【ゴールデンストーンズ】鰻ブイヤベースvs牡蠣瓦そば!市川團十郎の舌を奪う蕎麦ダレ対決|2025年5月4日

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食通・市川團十郎も驚く!? 蕎麦つけダレ頂上決戦と“グラグラほうき”バトル

2025年5月4日(日)21時から放送された『ゴールデンストーンズ』(日本テレビ)は、歌舞伎界の大御所・市川團十郎さんがスペシャルゲストとして登場する特別編でした。番組では、團十郎さんの大好物「蕎麦」の“つけダレ”をSixTONESメンバーが真剣勝負で作り合う企画と、体幹とバランス感覚が試される「アルティメットほうきバランス」ゲームに挑戦。さらに、息子である市川新之助さんから明かされる團十郎さんの素顔や、こだわりのグルメランキングも登場し、見どころ満載の1時間でした。

そば×創作ダレ!食通・團十郎の舌を唸らせたのは?

番組後半の最大の見どころは、「タレだけレストラン」で行われたそばのつけダレ対決でした。今回は、市川團十郎さんが大好きな「そば」に合うつけダレを、SixTONESのメンバーが2チームに分かれて考案し、それぞれの創意工夫をぶつけました。テーマは「フレンチ」と「和食」。どちらも一般的なそばつゆとは一線を画す、創作性あふれる独自のアレンジが施されました。

まず、松村北斗さんと森本慎太郎さんのチームは「フレンチ」をテーマにしたつけダレを披露しました。

・高級魚の金目鯛佃煮をベースに深みのある旨味を構築
玉ねぎをフランベして香りを引き出し、ダレ全体に甘みとコクを加える
・さらに、山椒オイルのアクセントブイヤベースの風味を重ねることで、和と仏の要素が絶妙に融合した一品となりました

見た目も華やかで、そばの食べ方を変えるような提案力があり、香り・味・余韻すべてに気を配った仕上がりだったのが印象的です。

一方、高地優吾さんと京本大我さんのチームは「和食」を軸にしながらも、実験的な素材を数多く取り入れた構成が特徴でした。

・主役はなんと1匹70万円もするマグロの頭と骨。これをじっくり煮込んでダシを抽出
・さらに、ドラゴンフルーツジュースを隠し味に使用。果物の酸味が旨味を引き立てるように計算されていました
・驚くべきは、自家製のオイスターソースを一から作ったこと。市販品では出せない、濃厚な貝の風味を取り入れたそうです
・そのほかにも、木綿豆腐・甘栗・トリュフ味ポテトチップスをミキサーにかけてブレンドし、クリーミーでコクのある一体感を演出

これらすべてが一つのダレにまとまり、「既存の枠にとらわれない、攻めの和食ダレ」となっていました。味の方向性はまったく異なるものの、團十郎さんの好みに寄せつつ、見た目・香り・味のインパクトをすべて計算に入れて構成されていたことがよく伝わってきました。

どちらのチームも、ただ美味しいだけではなく、團十郎さんが持つ食のこだわりや感性を読み解いた上で完成させた渾身の一品でした。演出・盛り付け・食感まで細かく計算されており、単なる対決を超えた「料理の舞台」とも言えるようなレベルの高さが感じられました。今後この企画が続けば、そばのつけダレに新たなトレンドが生まれる可能性もありそうです。

失敗の連続を超えて…團十郎&田中樹がバランス勝負を制す!

番組の前半では、オリジナルゲーム「アルティメットほうきバランス」に挑戦。これは、全長2.5mの巨大ほうきを手の上で支え、1分間バランスを保つという超難関チャレンジです。ゲームに成功すれば、全員でご褒美グルメを獲得できるというルールのもと、SixTONESの6人が次々と挑みました。

1人目 高地優吾さん:惜しくも失敗
2人目 松村北斗さん:運動はやや苦手とされ、失敗
3人目 ジェシーさん:高身長で運動神経抜群ながらも失敗
4人目 京本大我さん:バランス感覚に定評があるものの失敗
5人目 森本慎太郎さん:野性味あふれる挑戦も失敗

唯一成功したのは、元野球少年でバランスに自信がある田中樹さん。1stラウンドを見事にクリア。そしてもう一人、最後に登場した市川團十郎さんも堂々たる挑戦で1stラウンドを成功させました。

さらに難度が上がる「Finalラウンド」では、田中さんが惜しくも失敗するなか、團十郎さんが成功。この勝利によって、全員にご褒美グルメが贈呈されました。

ご褒美グルメは「ジラッファのカレーパン(鎌倉・小町通り)」
・30種類のスパイスとチーズがたっぷり入った極上のカレーパンで、團十郎さんも笑顔を見せました

市川團十郎の“素顔”が明らかに

番組では、市川團十郎さんのプライベートに迫るVTRが放送されました。登場したのは、息子であり若手歌舞伎俳優として活躍する市川新之助さん。親子だからこそ知っているエピソードをもとに、舞台では見られない一面が紹介され、視聴者にとっても團十郎さんの人間味を感じられる貴重な時間となりました。

・まず、新之助さんが語ったのは、父・團十郎さんの服装のこだわりについて。普段の私服は毎回ほぼ同じようなデザインのものを選んでいるそうで、柄や色の変化よりも機能性や着心地を重視していると感じられるスタイル。選ぶのが楽という理由もあるようで、日常の中では意外と無頓着な一面があることが伝わってきました。

・また、家族間のメッセージについても触れられました。「愛してる」と頻繁に伝えてくれる父に対して、新之助さんは「今は素直に受け取れるけど、将来的には少し恥ずかしくなるかもしれない」と話していました。このやり取りからは、家族間の距離が近く、感情をストレートに表現する父親像が浮かび上がりました。

・さらに、家庭内での遊びにも触れ、親子で「マリオカート」を楽しむ様子も紹介されました。ゲーム中、團十郎さんはとても負けず嫌いで、1位になった瞬間には「イエーイ!」と声を上げて大喜びするなど、子どものように無邪気な姿を見せるそうです。歌舞伎の大役を背負う厳格なイメージとは違い、家庭ではリラックスしながら子どもと向き合う温かい父親であることがよくわかる場面でした。

このように、舞台での重厚な存在感とは裏腹に、團十郎さんの日常はとても親しみやすく、人間味にあふれていることがVTRから伝わってきました。特に家族とのふれあいを大切にし、感情を言葉でしっかり伝える姿勢は、子どもたちにも深く影響を与えていると感じられます。今回の放送を通じて、視聴者は「歌舞伎役者・市川團十郎」だけでなく、「一人の父親としての市川團十郎」の魅力にも触れることができたのではないでしょうか。

團十郎の「食の好み」も徹底解剖!

番組では、市川團十郎さんの過去1年分のブログ投稿から「グルメ投稿ランキング」が紹介されました。これは、團十郎さんの食の傾向や好みを知る手がかりとして、つけダレ対決にも活かされる重要な情報でした。投稿数の多さからも、團十郎さんがいかに日常的に食を楽しみ、深く関心を持っているかが伝わってきます。

第1位はカレー(110回)。投稿数の多さは群を抜いており、團十郎さんが特にこだわっている食べ物であることがよくわかります。中には自分でカレーを作った様子も紹介されていて、具材やスパイスの配合に試行錯誤していることもあったそうです。さまざまな地域のカレーや、欧風・インド風といったジャンルを問わず、味の奥深さや香りのバランスに強く惹かれていることがうかがえます。

第2位はステーキ(51回)。こちらも投稿数が多く、赤身の肉や霜降り、部位ごとの違いに注目している内容も含まれていたとのこと。焼き加減や塩加減、付け合わせの種類まで細かく記録されており、ただ食べるだけでなく、味・香り・見た目すべてに対して明確な好みを持っている様子が見て取れます。

第3位は馬刺し(33回)。脂の少ない部位や、タレの種類による風味の違いなど、繊細な食感や口当たりを大切にする團十郎さんらしい選択です。特に新鮮さが命とされる馬刺しに対し、産地や提供スタイルにも注目していた点が印象的でした。

このグルメランキングを踏まえ、つけダレ対決ではチームごとに味の構成に工夫が凝らされていました。

・カレーのようなスパイス感や奥行きのある味の重なりを目指す
・ステーキのように素材そのものの旨味を引き立てる構成を意識する
・馬刺しから得たインスピレーションでさっぱりしつつも深い味わいを意識する

團十郎さんの食への姿勢は、舞台に立つときと同じように“本物”を追求する姿勢そのものです。一見バラバラに見える3つの好物には、共通して「香り」「食感」「後味」へのこだわりがありました。これらをヒントに、参加者たちは蕎麦のつけダレという限られた形式の中で、最大限の工夫を凝らしていたのが印象的でした。食べること自体が日々の研究のようであり、團十郎さんにとって「食」はまさに芸の一部と言えるでしょう。

放送まとめと注目ポイント

バランス勝負「アルティメットほうきバランス」で團十郎が奇跡の成功!
つけダレ対決は素材・技法・個性が光る料理バトルに発展
市川新之助が語る團十郎の素顔は、家庭的で優しい父の姿
團十郎の食の好みは「カレー・ステーキ・馬刺し」など肉系が上位
ご褒美グルメは鎌倉・小町通りの人気店「ジラッファのカレーパン」

伝統と現代カルチャーが交差した今回の『ゴールデンストーンズ』は、エンタメ性と人間味にあふれた心温まる回となりました。食や勝負、親子の絆まで楽しめる内容で、視聴者の満足度も高かったはずです。見逃した方は、再放送や配信でぜひチェックしてみてください。

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