【ZIP!】外国人が驚いた日本の「当たり前」とは?日傘・厚底靴・ペアルックから電車文化まで徹底調査|2025年9月10日放送

外国人が驚いた日本の「当たり前」

日本テレビの朝の情報番組「ZIP!」で放送された特集は、外国人が日本に来て驚いた日常の光景や文化を紹介するものでした。普段私たちが当たり前だと感じていることが、外国人の目にはとてもユニークに映る様子が次々に取り上げられました。ここでは番組内容を整理しながら、日本の魅力や特徴をわかりやすく振り返ります。

日傘文化に驚く欧米人

特集の冒頭で取り上げられたのは、日本で広く浸透している日傘の習慣です。日本の街を歩くと、夏の強い日差しを避けるために多くの人が日傘をさしていますが、欧米ではほとんど見られません。イギリスでは年間の7割以上が曇りか雨であり、晴れの日は日光浴を楽しむことが一般的。そのため、わざわざ日傘で日差しを遮る発想がないのです。番組では実際に観光客が日傘を試し、「涼しくていいけれど、日焼けも楽しみたい」と語る様子が紹介されました。

厚底靴が不思議な存在

オランダからの観光客が驚いたのは、日本の「厚底靴」でした。オランダは世界で最も平均身長が高い国のひとつ。そのため靴で身長を盛る必要性がほとんどなく、さらに自転車社会であるため、漕ぎやすい靴を選ぶのが大前提です。日本の街で目にする厚底靴は、彼らにとってとても不思議な光景だったのです。

カップル文化「ペアルック」

アメリカ人の女性観光客が驚いたのは、日本のカップルがおそろいの服を着る「ペアルック」文化。海外では「matching outfit(マッチングアウトフィット)」と呼ばれますが、ここまで堂々と同じ服を着る文化は珍しいとのこと。Instagramでも日本のカップル写真は話題になっており、日本独自の恋愛表現として興味深く紹介されていました。

日本の電車に感動と驚き

番組では日本の電車文化も大きく取り上げられました。イギリス人男性は、電車の快適さに感動。ロンドンの地下鉄にはエアコンがない路線も多く、また発車時に音楽が流れる習慣もありません。日本で広がった「発車メロディー」は、1990年代から各鉄道会社が導入したもので、観光客にとっては特別な体験となっています。また、アメリカ人男性は「小学生が一人で電車に乗って通学していること」に驚愕。車社会で治安面に不安のあるアメリカではあり得ない光景として紹介されました。

食文化のフシギ

食に関しても外国人の驚きが多く紹介されました。特に人気を集めているのが「つけ麺」です。海外には麺とスープを別々に提供するスタイルがほとんどなく、最初は食べ方が分からず戸惑う人も多いのだとか。Instagramでは「#tsukemen」が28万件以上投稿されるほどブームになっています。また、日本では高齢者が働き続けることが珍しくない一方、フランスでは60歳を過ぎると余暇を楽しむ人が多く、文化の違いも話題になりました。

公共の場で寝られるスキル?

リトアニア人女性が指摘したのは、日本人が公共の場で寝られるスキル。電車や公園で眠る人、さらには荷物を置いて席を離れる人の姿に驚きを隠せません。リトアニアでは考えられない習慣であり、日本の治安の良さを象徴する光景として紹介されました。

外国人学生の行動

最後に紹介されたのは、教室での座席選び。外国人学生は前の席に座ることが多く、日本人学生は後ろを好む傾向があるという指摘です。こうしたちょっとした行動の違いも、文化の背景を映し出しています。


今回のZIP!特集は、外国人の視点から日本を見つめ直す内容でした。日傘、厚底靴、ペアルック、電車や食文化、そして公共の場でのふるまい。すべてが「当たり前」だからこそ気づかない日本の面白さが浮き彫りになった放送でした。日本に住む私たちにとっても、改めて自国の文化を考えるきっかけとなる内容だったといえるでしょう。

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