“太り飯”で話題沸騰!二子山部屋の豪快ごはんに密着
2025年4月11日(金)のフジテレビ『ウワサのお客さま』では、相撲界で注目を集める二子山部屋の「太り飯」が特集されました。今回の放送では、相撲部屋の中でも料理のレベルが高いと話題の二子山部屋にカメラが密着。元大関・雅山が親方を務め、若い力士たちが日々食べるボリューム満点のごはんがどのように作られているかが詳しく紹介されました。力士たちの体を支えるための高カロリーかつ栄養たっぷりな献立の工夫と、調理の裏側の努力に迫る内容でした。
若手力士が集う二子山部屋の“柴又キッチン”
二子山部屋は東京都葛飾区柴又に拠点を構える相撲部屋です。親方は元大関・雅山で、2021年にこの地に部屋を構えてから、今では平均年齢20.6歳という若くてエネルギーが必要な力士たち17人が在籍しています。特に、15歳の駿太さんなど若年力士も多く、食事はまさに“成長のカギ”を握る大切な存在です。
部屋の食材調達は、親方自らが週に一度、肉のハナマサで爆買いするというこだわりぶり。ジャンボパックの牛豚合いびき肉や冷凍むきエビ、大量の調味料が床下収納にずらりと並ぶ様子は、まるで業務用レストランの厨房のようでした。
また、後援者からの差し入れも多く届くため、常に多彩な食材を使った料理が提供されているそうです。
独学で腕を磨いた力士・小滝山さんが“部屋の料理長”
調理を担当するのは、力士・小滝山さん。彼はレシピサイトなどで独学し、料理のスキルを身につけてきた努力家で、部屋の食事作りを任されています。今回の放送では、特に印象的だった料理が、巨大肉団子のデミグラス風パスタです。
・豚挽肉を丸めて作った肉団子はなんと80個
・肉団子は一度茹でて、その茹で汁を活用してソースを作る工夫
・ビーフシチューの素、ケチャップ、トマト缶を合わせてミキサーにかけ、コクのあるソースが完成
・茹でた2.5kgものパスタにたっぷりと絡めて、仕上げには追いソースとチーズをたっぷり
このパスタは、食べ応えがあるだけでなく、タンパク質や炭水化物、カルシウムまでバランスよく摂取できる構成になっていました。
“大決起会”には9kgの焼肉&10kgの特製ビビンバ!
番組後半では、二子山部屋の特別イベント「大焼肉決起会」の様子も紹介されました。決起会ではなんと9kgもの肉を用意し、焼肉パーティーが開催されました。
この焼肉だけで終わらないのが二子山部屋流。おかみさん特製の10kgのビビンバも登場し、スタジオを驚かせました。
・ビビンバの具材には、ほうれん草、もやし、ゼンマイ、大根、にんにくなどの野菜をたっぷり使用
・肉は、牛モモブロックや牛ハラミなどを豪快に炒めてトッピング
・味付けは唐辛子を効かせて、スタミナ満点に仕上げ
これらを巨大な器に何層にも重ね、特別感あふれるメニューとして披露されました。普段の稽古で汗を流す力士たちにとって、決起会の食事は心と体の栄養補給の時間でもあるのです。
唐揚げにも“太る工夫”!ジンジャーソースの技ありレシピ
もうひとつの人気メニューが、出沼さんが作る“太り唐揚げ”です。この唐揚げは、普通のしょうがではなく、甘みのある「ジンジャーソース」を使って下味をつけるのがポイント。ハナマサで手に入るプロ仕様の調味料を駆使していました。
・肉に卵を加えることで、揚げてもパサつかずジューシーな仕上がりに
・衣には小麦粉と片栗粉の2種を使い、外はカリカリ、中はふっくら
・形をまるく整えて揚げることで、見た目にも食感にも満足感をプラス
力士たちはこの唐揚げにごはんを何杯もおかわりするそうで、“太る”ための主力メニューになっていることがよく分かる内容でした。
料理だけじゃない!話題の“稽古”とは?
放送内では、二子山部屋の“ある驚きの稽古”にも触れられました。内容はクイズ形式で紹介されていましたが、日々の厳しい稽古に加えて、食事との両輪で力士を育てる環境が整っていることが伝わってきました。
しっかり食べ、しっかり鍛える。これが若手力士たちの土台になっているのです。
番組名:ウワサのお客さま
放送局:フジテレビ
放送日:2025年4月11日(金)
放送時間:19:00〜21:58
特集内容:二子山部屋の“太り飯”特集(肉団子パスタ・唐揚げ・ビビンバ・焼肉など)
今回の『ウワサのお客さま』は、相撲部屋のリアルな食事風景を深く掘り下げた貴重な回でした。料理だけでなく、食材の選び方、調理の工夫、力士たちのチームワークが細かく描かれ、見る人の食欲と興味を引き立てる内容となっていました。普段なかなか知ることができない相撲部屋の舞台裏を感じられる、非常に見ごたえのある放送でした。
高齢者向けアレンジ献立:ふんわり肉団子のやさしいパスタセット

今回は、二子山部屋で紹介された「巨大肉団子パスタ」「太り唐揚げ」「ビビンバ」などのボリューム満点な料理を、高齢者の方でも安心して食べられるようにアレンジしました。無理なく食べられるやわらかさや薄味に配慮しながら、しっかりエネルギーがとれて、見た目にも楽しい献立にしています。塩分は控えめで、1食あたりのエネルギーは約550kcal、塩分は2.3g程度を目安にしています。
【メイン】ふんわり鶏団子と野菜のトマトパスタ
【副菜1】かぼちゃとひじきのサラダ風
【副菜2】えのきとにらのあんかけ豆腐
材料(1人分)
【ふんわり鶏団子と野菜のトマトパスタ】
・鶏ひき肉(むね肉・皮なし)…70g
・豆腐(木綿)…30g
・玉ねぎ(みじん切り)…20g
・パン粉…小さじ1
・卵…1/2個分
・パスタ(乾)…40g
・トマト缶(カット)…80g
・なす…30g
・パプリカ(赤)…20g
・にんにく(すりおろし)…少量
・オリーブ油…小さじ1
・塩…ごく少量(0.4g程度)
・こしょう…少々
・粉チーズ…小さじ1
【かぼちゃとひじきのサラダ風】
・かぼちゃ…40g
・ひじき(戻したもの)…10g
・枝豆(むき)…10g
・プレーンヨーグルト…小さじ2
・マヨネーズ(減塩)…小さじ1
・酢…数滴
【えのきとにらのあんかけ豆腐】
・絹ごし豆腐…60g
・えのきたけ…20g
・にら…10g
・だし…50ml
・しょうゆ…小さじ1/3
・片栗粉…小さじ1/2(同量の水で溶く)
作り方
【ふんわり鶏団子と野菜のトマトパスタ】
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ボウルに鶏ひき肉・豆腐・玉ねぎ・パン粉・卵を入れてよく混ぜ、一口大に丸めておく。
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鍋にお湯を沸かして鶏団子を茹でる(5~6分ほど)。
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フライパンにオリーブ油とにんにくを入れて香りが立ったら、トマト缶・角切りにしたなすとパプリカを加えて煮込む。
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茹でた鶏団子を加え、塩・こしょうで味を整える。
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パスタをやわらかめに茹で、ソースと和える。仕上げに粉チーズを振って完成。
【かぼちゃとひじきのサラダ風】
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かぼちゃは皮をむき、やわらかくなるまで蒸してつぶす。
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ひじきは戻してさっと茹でる。枝豆も解凍しておく。
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プレーンヨーグルト・マヨネーズ・酢を混ぜてドレッシングを作る。
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材料をすべて和えて、なめらかになるよう軽くつぶして仕上げる。
【えのきとにらのあんかけ豆腐】
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豆腐は耐熱皿にのせて電子レンジで軽く温める。
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鍋にだし・刻んだえのき・にら・しょうゆを入れて火にかける。
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火が通ったら、水溶き片栗粉でとろみをつけ、豆腐の上にかける。
この献立では、鶏団子に豆腐を加えてやわらかく仕上げたり、マヨネーズの代わりにヨーグルトを使って脂質を抑えたりする工夫をしています。副菜は噛みやすく、彩りも豊かなので、食欲を引き出しながら栄養をしっかり摂れる内容です。
今後も、料理の元ネタに合わせたバリエーション豊かなアレンジ献立をご紹介していきます。どれも一度きりのメニューなので、毎回新しいおいしさをお楽しみいただけます。
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