掛川茶の新芽と新じゃがの天ぷら
2025年5月31日(土)放送の日本テレビ系『満天☆青空レストラン』では、静岡県掛川市を舞台に、新茶の名産地として知られる「掛川茶」にスポットが当てられました。番組では特に、新茶の時期にしか味わえない「掛川茶の新芽」を使った特別なレシピ、「掛川茶の新芽と新じゃがの天ぷら」が紹介され、初夏にぴったりの爽やかな香りと味わいに注目が集まりました。今回は、その放送内容をもとに、レシピや食材の魅力、作り方のポイントまでくわしくご紹介します。
掛川茶の新芽とは?
静岡県掛川市は、日照時間や気温差などお茶の栽培に適した気候に恵まれており、全国でも有数の茶の名産地です。番組では地元の茶畑に足を運び、手摘みで収穫される新芽の様子が紹介されました。収穫されたばかりの新芽は、やわらかくて甘みがあり、香りもフレッシュ。通常はお茶に加工される部分ですが、今回はそのまま天ぷらにして味わうという贅沢な食べ方にチャレンジしていました。
掛川茶の新芽と新じゃがの天ぷらとは?
紹介されたレシピは、新じゃがとツナ、そして掛川茶の新芽を使ったかき揚げ風の天ぷらです。旬の新じゃがの香ばしさと、ツナのコク、新芽のほろ苦さがバランスよく合わさった一品で、抹茶塩を添えていただくスタイルが紹介されました。
・新じゃがいもは皮付きのまま棒状にカット
・アクが少ないため水にさらさずそのままでOK
・ツナはオイルごと使うことでうま味をプラス
・新茶の新芽を加えることで、香りと季節感がアップ
・衣には天ぷら粉と水を使って、適度なかたさに調整
・170~180℃の油でカラッと揚げるのがポイント
仕上げに抹茶と塩を混ぜた「抹茶塩」を添えて完成です。この抹茶塩が、揚げ物に爽やかさを加え、より風味豊かに楽しめます。
番組で紹介されたレシピの材料(4人分)
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新じゃがいも:小3個
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ツナ缶(オイル漬け):1缶(70g)
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掛川茶の新芽:20本
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天ぷら粉:適量
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水:適量
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揚げ油:適量
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抹茶:適量
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塩:適量
とくに注目なのは、掛川茶の新芽を天ぷらにするという斬新な発想です。通常はお茶として楽しむ新芽ですが、そのまま食べてもえぐみが少なく、ほんのりとした苦みがアクセントになります。
レシピの作り方とコツ
まずは抹茶塩を先に作っておくとスムーズです。抹茶と塩を1:1程度で混ぜておくだけなので、簡単に用意できます。
次に、新じゃがを皮付きのまま棒状にカットします。水にさらさなくて良いので、手間も省けます。そこにツナ缶をオイルごと加えるのがポイントで、オイルが衣に馴染み、香ばしく仕上がります。
天ぷら粉と水を混ぜて衣を作り、新芽を最後に加えて混ぜ合わせます。衣の固さは、具材がまとまる程度を目安にしてください。
170~180℃の油でかき揚げのようにまとまりを保ちながら揚げると、外はカリッと中はふわっとした食感になります。油からあげたら、熱いうちに抹茶塩を添えて完成です。
実際の食レポと感想
番組では、揚げたての天ぷらを出演者が試食するシーンもありました。「外はサクサクで香りが広がる」「新芽の爽やかさとツナのうま味が合う」といったリアクションがあり、視聴者の食欲をそそる一品となっていました。
また、新芽の収穫体験や、掛川茶の歴史についても少し触れられており、地元の誇りと味が詰まった料理であることが伝わってきました。
家庭でも楽しめるごちそう天ぷら
新茶の季節にしか味わえないこの天ぷらは、初夏の贅沢な味わいとしてぜひ家庭でも再現してみたいレシピです。もし掛川茶の新芽が手に入らない場合は、やわらかい茶葉や大葉などで代用することもできます。ツナや新じゃがといった身近な食材を活かせる点も魅力です。
抹茶塩を添えることで風味に深みが加わり、揚げ物がさっぱりと楽しめるのも嬉しいポイントです。
まとめ
今回の『青空レストラン』では、掛川茶の魅力を再発見できる内容となっていました。茶畑の風景や、新芽を摘む様子も美しく、食材の背景まで知ることができたことで、料理への理解も深まりました。新じゃがとツナ、新芽の組み合わせという一見ユニークなレシピも、丁寧に作れば家庭でも本格的な味わいに仕上がることがわかります。
旬の食材を使った「掛川茶の新芽と新じゃがの天ぷら」、ぜひこの季節に試してみてください。
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