夫婦と旬食材の新しい料理旅がスタート!
料理番組を見ていて「プロの技や旬の食材の食べ方をもっと身近に感じたい」と思ったことはありませんか?でもいざ挑戦しようとすると、レシピが難しそうで尻込みしてしまう…そんな経験がある方も多いはずです。私自身も、季節の食材を前に「どう調理すれば一番おいしく食べられるのか」と悩んだことがありました。だからこそ、旬を知り尽くした生産者の声を直接聞き、そのまま家庭料理に生かせる番組は心強い存在です。今回の『ミキティダイニング』は、まさにそんな期待に応えてくれる内容。この記事では、放送前に明らかになっている情報を整理しつつ、番組の見どころを紹介します。
ミキティ&庄司夫妻が農園へ!秋ナスの魅力を学ぶ
新番組のMCを務めるのは、夫婦そろって登場する藤本美貴と庄司智春。仲の良さで知られる二人が全国の農家や漁港を訪れ、旬の食材を自ら収穫します。初回ロケでは農園に足を運び、今が食べ頃の秋ナスについて学びます。生産者ならではの保存方法や調理の工夫は、家庭でもすぐに取り入れられる実用的な知恵になりそうです。秋ナスは皮がやわらかく、油との相性が抜群。煮ても焼いてもおいしい万能野菜ですが、生産者が教える「意外な食べ方」も紹介される予定です。
千葉・木更津で収穫した秋ナスを使った絶品レシピ
千葉県木更津市にある森本農園で収穫された新鮮な秋ナスを使い、大人気中華レストラン「飄香(ピャオシャン)」のオーナーシェフが家庭で再現できる裏技を披露しました。紹介された料理は「オリジナル麻婆茄子」と「レンジで簡単茄子の煮浸し」。どちらもすぐに試せて、晩ご飯の食卓を彩る一皿です。
オリジナル麻婆茄子のレシピ
【材料】(約4人分)
・茄子 3本
・豚バラ薄切り肉 200g
・長ネギ 1/2本
・にんにく 1~2片
・しょうが 1片
・サラダ油 適量
・塩・こしょう 各少々
・ガラスープの素 小さじ1/2
・黒酢 お好みで適量
・青ネギ(小口切り) 1~2本分
〈合わせ調味料〉
・味噌 大さじ1
・豆板醤 小さじ1
・酒 大さじ2
・醤油 大さじ1/2~1
・みりん 大さじ1
・ガラスープの素 小さじ1
・甜麺醤 大さじ1
【作り方】
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茄子はヘタを落とし、縦に6~8等分のくし切りにする。豚バラ肉は粗く刻み、長ネギ・にんにくはみじん切り、生姜はすりおろす。
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鍋に2〜3cmほどの高さまでサラダ油を入れ、約180℃に熱する。茄子を1分間素揚げし、油を切る。
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フライパンにサラダ油(大さじ2程度)を入れ、にんにくと生姜を炒める。香りが立ったら豚肉を加え、塩・こしょう・ガラスープの素を加え火を通す。
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合わせ調味料を加えて煮立たせ、長ネギと揚げた茄子を入れて全体を絡める。
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器に盛り、黒酢を回しかけ、青ネギを散らす。
【料理長の裏技】
・挽肉ではなく豚バラ肉を刻んで使うと食感が良く、満足感が増す。
・茄子は油との相性が抜群。180℃の油で1分間素揚げすると旨味が凝縮される。切ったらすぐ揚げることが美味しさの秘訣。
・豚肉を炒めた後に豆板醤を3分ほど中火で炒めて油を出すと香りとコクが増す。
・仕上げに黒酢をひと回しすることで味が引き締まり、より本格的に。黒酢がない場合は穀物酢でも代用可能。
レンジで簡単 茄子の煮浸しのレシピ
【材料】(約4人分)
・茄子 3本
・サラダ油 大さじ1
・大根 1/6本
・みょうが 1本
・醤油 大さじ1
・みりん 大さじ1
・和風だしの素 小さじ1/2
・白だし 大さじ1/2
【作り方】
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茄子はヘタを落として乱切りにする。大根はすりおろし、みょうがはみじん切りにする。
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茄子を軽く水にくぐらせ耐熱ボウルに入れる。サラダ油を回しかけ、ラップをして600Wの電子レンジで5〜6分加熱する。
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醤油・みりん・和風だしの素・白だし・みょうがの半量を加えて全体を和える。再びラップをし、600Wで2〜3分加熱。そのまま置いて味をなじませる。
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器に盛り付け、残りのみょうがを散らし、大根おろしをのせて仕上げに煮汁をかける。
【料理長の裏技】
・茄子は乱切りにすることで調味料を吸いやすくなり、ジュワッとした食感を楽しめる。
・電子レンジ調理は加熱時間を見ながら調整するのがコツ。皮が硬い場合は細かく切り込みを入れるとやわらかく仕上がる。
新鮮な秋ナスの魅力を最大限に引き出す2品は、どちらも家庭で簡単に再現できる一皿です。
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