静岡・焼津で早採りピュアホワイトのヤングコーンを堪能!甘さと香ばしさの絶品レシピ大集合
2025年6月21日放送の「満天☆青空レストラン」(日本テレビ系)では、静岡県焼津市からヤングコーンをテーマにした30分が放送されました。出演は宮川大輔さんに加え、お笑いコンビ「紅しょうが」の稲田美紀さんと熊元プロレスさん。今回の食材は、フレッシュな状態でしか味わえない、純白のとうもろこし「ピュアホワイト」のヤングコーンでした。とうもろこしの早採りであるヤングコーンは、収穫できる期間がわずかで、しかも鮮度が落ちるのが早いため、一般には缶詰が主流。そんな貴重なフレッシュヤングコーンを、現地で味わう貴重な体験が紹介されました。
ヤングコーンの基本情報と希少性
とうもろこしは一般的に、茎1本に2つ以上の実をつけます。そのうちの1つを大きく育てるため、残りの小さな実は間引きとして収穫されます。これがヤングコーンです。特に今回の「ピュアホワイト」は育てるのが難しく、黄色いとうもろこしの花粉が混ざると粒の色が変わってしまうため、ほかの品種との距離も注意して育てなければなりません。
とうもろこしの花粉は半径300mも飛ぶため、育成環境を整えるのに多くの手間がかかります。さらに、ヤングコーンは1本のとうもろこしからほんのわずかしか収穫できないため、市場価値は低いけれども、実はとても貴重な作物なのです。
また、日本にとうもろこしが伝わったのは安土桃山時代とされており、織田信長がその美しいヒゲを観賞用として愛でていたという歴史も紹介されました。
番組で紹介されたヤングコーン料理
ヤングコーンは柔らかく、ヒゲまで食べられるほどの新鮮さが魅力です。今回の放送では、焼く・揚げる・巻く・スイーツ・パスタと、多彩なアレンジ料理が披露されました。
ヤングコーンのバター醤油焼き
材料(作りやすい分量)
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ヤングコーン
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バター
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醤油
作り方
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ヤングコーンは皮を少し残してむく
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アルミホイルでヒゲごと包む
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炭火で5分ほど焼き、途中で裏返す
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焼き上がったら皮をむき、醤油とバターをのせて仕上げる
炭火の香ばしさと、バターと醤油の香りが合わさった香ばしい一品です。
ヤングコーンの天ぷら
材料(8本分)
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ヤングコーン 8本
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天ぷら粉 50g
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水 100cc程度
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揚げ油 適量
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塩 適量
作り方
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ヤングコーンはヒゲを残して皮をむく
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天ぷら粉を水で溶く(少しゆるめに)
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ヤングコーンを衣にくぐらせ、180℃の油で揚げる
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塩をふっていただく
ヒゲまでサクサクに揚がり、ヤングコーンの甘さを引き立てる料理です。
ヤングコーンの肉巻き
材料(4人分)
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ヤングコーン 8本
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豚バラ肉(長めの薄切り)8枚
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ポン酢 大さじ2
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豆板醤 2g
作り方
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ヤングコーンの皮をむき、豚バラ肉を巻く
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フライパンに並べ、巻き終わりを下にして中火で蒸し焼き
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時々転がしながら火を通す
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余分な油をふき取り、混ぜたポン酢と豆板醤を加えて絡める
ピリッとしたタレと豚肉のうまみがヤングコーンの甘さを引き立てるボリュームメニューです。
ヤングコーンのレアチーズケーキ
材料(18cmホール1台分)
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ヤングコーン 300g
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飾り用ヤングコーン 2本程度
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クリームチーズ 200g
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砂糖 30g
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牛乳 100cc
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生クリーム 100cc
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レモン汁 小さじ2
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粉ゼラチン 10g
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水 大さじ2
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ビスケット 80g
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バター 40g
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ミント(飾り)適宜
作り方
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ビスケットを砕いて溶かしバターと混ぜ、型の底に敷いて冷やす
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ヤングコーンは全て茹でて、2本だけ飾り用に残す
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ゼラチンを水でふやかす
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ミキサーで茹でたヤングコーン・牛乳・砂糖を撹拌
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クリームチーズ・生クリーム・レモン汁を加えてさらに撹拌
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ゼラチンを湯煎で溶かし、ミキサーの内容物に加えて混ぜる
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型に流し込み、3時間以上冷蔵庫で冷やし固める
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飾り用のヤングコーンとミントをのせて完成
とうもろこしの香りとクリームのやさしい口当たりが融合した新感覚スイーツです。
ヤングコーンのカルボナーラ(本日の乾杯メニュー)
材料(4人分)
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ソース用ヤングコーン 300g
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飾り用ヤングコーン 8本
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牛乳 200cc
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生クリーム 200cc
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粉チーズ 80g
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塩 小さじ1程度
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ブロックベーコン 100g
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スパゲッティ 320g
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卵黄 4個
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オリーブオイル 少々
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ブラックペッパー 適量
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パスタ用塩 適量
作り方
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飾り用ヤングコーンは縦半分、ベーコンは拍子木切りにする
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ヤングコーンを下茹でして取り出す
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茹でたヤングコーン・牛乳・塩をミキサーで撹拌
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生クリームと粉チーズを加えてソースにする
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飾り用ヤングコーンをオリーブオイルで焼き取り出す
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同じフライパンでベーコンを炒める
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パスタを茹でて水気を切る
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パスタと炒めた具材を合わせ、火を止めてソースを加えて混ぜる
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卵黄と焼きヤングコーン、ブラックペッパーを添えて完成
とうもろこしの甘さとベーコンの塩味が絶妙で、まろやかな味わいがクセになる一品です。
新鮮なヤングコーンを食べられる貴重な時期
ヤングコーンは収穫後すぐに食べるからこそ甘さもヒゲの香りも最高の状態で味わえます。静岡県焼津市の農家が育てるピュアホワイトは特に評価が高く、見た目も美しくて食感もやわらかいのが特徴です。
今回の放送では、フレッシュなヤングコーンが持つ本来の魅力を最大限に引き出したレシピがたっぷり紹介されていました。家庭でもまねできる内容ばかりなので、ぜひ旬のヤングコーンを見かけたら試してみてください。どの料理も、とうもろこしの新しい楽しみ方を教えてくれる内容でした。
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