緑の麺と秋の香りをたどる旅へ!なぎら健壱が歩く房総ぶらり道
休日、少し足を伸ばして“電車でのんびり旅”をしてみたいと思ったことはありませんか?人混みを避け、風を感じながら地元の味を探す。そんな旅の楽しみを再発見できる番組が『ぶらり途中下車の旅』です。2025年11月8日放送回では、なぎら健壱さんが秋風吹く内房線に乗り、房総の海と里の恵みをめぐります。この記事では、番組で登場予定の「緑色のラーメン」「餃子おにぎり」「塩水に漬けた粉ふき落花生」など、話題のグルメと注目スポットの魅力をまとめました。放送後に実際の店舗名やコメントを追記予定です。
【ぶらり途中下車の旅】空の庭で癒される「ルフトバウム高輪」と“ブリしかない料理店”の石焼きしゃぶ、思い出を残すMOLEK押し花ブーケ|2025年11月1日
緑色のラーメンと餃子おにぎりの正体
今回の旅の話題をさらうのは、なんと緑色のラーメン。ラーメンといえば小麦色の麺が当たり前ですが、房総・富津市では“海の香り”を閉じ込めた緑の麺が人気を集めています。このラーメンを提供しているのが、地元で評判のいいのラーメン(内房線・青堀駅付近)。
麺には富津産の海苔を練り込み、食べる前から磯の香りがふわりと広がります。スープはアサリのだしをベースに、やさしい塩味とコクのある旨味。見た目はインパクト大ですが、味わいは実に繊細。地元の人いわく「まるで海そのものを食べているよう」と評されるほどです。
さらに驚くのが、サイドメニューの「餃子おにぎり」。パリッと揚げた餃子を太巻きおにぎりのように包んだ一品で、外はカリッ、中はジューシー。おにぎりとは思えないボリューム感があり、旅の途中の腹ごしらえにぴったり。
お店は青堀駅から徒歩25分ほどと少し離れていますが、車で訪れる価値あり。海辺のドライブがてら立ち寄れば、旅気分がさらに高まります。地域密着型のこのお店は、地元食材へのこだわりも強く、メニューには「のり焼きそば」「かじめ海苔ラーメン」など、富津ならではの味が並びます。番組でも旅の締めくくりとして紹介される予定で、まさに“ご当地グルメの最終駅”といえるでしょう。
塩水に漬けた粉ふき落花生のやさしい味
秋の房総といえば、忘れてはならないのが落花生。番組では「塩水に漬けた粉ふき落花生」という、地元ならではの珍しい製法の逸品が登場します。
房総では古くから落花生の生産が盛んで、特に千葉半立(チバハンダチ)という品種が最高級とされています。普通の煎り落花生とは違い、塩水に浸けて寝かせることで豆の甘みがじっくりと引き出され、塩のミネラルが旨味を包み込みます。その後乾燥させると、表面に白く粉を吹いたような見た目になるため「粉ふき」と呼ばれています。
この伝統製法を守り続けているのが、千葉県内でも有名な石井進商店。創業から半世紀以上、房総の土と気候を知り尽くした職人が、昔ながらの方法で丁寧に仕上げています。ひと口食べると、しっとりとした口当たりとほんのり塩気の効いた自然な甘みが広がり、やみつきになる味。
なぎらさんが旅の途中で立ち寄るのは、そんな地元の加工場や直売所。作り手の手仕事を感じるこの味は、房総の“秋の贈り物”そのものです。
体験型の楽しみ!ドローンサッカーと人生の本棚
旅の途中でなぎらさんが出会うのは、最先端のスポーツ「ドローンサッカー」。その名の通り、ドローンを操作してゴールを狙う新しい競技で、韓国発祥ながら日本でも人気が急上昇中。
直径40センチほどのドローンが球体フレームに入っており、空中でぶつかり合いながら点を競う迫力満点のスポーツです。国内では日本ドローンサッカー連盟(JDSF)が普及を進め、全国大会や世界大会も開催予定。千葉県内でも体験施設が増えており、番組ではなぎらさんが初挑戦する姿が見どころです。慣れない操作に戸惑いながらも、的確な操縦を成功させた瞬間の笑顔が印象的。見ているだけでもワクワクする“未来型スポーツ”です。
さらに旅のもう一つの寄り道は、「人生の思い出の本を寄贈する図書室」。自分の人生を支えた一冊を、誰かのために残すという心温まる活動が行われています。寄贈された本には、その人のエピソードやメッセージが添えられ、訪れる人が偶然手に取った本から新しい出会いを感じる。小さな図書室の中に、人と人との優しいつながりが詰まっています。
内房線の秋を感じるミカン狩りとハンドメイドの出会い
秋の房総は、果物狩りのベストシーズン。今回の旅では「時間無制限のミカン狩り」が紹介されます。南房総は温暖な気候でミカンの栽培が盛ん。樹の上でしっかり熟したミカンは、酸味と甘みのバランスが絶妙です。もぎたての果汁が手に香り、心まで明るくなるような味わい。制限時間がないため、家族連れでもゆっくり楽しめるのが魅力です。
さらに旅では、地元のクラフト作家との出会いも描かれます。時計つきで笛にもなるアクセサリー、パワーストーン入りのUSBケースなど、個性的なハンドメイド作品がずらり。ひとつひとつに作り手の物語があり、旅人の心を惹きつけます。なぎらさんも、思わず「手作りっていいね」とつぶやくほど。どの作品にも“使う人の生活を明るくしたい”という想いが込められています。
房総館山の新しいワイン文化にも注目
旅の終盤、なぎらさんが立ち寄るのは館山エリア。ここで今注目されているのが、“海と太陽のワイン”とも呼ばれる房総産ワインです。
館山では、温暖な気候と海風を生かしてブドウの栽培が進み、小規模ながら個性豊かなワイナリーが増えています。地元産ブドウを丁寧に仕込み、魚介料理や地元野菜に合う味わいを追求。香り高く、ほんのり潮のミネラルを感じるワインは、まさに“房総の風土”をそのままボトルに詰めたような逸品です。
なぎらさんが訪れるワイナリーでは、オーナーが「この土地の味を残したい」と語りながらグラスを差し出す場面も。夕暮れの館山湾を背景に、一口飲めば秋の旅が締めくくられるような余韻が広がります。
まとめ
この記事のポイントは以下の3つです。
・房総の海と大地を味わう、いいのラーメンの緑色麺と餃子おにぎりが話題の中心。
・塩水漬け落花生や時間無制限のミカン狩りなど、房総ならではの秋の味覚と体験が盛りだくさん。
・ドローンサッカーや人生の本棚など、人と文化を結ぶ“寄り道の温かさ”が心に残る旅。
秋の内房線には、ゆっくりと時が流れる心地よさと、まだ知られていない発見が詰まっています。放送後には、なぎら健壱さんが実際に出会った人や店、体験したリアルな感想を追記予定です。次の週末、あなたも“途中下車”してみませんか?


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