【ぶらり途中下車の旅】京王線グルメSP!ピラミッド豚角煮・チョコとんかつ・廃材スケボー靴ベラに出会う街歩き(2025年9月6日)

ぶらり途中下車の旅

京王線沿線をぶらり旅!

2025年9月6日放送の「ぶらり途中下車の旅」は、俳優の太川陽介さんが京王線沿線をぶらりと歩き、地域ならではのグルメや職人の工房、人々との出会いを楽しむ旅でした。今回の見どころは、高尾山ふもと公園の自然から始まり、チョコレート入りとんかつやスケートボードから作る靴べら、そして圧巻のピラミッド型の豚の角煮・宝塔肉まで幅広く紹介された点です。この記事では、放送内容を一つひとつ丁寧に振り返り、検索ユーザーが知りたい「スポットの詳細」「料理の特徴」「職人のこだわり」をわかりやすくまとめます。

高尾山ふもと公園から旅がスタート

旅の始まりは、高尾山口駅前に昨年完成した高尾山ふもと公園。登山の玄関口にあるこの公園は、家族連れや登山客の休憩場所として人気です。園内には小さな浅瀬があり、サワガニやタニシ、メダカが生息。都会の近くで川遊びや生き物観察が楽しめるスポットになっています。伐採した欅の木をベンチに再利用するなど、環境に配慮した工夫も印象的。靴を洗える水場もあり、山登り帰りの人にはありがたい設備です。太川さんもサワガニを捕まえる場面に挑戦し、子どものように楽しむ姿が見られました。

長沼駅で「金の豚 おか田」の個性派とんかつ

続いて訪れたのは長沼駅。太川さんが立ち寄ったのは、創業33年の老舗とんかつ店「金の豚 おか田」です。名物は、なんとチョコレートを挟んだヒレカツ。市販の板チョコを肉に仕込み、普通のとんかつと同じように揚げる独特の調理法です。口にするとチョコの甘みと肉汁が意外にも調和し、太川さんも「おかずとしては不思議だが、確かに美味しい」とコメントしていました。さらに紅しょうがを使ったロースカツも登場。合盛り定食として一度に楽しめるのも魅力です。店主の細渕さんは2代目で、元々は店の常連客。先代から店を譲り受けた背景には「自分の店を持ちたい」という夢があり、今も先代のレシピを大切に守り続けています。

多磨霊園駅で出会った動物彫刻の世界

次に降りたのは多磨霊園駅。ここでは、動物をモチーフにした彫刻家馬塲稔郎さんのアトリエを訪ねました。馬塲さんは明星大学芸術学科で学び、22年間木彫に取り組んでいます。作品はシカ、キツネ、ミーアキャット、フンコロガシなど、ユニークな動物たち。切手に描かれた鹿を立体で再現するなど、遊び心ある表現が特徴です。すべて手彫りで仕上げ、軽量化のために中を空洞にする技術も駆使。単なる置物ではなく、見る人を引き込む存在感を放つ作品ばかりでした。自然の動物と人の感性を結びつける馬塲さんのスタイルは、長年の積み重ねで築かれたものです。

千歳烏山で発見!靴べら工房「TAMILAB」

続いて太川さんが向かったのは千歳烏山。ここには、ユニークなアーティストたちが集まる「factories.tokyo」という複合スペースがあります。その地下にあるのが靴べら工房「TAMILAB」。代表の田宮さんは、靴べらを探しても理想のものが見つからず、趣味だったスケートボードを素材に利用することを思いつきました。廃棄されるスケートボードの板は、カラフルな模様が層になっており、靴べらとして加工すると一点ものの美しい模様が浮かび上がります。さらに合板のしなりと強度が耐久性に優れ、実用性も抜群です。月に約100本を製作し、人気のため注文待ちも発生しているそうです。セレクトショップやネット通販でも購入できるため、気になる人はチェックしてみるとよいでしょう。

千歳烏山の街角グルメ「たこぜん」

駅周辺を歩いていると、太川さんはたこ焼き店「たこぜん」を発見。おすすめされたソース味とネギマヨ味の8個入りを購入しました。5年前にオープンしたお店で、2階には中華料理店が入居。焼きたてアツアツのたこ焼きを頬張りながら、地域の温かい雰囲気を感じていました。小さな店舗ながら地元に愛される人気店です。

中華料理店「nope」で出会った創作料理

さらに足を運んだのは、中華料理店**「nope」**。店名は英語のスラングから取り、良い意味で「やばい!」を表すとのこと。店主の高木さんは、ペニンシュラ東京で8年間広東料理を修行した実力派で、中華料理にスパイスとワインを融合させた独自のスタイルを追求しています。前菜として提供されたのは、鰯を魚醤でマリネし、クレープ生地に包んで食べる一品。香ばしい鰯にパクチーやハーブを添え、爽やかな味わいで太川さんも感心していました。

圧巻の豚の角煮「宝塔肉」

そして登場したのが、この日の目玉料理、豚の角煮「宝塔肉」。名前の通り、ピラミッドのように積み上げられた姿はまさに宝塔のよう。皮付き豚バラ肉を香味野菜やスパイスとともに5時間煮込み、冷蔵庫でしっかり冷やして固めることで仕上げます。薄くスライスした肉を四角く巻き上げ、蒸して形を整えるという手間のかかる工程が特徴。祝いの席で食べられることも多い特別な料理です。外側から一枚ずつはがして食べるスタイルで、太川さんも「食べる楽しさもある」と笑顔を見せました。中華の技術と創造力が詰まった逸品といえます。

見逃し配信情報

今回の放送はTVerでお気に入り登録すると視聴可能。さらに、huluでは過去の放送も配信されています。見逃した方やもう一度楽しみたい方は、ぜひ利用してみてください。

まとめ

今回の旅は、自然の中でのサワガニ探しから始まり、チョコレートとんかつ動物の木彫スケートボード靴べらといった驚きの出会いが続きました。そして最後には、見た目も味も圧巻の宝塔肉で締めくくられました。京王線沿線には、まだまだ知られていない魅力が数多く潜んでいることを感じさせる内容でした。次の休日に訪れれば、新しい発見や美味しい出会いがきっと待っています。

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