宮城で感じる心の旅路 Snow Man渡辺翔太＆ラウールが絶景と美食に出会う
旅先でしか出会えない瞬間があります。きらめく海、香ばしい食の匂い、そして人とのつながり。そんな“旅の魔法”を体いっぱいに感じながら進むのが、『旅するSnow Man〜日本縦断の旅〜』。今回の舞台は、東北の宝・宮城県。
Snow Manの渡辺翔太とラウール、そして旅の案内役タビィが向かったのは、俳聖・松尾芭蕉も感嘆した絶景の地・松島と、伊達政宗ゆかりの国宝寺院・大崎八幡宮。さらに三陸の新鮮な寿司や仙台名物・牛タンしゃぶしゃぶも登場します。海・歴史・グルメが三拍子そろった今回の旅は、二人にとっても心を解き放つ時間になったようです。（※放送後には、実際の会話やエピソードを追記予定です）
絶景に包まれる！遊覧船で巡る『日本三景・松島湾』
最初に訪れたのは、宮城県を代表する景勝地・松島。湾内には約260もの島が点在し、それぞれが松に覆われています。その独特の風景は「松島や ああ松島や 松島や」と詠まれた松尾芭蕉の一句でも知られ、まさに“詩のような絶景”です。
Snow Manの二人が乗り込んだのは、観光客に人気の「松島島巡り観光船」。JR松島海岸駅から徒歩5分ほどの港から出航します。コースは約50分。船は静かに湾内を進み、途中で現れる「仁王島」「鐘島」「桂島」など、形も名前もユニークな島々を間近に望みます。仁王島はまるで仁王像のようにそびえ立ち、鐘島には自然にできた四つの穴があり、波の音が鐘のように響くことから名づけられたといわれます。
船上のデッキに立てば、潮風とともに変化する光が水面にきらめき、島々のシルエットが次々と浮かび上がります。季節や時間帯によって色合いが変わるのも魅力。朝は静けさと透明感が際立ち、昼は空と海の青さが一体化。夕暮れには黄金色の光が海面を染め、幻想的な景色を作り出します。
松島湾の島々は、太古の火山活動と波の侵食によって生まれた自然の造形美。海と森が調和したこの風景は、訪れる人の心をやさしく包みます。二人が見せる笑顔や驚きの表情も、その美しさを物語るよう。風に髪をなびかせながら眺める景色に、思わず「ここが日本か」と息をのむはずです。
遊覧船は季節限定の特別便もあり、冬には「牡蠣鍋クルーズ」や「サンセット便」なども運航。松島の牡蠣はぷりっとした食感と濃厚な旨みで全国的にも有名。海の上で味わう鍋料理は格別です。
歴史と美の調和を感じる 伊達政宗が再建した『大崎八幡宮』
松島をあとに、二人が向かったのは杜の都・仙台。市街地からほど近い丘にたたずむのが、仙台藩初代藩主・伊達政宗が再建した国宝『大崎八幡宮』です。1607年に完成した社殿は、桃山文化の粋を集めた豪華絢爛な建築。極彩色の彫刻や金箔を贅沢に使い、細部まで緻密な装飾が施されています。
本殿と拝殿が屋根でつながる「権現造」という建築様式で、屋根は伝統的な柿葺（こけらぶき）。黒漆の柱に金の装飾が映え、まさに“伊達の美学”を体現しています。この配色は、政宗の甲冑にも見られる「黒と金」の組み合わせ。戦国武将でありながら文化人としても知られた政宗の美意識が、神社全体に息づいています。
大崎八幡宮は1952年に国宝に指定され、東北地方で現存する最古の権現造建築として高く評価されています。境内は清らかな空気に包まれ、参道を進むたびに杉の香りが深まります。特に秋には紅葉が彩りを添え、朱色の鳥居と金色の社殿が陽光に照らされる光景は息をのむほど。
地元では“厄除け八幡さま”として親しまれ、毎年1月には勇壮な「松焚祭（どんと祭）」が行われます。参道を松明が照らし、寒空の下でも熱気があふれる仙台の冬の風物詩。ラウールと渡辺翔太も、その歴史と力強さに心を打たれたに違いありません。
味覚の宝庫・宮城を食べ尽くす！三陸寿司と牛タンしゃぶしゃぶ
旅のもうひとつの醍醐味は、やはり食。ふたりが訪れた寿司店では、三陸の海で獲れたばかりの新鮮な魚がずらりと並びます。松島や気仙沼で水揚げされたマグロやヒラメ、ホタテなどを職人が目の前で握る。艶やかなネタを口に運ぶと、渡辺翔太は思わず笑顔。ラウールも「これは贅沢すぎる…」と感嘆する様子が浮かびます。
三陸の魚介は、黒潮と親潮が交わる豊かな海流によって育まれたもの。脂がのり、旨みが濃く、口の中でとろけるような食感が特徴です。地元の醤油で軽く味を引き立てれば、素材そのものの風味が一層引き立ちます。
そして旅の締めくくりは、仙台名物・牛タンしゃぶしゃぶ。通常は焼きで食べる牛タンを、しゃぶしゃぶにするという新しいスタイル。薄切りにした牛タンを、昆布出汁にサッとくぐらせると、脂の甘みがふんわり広がります。ポン酢や胡麻だれに絡めれば、軽やかで上品な味わいに。
仙台市内には、牛タン専門店が数多くありますが、しゃぶしゃぶを提供するのはごくわずか。肉の旨みを最大限に引き出すこの調理法に、二人も「また来たい」と感じたことでしょう。食を通して、その土地の文化や人のぬくもりに触れるのも旅の醍醐味です。
旅がくれた気づき 北海道への想いを胸に
宮城の旅の終盤、二人は最終目的地・北海道編への期待を語ります。長い旅の中で出会った人々や景色、そしてお互いへの信頼。それらが積み重なって、絆をより深めていく。
今回の宮城旅では、自然と歴史、食のすべてが一体となり、“日本の美しさ”を再確認できる時間となりました。ラウールが見つめた松島の海、渡辺翔太が歩いた八幡宮の石段。そのひとつひとつの場面が、旅の記憶として心に刻まれていきます。
まとめ
この記事のポイントは次の3つです。
・俳聖・松尾芭蕉も感嘆した『松島湾』を遊覧船で満喫
・伊達政宗が再建した国宝『大崎八幡宮』で歴史と美を感じる
・三陸の寿司と仙台牛タンしゃぶしゃぶで宮城の食文化を堪能
宮城は、海・山・歴史・食、すべてが融合した“感性を刺激する旅先”。Snow Manのふたりが見た景色を通じて、あなたも心の旅に出かけてみてください。
（※放送後には、実際のトーク内容や感想、立ち寄り店舗の詳細を追記予定です）
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