環境で心身ともに癒されます。
お財布にもやさしい料金設定
宿泊料金も手ごろで、1泊2食付きで1万2000円台からという施設が多く、観光地のホテルと比べてぐっと安いのが魅力です。料金には夕食と朝食が含まれていて、地元の食材を使ったメニューが楽しめます。子ども連れの家族やシニア世代の旅行先として選ばれることが多く、修学旅行や研修などにも利用されています。
昔ながらの雰囲気を残しつつ、設備も充実
昔の国民宿舎は「素朴で簡素」というイメージもありましたが、最近はリニューアルされた施設も増えており、清潔で快適な設備や、バリアフリー対応の部屋、Wi-Fi環境などが整っているところも多くなっています。和室に加えて洋室や大浴場、レストランなどを備えた宿もあり、自然の中でのんびり過ごしたい人にはぴったりの場所です。
このように、国民宿舎は「自然・安心・お得」がそろった、今こそ見直されている旅行スタイルのひとつです。特に夏休みや連休の旅費を抑えたい時期には、注目の選択肢となっています。
鵜の岬はなぜそんなに人気なのか?
茨城県日立市にある国民宿舎「鵜の岬」は、全国の国民宿舎の中でも36年連続で宿泊利用率1位を誇るほどの人気を集めています。その理由のひとつは、東京から車で約2時間というアクセスの良さ。都心から無理なく日帰りや1泊旅行ができる距離にありながら、自然に囲まれた絶好のロケーションが魅力です。
オーシャンビューの贅沢な客室
施設は8階建てで、全58室のうちほとんどが太平洋を望むオーシャンビューとなっており、海の絶景を部屋からいつでも楽しめます。最もリーズナブルな部屋でも10畳の和室に4畳の板の間がついていて広々。料金は1泊2食付きで1万4890円からと、同じエリアのホテルに比べて約半額で宿泊できることから、コストパフォーマンスが非常に高い施設といえます。
絶景を楽しむ展望風呂と設備
建物の最上階8階には、ガラス張りの展望風呂が設置されており、太平洋の水平線から昇る朝日を浴びながら入浴できるのも大きな特徴です。お風呂の隣には開放感ある休憩スペースもあり、朝日を眺めながらゆったりと過ごせるようになっています。また、サウナも併設されていて、リフレッシュに最適な環境が整っています。
さらに館内は清潔で、一部の部屋にはUSBコンセントなどの現代的な設備も導入済み。小さな子ども連れや年配の方にも安心して過ごしてもらえるよう、広い室内やバリアフリー対応の配慮もされています。これらの理由が重なり、平日でも満室が続くほどの高い支持を集めているのです。
客室も充実の設備
鵜の岬の客室は、ゆったりと過ごせる広さと快適さを兼ね備えているのが魅力です。最も手ごろな価格の部屋でも、10畳の和室に加えて4畳の板の間がついており、家族やグループで過ごすにも十分な広さがあります。さらに、浴衣やタオル、歯ブラシなどの基本アメニティもそろっていて、手ぶらでも安心して宿泊できます。
リニューアルによる快適な滞在環境
13年前にリニューアルされており、内装は清潔感がありながら落ち着いた雰囲気です。一部の部屋には、USBコンセントが設置されているため、スマートフォンやカメラなどの充電にも便利です。観光から帰ってきた後も、ゆったりとした空間でのんびりくつろげる設計になっています。
ファミリーにうれしい特別室
さらに、鵜の岬には最大8名まで宿泊できる広々とした特別室も用意されています。この部屋には、10畳の和室に加えてリビングスペースとベッドルームがついており、三世代での旅行や友人同士のグループ旅行にも最適です。特別室には浴室も完備されており、小さなお子さん連れでも気兼ねなく入浴ができる環境が整っています。テラスも広く、眼下に広がる海の景色をのんびり楽しめるのも大きなポイントです。
このように、価格以上の満足感を提供する鵜の岬の客室は、利用者の幅広いニーズにしっかり応えてくれる内容となっています。特別室であっても、1泊2食付きで18410円からというお得な価格設定で、他のホテルと比べてもコストパフォーマンスが抜群です。
絶景だけじゃない!魅力たっぷりの施設
鵜の岬の魅力は客室や景色だけにとどまりません。敷地内やその周辺には、訪れた人が思い思いに過ごせる施設がたくさん揃っていて、宿泊しなくても楽しめる場所としても人気です。
自然豊かな遊歩道と日帰り温泉
宿の敷地内には、自然を感じながら歩ける遊歩道が整備されており、チェックイン前後の時間を使って自由に散策することができます。緑に囲まれた小道を歩きながら、鳥のさえずりや海の風を感じるだけでも癒されます。
また、敷地内には**「鵜来来の湯 十王」という日帰り温泉施設があり、宿泊者以外でも天然温泉を楽しむことができます**。湯船からは太平洋の水平線が広がり、時間帯によっては朝日や夕焼けも望めます。大浴場に浸かりながら景色を堪能できる贅沢なひとときが過ごせます。
歩いてすぐの海水浴場で夏を満喫
施設から徒歩1分の場所には、伊師浜海水浴場があります。この海岸は、白い砂浜と松林が調和した景観が美しいことから、「白砂青松百選」にも選ばれている名所です。夏になると多くの家族連れでにぎわい、宿からすぐに行ける便利さも手伝って、泳ぎ終わったあとすぐに部屋に戻って休めるのもポイントです。
全国唯一の「海鵜捕獲場」も見学可能
伊師浜海岸には、日本で唯一となる「海鵜の捕獲場」もあります。ここで捕獲された海鵜は、岐阜県の長良川など全国の鵜飼地に送り出されており、全国の鵜飼に使われる海鵜はすべてこの地で確保されているのです。
捕獲が行われない夏と冬の時期には、一般の見学も可能となっていて、実際に海鵜の姿を間近で見ることができます。自然と文化の両方を感じられる場所として、訪れる人にとっては貴重な体験のひとつになります。
このように鵜の岬では、宿泊だけでなく、自然・温泉・海・文化といったさまざまな楽しみ方がそろっており、一度訪れるとまた行きたくなる魅力にあふれています。
食事は選べる4プラン、地元グルメも
鵜の岬の夕食は、好みに合わせて選べる4つのプランが用意されており、内容も価格もとても魅力的です。一番リーズナブルなプランでも、1泊2食付きで14890円からと手頃な価格で、地元の食材を活かしたメニューが楽しめるのが大きな魅力です。
目光の唐揚げや常陸牛のしゃぶしゃぶが人気
番組内では、西尾由佳理さんが「目光の唐揚げ」を試食し、骨まで食べられるほどやわらかく、脂っこくないさっぱりした味わいが紹介されていました。この目光は、茨城県沖でとれる地魚で、地元ならではの一品です。
一方、羽鳥慎一さんが選んだのは、2420円をプラスした人気の追加メニュー「常陸牛のしゃぶしゃぶ」。こちらは、茨城が誇るブランド牛「常陸牛」を使った贅沢な料理で、口の中でとろけるようなやわらかさと甘みが魅力です。特別な日の夕食にもぴったりな一品です。
デザートにも地元のこだわり
スタジオでは、鵜の岬と老舗菓子店「常陸風月堂」が共同開発したオリジナル羊羹「カフェ・ド・オランジェット」も紹介されました。この羊羹には、オレンジピューレが練り込まれており、さわやかな香りとコクのある甘さが特長です。コーヒーとの相性が良く、和菓子の枠を超えた新しい味わいとして注目を集めています。
このように鵜の岬の食事は、地元の素材を丁寧に活かしながら、選ぶ楽しさと味わう満足感の両方を提供してくれます。旅の思い出に残る夕食として、どのプランも満足度の高い内容になっています。
アクセスと予約について
鵜の岬は、東京都心からのアクセスが良いことでも人気を集めています。東京駅からは日立市方面へ向かう高速バスが毎日運行しており、電車や車を使わずに楽に移動できるのが大きなポイントです。バスに乗れば、およそ2時間程度で到着するため、気軽に行けるリゾートとして週末旅行にも最適です。
予約は早めがおすすめ
鵜の岬の宿泊予約は、利用日の3か月前から可能となっています。全国の国民宿舎の中でも人気が高いため、平日でもほとんどが満室になるほどの盛況ぶりです。特に夏休みや連休シーズンは競争率が高く、希望の日時での宿泊を希望するなら早めの予約が必要です。
なお、最新の空き状況や予約の可否は、鵜の岬の公式サイトや日立市観光物産協会のホームページなどで確認することができます。電話予約だけでなく、インターネット経由での申し込みも対応しており、便利に計画を立てることができます。
鵜の岬は、価格の安さだけでなく、快適な設備や絶景、豊かな自然、地元グルメといった魅力を一度に楽しめる宿です。これからの夏の旅行や記念日のお祝いなどにもぴったりの行き先として、多くの人に選ばれています。
【関連リンク】
・日立市観光物産協会公式サイト:https://www.kankou-hitachi.jp/
・国民宿舎 鵜の岬 公式ページ:https://www.unomisaki.com/
・鵜来来の湯 十王:https://www.gururich.com/unomisaki-onsen
※情報は放送当日時点の内容です。最新の料金や予約状況は公式サイトでご確認ください。
鵜の岬と近隣施設を楽しむモデルコース
鵜の岬は宿泊そのものだけでなく、チェックイン前から周辺で楽しめるスポットが充実しています。自然、温泉、文化体験をバランスよく取り入れた1日のモデルコースをご紹介します。
朝は伊師浜海岸で絶景さんぽ
宿のすぐそばにある伊師浜海岸は、白砂青松百選にも選ばれた美しい浜辺です。朝のうちに訪れれば、人も少なく静かで、波音と潮の香りに包まれながら心地よい時間が過ごせます。海岸沿いには松林も広がっており、木陰を歩きながらの散策も人気です。海辺の空気を吸い込むことで、自然とリラックスした気分になります。
海鵜捕獲場を訪ねて文化体験
伊師浜海岸のすぐ近くには、日本で唯一の「海鵜の捕獲場」があります。ここでは、全国の鵜飼いに使われるすべての海鵜がこの地から送り出されているという歴史ある場所です。夏と冬以外の時期は一般にも公開されており、飼育中の海鵜を観察することができます。この見学は、ただの観光ではなく、古くから続く文化に触れる貴重な機会となります。
温泉施設「鵜来来の湯 十王」でリフレッシュ
午前中の散策や見学を楽しんだ後は、宿の敷地内にある日帰り温泉「鵜来来の湯 十王」へ。露天風呂からは太平洋が一望でき、海風を感じながらゆったりとお湯につかることができます。大浴場やサウナも完備されており、チェックイン前に一度体をほぐしておくのにぴったりな施設です。休憩スペースもあり、風呂上がりにくつろげます。
地元の味がそろう物産センターにも立ち寄り
温泉施設の近くには、地元産品を扱う「十王物産センター鵜喜鵜喜(うきうき)」があります。ここでは、日立産の新鮮な野菜や果物のほか、地元の特産品やお菓子などのお土産も豊富にそろっています。中でも人気なのが、ポポーという珍しい果物を使ったアイスやジュースで、訪れた人に喜ばれています。
チェックインして絶景と食事を満喫
たっぷり周辺を楽しんだら、午後には鵜の岬にチェックイン。海の見える部屋でひと息つき、夕方には展望風呂で夕日を眺めながらの入浴タイム。夜には選べる夕食で、常陸牛や地元の海の幸を使った料理をゆっくり味わいます。
このように、鵜の岬では宿泊前から楽しめるコースが充実しており、1日まるごと満喫できるのが大きな魅力です。自然と歴史、温泉と食がそろうこの場所は、旅慣れた人にもおすすめの滞在先となっています。
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