秋のかぼちゃをまるごと楽しむ!『DayDay(デイデイ)』亜希のざっくりキッチン特集
秋になると、スーパーの棚にずらりと並ぶかぼちゃ。甘みがあって栄養満点なのに、「硬くて切りづらい」「使い切れない」と感じた経験、ありませんか?そんな悩みを一気に解消してくれたのが、日本テレビの朝の情報番組『DayDay(デイデイ)』の人気コーナー「亜希のざっくりキッチン」。2025年10月30日(木)の放送では、料理家の亜希さんが『かぼちゃまるごと使い切りレシピ』をテーマに、4つの絶品料理を披露しました。どれも家庭の冷蔵庫にある材料で作れるうえ、見た目も味も華やか。さらに、ろこさんによる“タイパ最強”の「プラ容器でつくる生姜焼き弁当」も登場。忙しい主婦や一人暮らしの人にも役立つ内容満載です。この記事では、全5品のレシピを詳しく紹介します。
かぼちゃの簡単!肉詰め
亜希さんが最初に紹介したのは、まるごとのかぼちゃを豪快に使った「かぼちゃの簡単!肉詰め」。まるでレストランのような見た目ですが、実は電子レンジとトースターで簡単に作れます。合い挽き肉のうま味と野菜の甘みが溶け合い、トロトロのチーズが仕上げを飾る“ごちそう感”あふれる一皿です。
【材料(4人分)】
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| かぼちゃ | 器用約800g+具材用約250g |
| 玉ねぎ | 1個 |
| しめじ | 80g |
| マッシュルーム | 6個 |
| 合い挽き肉 | 200g |
| サラダ油 | 大さじ3 |
| 塩・こしょう | 各適量 |
| シュレッドチーズ | 80g |
| 中濃ソース | 大さじ5 |
| ケチャップ | 大さじ5 |
| 無塩バター | 20g |
| みりん | 大さじ3 |
【作り方】
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かぼちゃをまるごと耐熱皿にのせ、ラップをかけて電子レンジ(600W)で8分加熱。途中で上下を返すと均一に火が通ります。
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柔らかくなったら上下半分に切り、わたと種を取り除く。下半分は器として使い、上半分は別の料理に。
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具材用のかぼちゃ(約250g)をざく切りにして電子レンジで5分加熱し、マッシュする。
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フライパンにサラダ油を熱し、みじん切りにした玉ねぎを炒め、しんなりしたら合い挽き肉ときのこ類を加える。
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塩・こしょうで味を整え、火を止めてマッシュしたかぼちゃと混ぜ合わせる。
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かぼちゃの器に詰めてトースターで10分焼き、シュレッドチーズをのせてさらに5分。
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別のフライパンで中濃ソース・ケチャップ・バター・みりんを熱し、とろみが出たら上からかけて完成。
【ポイント】
器ごとテーブルに出せばインパクト抜群。中身をくり抜いた上半分は、スープやスイーツにリメイクできます。冷めてもおいしいので、おもてなしにもぴったり。
食べる和風かぼちゃスープ
2品目は「食べる和風かぼちゃスープ」。豆乳のまろやかさに白だしのやさしい風味が加わり、まさに“飲むおかず”という表現がぴったり。ズッキーニやトマトが加わることで彩りも美しく、体がポカポカ温まる一品です。
【材料(4人分)】
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| かぼちゃ(加熱したもの) | 約250g |
| ズッキーニ | 1本 |
| トマト | 1/2個 |
| ツナ(オイル) | 1缶 |
| コーン | 大さじ4 |
| オリーブオイル | 大さじ2 |
| 無調整豆乳 | 400ml |
| 水 | 300ml |
| 白だし | 大さじ3 |
| みそ | 大さじ1強 |
【作り方】
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ズッキーニは2cm幅のいちょう切り、かぼちゃとトマトは乱切りにする。
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鍋にオリーブオイルを入れて温め、ズッキーニ・トマト・ツナ・コーンを加える。軽く炒めてフタをし、蒸し焼きにしてうま味を引き出す。
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水と豆乳を加えてひと煮立ちさせたら、白だし・みそ・かぼちゃを加える。
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かぼちゃがとろけるまで煮込み、味を整える。
【ポイント】
豆乳は沸騰させすぎると分離するため、弱火でやさしく煮るのがコツ。ツナ缶のオイルをそのまま使うことで、コクがアップします。
豚かぼスタミナ炒め
3品目は、ご飯が止まらなくなる「豚かぼスタミナ炒め」。豆板醤のピリ辛と白みそのコクが絶妙で、疲れた日にぴったりのスタミナおかずです。
【材料(4人分)】
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| かぼちゃ(加熱したもの) | 約250g |
| にんにくの芽 | 80g |
| 豚こま肉 | 150g |
| 片栗粉 | 適量 |
| ごま油 | 大さじ3 |
| 酒 | 大さじ3 |
| 豆板醤 | 小さじ1 |
| 白みそ | 大さじ1 |
| しょうゆ | 大さじ1 |
【作り方】
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かぼちゃを1cm幅に切り、にんにくの芽を4cm長さに切る。
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ポリ袋にかぼちゃ・豚肉・片栗粉を入れて振り、全体に粉をまぶす。
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フライパンにごま油(大さじ2)を熱し、豚肉をカリッと炒める。
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ごま油(大さじ1)を足してかぼちゃを加え、軽く焦げ目がつくまで炒める。
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にんにくの芽を加え、酒・豆板醤・白みそ・しょうゆを入れて炒め合わせる。
【ポイント】
豆板醤の辛味は加熱時間で調整可能。お弁当にも向いており、冷めてもおいしい万能おかずです。
手間なしかぼちゃのカップケーキ
おかずの次はデザートタイム。ホットケーキミックスで作る「手間なしかぼちゃのカップケーキ」は、混ぜてチンするだけで完成するお手軽スイーツ。黒豆のほっくりした甘さがアクセントになります。
【材料(コーヒーカップ4個分)】
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| かぼちゃ(加熱したもの) | 約150g |
| ホットケーキミックス | 150g |
| 黒豆 | 30g |
| 砂糖 | 20g |
| 卵 | 1個 |
| 牛乳 | 110ml |
| サラダ油 | 20g |
【作り方】
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かぼちゃの皮をのぞき、水(大さじ1)を加えて電子レンジで3分加熱。やわらかくなったらマッシュして冷ます。
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砂糖・卵・牛乳・サラダ油を加えてよく混ぜる。
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ホットケーキミックス・黒豆を入れてさっくり混ぜる。
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カップに半分ほど流し入れ、ラップをせず電子レンジ(600W)で2分半加熱。
【ポイント】
温かいままでも、冷やしてもしっとり美味。お子さんのおやつや、ハロウィーンスイーツにもぴったり。
丸の内ランチのリアルと“タッパー弁当”ブームの理由
番組の冒頭では、東京・丸の内でお昼時の会社員を調査。最近では約4割の人が“お弁当派”になっているというデータが紹介されました。調査を行ったのはウェルネスダイニングで、健康意識の高まりとともに弁当需要が急増しているそうです。
一方、ホットペッパーグルメ外食総研の調べによると、外食と手作り弁当の差額はなんと818円。月に換算すると約1万6000円の節約になります。
節約だけでなく、「気取らず作れる」「軽くて持ち運びやすい」といった理由から、プラスチックの保存容器をお弁当箱代わりに使う“プラ容器弁当”が人気急上昇。SNSでは「#タッパー弁当」「#節約ランチ」「#おうちごはん記録」といったタグで多くの投稿が見られ、カジュアルで等身大な弁当ライフが広がっています。
お弁当作りをラクにする人気アイテムが続々登場
番組では、弁当作りを助けてくれる便利グッズも紹介されました。
まず注目されたのが、谷口金属工業の「ストリール2 すべすべスリム玉子焼 9×18cm」。焦げつきにくく、スリムな形がタッパー弁当にぴったりだと話題です。
さらに、マーナの「極 冷凍ごはん容器 2個入り」は、炊きたてのご飯を冷凍してもふっくら食感をキープできる優れもの。
一方、「お弁当箱がかさばる…」という悩みには、Felio(フェリオ)の「たためるシリコン保存&ランチBOX」が便利。使わない時は折りたためて収納でき、通勤バッグにもすっきり収まります。
そして、揚げ物の手間を省きたい人には、昭和産業の「レンジでチンするから揚げ粉」がおすすめ。油を使わず電子レンジで調理できるので、朝の準備が格段に楽になります。
雑貨店でも保存容器の売れ行きが好調で、サンリオ×ジップロックのコラボ容器のような、見た目がかわいいアイテムも登場しています。
管理栄養士おすぎさんが教える「冷凍弁当のコツ」
弁当を冷凍する際のコツを教えてくれたのは、管理栄養士のおすぎさん。卵焼きは「片栗粉・砂糖・マヨネーズを少し混ぜる」ことでパサつかずふんわり仕上がるといいます。魚のおかずには「片栗粉を薄くはたく」ことで水分を保てるとのこと。
また、冷凍弁当に向かない食材も紹介されました。じゃがいも・こんにゃく・大根は冷凍すると食感が変わりやすいため注意が必要です。
プラ容器でつくる生姜焼き弁当(冷凍可)
最後に登場したのは、SNSでも人気の料理家ろこさんによる「プラ容器でつくる生姜焼き弁当」。作り置きできて冷凍保存OK、朝の準備がぐっとラクになると話題です。
【材料(作りやすい量)】
| おかず | 材料・分量 |
|---|---|
| 生姜焼き | 豚肉・玉ねぎ・しょうゆ・酒・みりん・おろし生姜 |
| しめじのめんつゆバター | しめじ・めんつゆ・バター |
| パプリカチーズ | パプリカ・シュレッドチーズ |
【作り方】
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プラ容器に薄切り玉ねぎを敷き、上に豚肉をのせて調味料をかける。そのまま蓋をして冷凍。
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シリコンカップにしめじ・めんつゆ・バターを入れて冷凍。
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別のカップにパプリカとチーズを入れ冷凍。
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食べるときは電子レンジ600Wで約5分加熱。
【ポイント】
冷凍中に味がしみ込むため、解凍後はまるで作りたて。洗い物も少なく、タイパ重視の人にうれしいレシピです。
まとめ
この記事のポイントは以下の3つです。
・“タッパー弁当”は節約・時短・気軽さを兼ね備えた新しいお弁当文化
・管理栄養士や料理家が提案する、失敗しない冷凍&保存テクが満載
・『亜希のざっくりキッチン』では秋のかぼちゃを丸ごと使い切る実用レシピが登場
プラ容器弁当は、コストを抑えながらも日々の食生活を豊かにしてくれる知恵の結晶。明日のランチ、あなたも“タッパー弁当”を試してみませんか?


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