【ぶらり途中下車の旅】羽鳥慎一が日比谷線で発見!きな粉×ホワイトチョコかき氷と急須のお茶割り(2025年8月30日放送)

ぶらり途中下車の旅

羽鳥慎一が歩いた東京メトロ日比谷線

2025年8月30日放送の「ぶらり途中下車の旅」では、旅人の羽鳥慎一さんが東京メトロ日比谷線に乗って、港区・六本木から築地、茅場町、そして入谷までを歩きました。今回の旅は、人工ひまわり畑のイベントから、防災を考えるデザイン展、アートと八百屋が融合したユニークなお店、世界の食材と和素材を掛け合わせたかき氷、大人の香り漂うパン屋とカフェ、そして職人が手がけるガラス作品やお茶割りの世界まで、見どころがたくさんありました。本記事では、放送内容をすべて盛り込みつつ、さらに詳しく紹介していきます。旅行気分を味わいたい方、東京散策の参考にしたい方におすすめの内容です。

東京ミッドタウンの「HIMAWARI MID GARDEN」と防災を考える展覧会

旅のスタートは東京ミッドタウン。夏限定の人気イベント「HIMAWARI MID GARDEN」では、見渡す限りのひまわり畑が登場。実は人工で作られた花ですが、触ってみないと気づかないほど精巧で、多くの人が写真撮影を楽しんでいました。羽鳥さんも来場者と一緒に記念撮影をして、人工と自然が融合したユニークな空間を満喫していました。イベントは8月31日までの開催で、まさに夏休み最後のフォトスポットになっていました。
続いて訪れたのは、同じ六本木エリアにある21_21 DESIGN SIGHT。ここでは「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」が開催中でした。展示では、防災を考えるための斬新なアイデアが紹介されており、例えば災害時でも外へ逃げられる特別なスリッパや、窓ガラスが割れてもある程度大丈夫な素材などが並んでいました。羽鳥さんは、地図アプリ「ヤマップ流域地図」に興味を持ち、日本テレビの近くである新橋駅前も浸水する可能性があると知って驚いていました。身近な街も災害に直面する可能性があることを実感できる展示は、多くの来場者の意識を変えるきっかけになっていました。

築地で出会ったアートな八百屋「かじわら青果」

日比谷線に乗って最初の途中下車は築地駅。築地といえば市場や食の街というイメージですが、羽鳥さんは住宅街を歩き、古い建物や新聞社の写真に目を留めながら散策しました。そんな中で見つけたのが「かじわら青果」というお店。見た目は八百屋ですが、中に入ると画廊のような雰囲気が漂っていました。
店主の梶原携扶さんは、店に山積みになるダンボールをそのままキャンバスにして、クレヨンで絵を描いて飾っていると説明。鮮やかな色合いの絵が壁一面に広がり、まるで美術館に迷い込んだかのようでした。八百屋として野菜や果物を販売しつつ、芸術表現の場としても機能している、築地らしい独創的な空間でした。

銀座風香の「きな粉とホワイトチョコレートのかき氷」

築地で羽鳥さんが立ち寄ったもう一つのお店は、かき氷専門店の「銀座風香」。おすすめされたのは、きな粉とホワイトチョコレートのかき氷。羽鳥さんはさらに、追いシロップとして用意されていたラム酒(TEEDA Rum)を注文しました。最初は優しい甘さのかき氷が、ラム酒をかけることで一気に大人のデザートへ変化し、そのギャップに羽鳥さんは「急に大人になった」と驚いていました。
オーナーの大橋楓也さん
は、世界を旅して出会った高級食材と日本ならではの食材を組み合わせることで、新しい味わいのかき氷を次々と開発しています。紅茶とのペアリングも楽しめるよう工夫されており、ただ甘いだけではない深い味わいが魅力です。まさに「進化系かき氷」と呼ぶにふさわしい一品でした。

茅場町「BANK」でパンと香りの世界を体験

次の途中下車は茅場町駅。金融街として知られる兜町の一角で見つけたのが「BANK」という複合施設です。中にはパン屋「Bakery bank」があり、買ったパンをフリースペースで食べられるほか、平日なら地下カフェ「Coffeebar & Shop coin」でドリンクと一緒に楽しむこともできます。羽鳥さんはレモンスコーンポテサラバゲットを選び、バゲットの中のしば漬けがアクセントになって塩味と相性抜群だと感想を述べていました。
さらに羽鳥さんは「flowers fête」というショップを訪問。ここには昔の金庫室をリノベーションした展示スペースがあり、スタッフの細川萌さんが、花や香りをテーマにしたアイテム「petal」を紹介してくれました。パンとコーヒーの香ばしさ、そして花の香りとが同居する空間は、茅場町ならではの新しい体験を提供していました。

入谷の「yagiasako glassworks」と「徳岡勘兵衛茶舗」

最後に羽鳥さんが降り立ったのは入谷駅。ここで出会ったのは、ガラス工房「yagiasako glassworks」。作家の八木麻子さんは武蔵野美術大学でガラス工芸を学び、現在は日常で使える器やアクセサリーを中心に制作しています。展示されていた器は、光が反射しすぎないように表面をマット加工しており、日々の暮らしに溶け込むデザインが特徴です。アート作品としてではなく「使える美」を追求している点が印象的でした。現在は国立にある器の店で個展も開催中とのことです。
さらに羽鳥さんは「徳岡勘兵衛茶舗」へ。ここでは急須のお茶割りや、茶葉を贅沢に使った煎茶ジントニックを味わいました。合わせて注文した干し貝柱とガリの卯の花は、お酒との相性が抜群。羽鳥さんは「お茶の甘みと焼酎の風味が一緒にくる」とコメントしていました。店主の徳岡大介さんは静岡県川根本町で自らお茶を栽培しており、焙じ茶ホッピーや玄米茶割り、煎茶ソーダなどバラエティ豊かなメニューを展開しています。お茶の新しい楽しみ方を提案するこのお店は、入谷の隠れた名店といえます。

まとめ

今回の「ぶらり途中下車の旅」では、羽鳥慎一さんが東京の街で多彩な人と出会い、ユニークな体験を重ねました。人工ひまわり畑で夏を感じ、防災展で暮らしを見直し、アートな八百屋で驚き、大人のかき氷で新しい甘さを楽しみ、パンと花の複合空間で五感を刺激し、ガラス作家の器お茶割り文化で日常に彩りを加える旅となりました。東京の中でも日比谷線沿線には、まだまだ知られていない魅力が詰まっています。次の週末、ふらりと同じルートを歩けば、羽鳥さんのように新しい発見があるかもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました