行列覚悟の絶品グルメを食べ歩き
まず紹介されたのは、中華街の老舗「公生和」。創業から99年を数えるこのお店は、中華街で初めてフカヒレまんを販売した元祖として知られています。外の皮はふっくら、中の餡はとろけるように旨味が広がる一品で、開店前から行列ができる人気メニューです。来年100周年を迎える老舗として、ますます注目を集めています。
その後、話題のスイーツとして登場したのが「台湾ドーナツ oh!!」。見た目もかわいく、SNSでもバズっている台湾ドーナツが自慢のお店です。メニューには、プレーン・いちご・チョコレート・抹茶・ミルクなど種類が豊富で、いずれも表面はカリッと、中はモチモチの食感。マラサダに近い材料で作られており、食べ歩きにもぴったりなスイーツです。
さらに「華正樓 新館」では肉まんをテイクアウト。このお店の会長はプロ野球界のレジェンド、王貞治さんとも親交があり、かつては横浜スタジアムの試合に肉まんを差し入れていたというエピソードも紹介されました。ここでも老舗ならではの深い味わいが楽しめました。
行列のできるお絵かき手相占いに挑戦
横浜中華街は“占いの聖地”とも呼ばれており、週末には多くの人が占いを体験しに訪れます。今回3人が訪れたのは、人気の「宝占館」。ここでは「お絵かき手相占い」が体験できます。手のひらに描かれた線をもとに、過去・現在・未来の運勢を読み解いてもらうスタイルで、見た目も華やかで、SNS映えする内容です。
手相では、左手が過去、右手が未来を表しているとされており、出演者それぞれの手相が丁寧に読み解かれました。中には、生命線が二重になっている、感情線と知能線が一体となった「ますかけ線」を持つなど、個性的な手相も登場。特にますかけ線は、歴史上の偉人である織田信長や徳川家康にもあったとされる線で、将来の飛躍が期待されると紹介されていました。
癒しの動物カフェ「HARRY」で小動物たちとふれあい
次に3人が訪れたのは、横浜中華街にある動物カフェ「HARRY」。ここでは、ハリネズミ、フェネック、ミーアキャットなど、珍しい小動物たちと直接ふれあえるとあって、SNSでも話題のスポットです。警戒心が強いハリネズミは、慣れると手の上でもじっとしてくれる可愛さ。フェネックは世界最小のキツネで、イヌ科のためある程度しつけも可能。番組では「ケビンくん」というフェネックが登場し、芸を見せてくれました。
また、ミーアキャットは二足で立ち上がる姿が特徴的で、人懐っこく、すぐに膝の上に乗ってくるそうです。45分で2090円という入場料金で、気軽に癒しの時間を楽しめるのも魅力の一つです。
●ふれあえる動物たち
・ハリネズミ
・フェネック(世界最小のキツネ)
・ミーアキャット
・チワワ
かわいい名前がついた動物たちも登場し、子どもから大人まで幅広い世代が楽しめる空間になっています。
長嶋家行きつけの北京飯店で本格中華を堪能
旅の締めくくりとして訪れたのは、1955年創業の老舗中華料理店「北京飯店」。ここは長嶋家の行きつけとしても知られる名店で、北京・宮廷料理を現代に伝える貴重な場所です。
注文したのは、名物の北京ダック、エビのチリソース、そして特製フカヒレの姿煮。北京ダックは、皮に水飴を塗ってから3日間干すことで、皮がパリパリに仕上がるよう工夫されており、使用されるダックも3キロ以上と大ぶりなものが使われています。
フカヒレの姿煮には、高級食材であるヨシキリザメのフカヒレが使用されており、肉厚でなめらかな食感に仕上げられていました。花巻につけて食べると、より一層風味が引き立つとのこと。エビのチリソースは、お客の約7割が注文するという人気メニューで、プリプリとしたエビが特徴です。
●北京飯店の主なメニュー
・北京ダック
・エビのチリソース
・特製フカヒレの姿煮
・紹興酒(13200円)
・アイスジャスミン茶
食後は北京飯店の落ち着いた空間でゆっくり過ごし、横浜中華街の旅を締めくくるのにふさわしい時間となりました。
横浜中華街を満喫できる旅の参考に
今回の放送では、横浜中華街の伝統と最新トレンドを両方味わえるスポットが数多く紹介されました。グルメ、占い、動物、歴史と、どれも五感で楽しめる内容ばかりで、家族連れや友達同士、カップルでも楽しめるコースとなっていました。番組をきっかけに、横浜中華街へ実際に足を運んでみたくなる人も多いのではないでしょうか。今後の放送にも注目です。
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