全国金賞を目指す高校吹奏楽部へ!レジェンド寮母の出張クッキング
2025年2月14日放送のフジテレビ系「ウワサのお客さま」では、レジェンド寮母・村野明子さんが「れんこんハヤシライス」を紹介しました。今回は、全国大会を目指す高校吹奏楽部のために出張クッキング!毎日ハードな練習をこなす生徒たちが、栄養たっぷりで体が温まるご飯を食べられるよう考案されたメニューです。れんこんをたっぷり使って自然なとろみをつけ、しょうがご飯と組み合わせることで、消化にも良く、風邪予防にも役立つ一品になっています。スクランブルエッグをのせることで、たんぱく質もしっかり補給できるバランスの良い食事になります。寒い季節にぴったりのれんこんハヤシライス、その魅力を詳しく紹介します。
れんこんハヤシライスの材料(4人前)
ルウの材料①(ベースとなるハヤシルウ)
- 牛ばら肉:400g(コクを出すために脂身のある肉を使用)
- 玉ねぎ:1個(甘みを引き出すためにくし切り)
- しめじ:100g(食感と旨味をプラス)
- カットトマト缶:400g(酸味を加えて味に深みを出す)
- 水:300cc(煮込んでコクを引き出す)
- 料理酒:50cc(牛肉の臭みを消し、風味を良くする)
- コンソメ顆粒:大さじ1(味を引き締める)
- ハヤシルウ:1/2パック(手軽に仕上げるために使用)
- 砂糖:小さじ1(トマトの酸味をまろやかにする)
ルウの材料②(とろみをつけるれんこん)
- れんこん:150g(粗め・細かめに2種類にすりおろす)
- 塩コショウ:適量(味の調整用)
- 卵:4個(仕上げのスクランブルエッグ用)
- パセリ:適量(彩りと香りをプラス)
- サラダ油:大さじ2(卵をふんわり仕上げるために使用)
しょうがご飯
- 米:3合(ハヤシとの相性が良いしっかりめの炊き加減)
- しょうが:30g(皮ごと千切りにして風味を引き出す)
- コンソメ顆粒:大さじ1(味に深みを加える)
- オリーブオイル:小さじ2(炊き上がりの口当たりを良くする)
れんこんハヤシライスの作り方
1. ルウの準備
- フライパンにサラダ油を熱し、塩コショウを軽く振った牛ばら肉を炒める。
- 牛肉の色が変わったら、くし切りにした玉ねぎを加え、しんなりするまで炒める。
- しめじ、トマト缶、水、料理酒を加えて中火で煮込み、野菜に火が通ったら一旦火を止める。
2. れんこんの下準備
- れんこんを粗め・細かめの2種類にすりおろす。
- 粗めは食感を、細かめはとろみをつけるために使用する。
3. 仕上げの味付け
- 煮込んだルウにハヤシルウを溶かし入れ、コンソメ顆粒と砂糖で味を調整する。
- すりおろした2種類のれんこんを加え、とろみがつくまで弱火で煮込む。
4. スクランブルエッグの準備
- ボウルに卵を割り入れ、塩コショウを加えて軽く混ぜる。
- フライパンにサラダ油を熱し、溶いた卵を流し入れて弱火で加熱。
- ふんわりとしたスクランブルエッグを作る。
5. しょうがご飯の炊き方
- しょうがを皮ごと千切りにする。
- 炊飯器に研いだ米、しょうが、コンソメ顆粒、オリーブオイルを入れて30分浸水。
- 通常通り炊飯する。
6. 盛り付け
- 炊き上がったしょうがご飯を器に盛る。
- 上かられんこんハヤシルウをたっぷりかける。
- ふんわり仕上げたスクランブルエッグをのせ、仕上げにパセリを散らす。
れんこんハヤシライスのポイント
- れんこんを2種類の粗さでおろすことで、自然なとろみと食感を楽しめる!
- トマトの酸味とハヤシルウのコクが絶妙にマッチ!
- しょうがご飯と組み合わせることで、身体が温まり、風邪予防にも◎!
- スクランブルエッグをのせることで、まろやかさと栄養価がアップ!
しょうがご飯とれんこんハヤシライスの相性
れんこんハヤシライスのポイントは、単なるご飯ではなく「しょうがご飯」と合わせていることです。しょうがの香りとコンソメの旨味が、ハヤシライスの濃厚な味わいとよく合います。さらに、れんこんのとろみがあるため、ご飯との馴染みも良く、口当たりが優しくなります。
また、しょうがには体を温める効果があり、風邪の予防や免疫力の向上が期待できます。冬場は特に冷えが気になる季節なので、この組み合わせはとても理にかなっています。
高齢者向けのれんこんハヤシライス献立
れんこんハヤシライスを高齢者向けにアレンジし、食べやすさや栄養バランスに配慮した献立を考えました。高齢者の1回の食事量の目安を考慮しながら、塩分を控えめにし、消化しやすくする工夫を取り入れています。
献立内容
- メイン:やわらかれんこんハヤシライス(雑穀米)
- 副菜1:かぼちゃとほうれん草の白和え
- 副菜2:やさしい大根の煮物
メイン:やわらかれんこんハヤシライス(雑穀米)
【材料(2人分)】
- 牛もも肉(脂身の少ないもの):100g
- 玉ねぎ:1/2個(薄切り)
- しめじ:50g(小さくカット)
- カットトマト缶:200g
- 水:200cc
- 料理酒:大さじ1
- コンソメ顆粒(減塩タイプ):小さじ1
- ハヤシルウ(減塩タイプ):1/4パック
- 砂糖:小さじ1/2
- れんこん:100g(すりおろし)
- 雑穀米:100g(炊いたもの)
【作り方】
- 牛もも肉は食べやすい大きさに切り、フライパンで軽く炒める。
- 玉ねぎとしめじを加えて炒め、しんなりしたらトマト缶、水、料理酒を入れて煮込む。
- 火を止めて、ハヤシルウとコンソメを溶かし、砂糖で味を整える。
- すりおろしたれんこんを加え、とろみがつくまで弱火で煮る。
- 雑穀米とともに盛り付ける。
【ポイント】
- 牛もも肉を使用し、脂肪分を控えつつ、たんぱく質をしっかり摂れるようにしました。
- 雑穀米にすることで食物繊維を増やし、消化を助けます。
- れんこんをすりおろすことでとろみがつき、飲み込みやすくなります。
副菜1:かぼちゃとほうれん草の白和え
【材料(2人分)】
- かぼちゃ:80g(皮をむいて小さめにカット)
- ほうれん草:50g(さっと茹でて食べやすい長さに切る)
- 木綿豆腐:1/2丁(しっかり水切りする)
- 白ごま:小さじ1
- しょうゆ(減塩):小さじ1/2
- 砂糖:小さじ1
【作り方】
- かぼちゃは電子レンジで加熱し、柔らかくしておく。
- ほうれん草をさっと茹でて水気を切る。
- 水切りした豆腐をすり鉢でなめらかにすりつぶし、白ごま、しょうゆ、砂糖を加えて混ぜる。
- かぼちゃとほうれん草を和える。
【ポイント】
- かぼちゃの甘みを活かし、砂糖を控えめに。
- 豆腐と白ごまでたんぱく質とカルシウムを補えます。
- ほうれん草は細かく刻み、食べやすく。
副菜2:やさしい大根の煮物
【材料(2人分)】
- 大根:100g(厚めのいちょう切り)
- にんじん:50g(いちょう切り)
- しいたけ:1枚(薄切り)
- だし汁:200cc
- しょうゆ(減塩):小さじ1
- みりん:小さじ1
- 砂糖:小さじ1/2
【作り方】
- 大根、にんじん、しいたけを鍋に入れ、だし汁で柔らかく煮る。
- しょうゆ、みりん、砂糖を加えて、さらに煮る。
- 味が染みたら火を止めて冷まし、再度温めて提供する。
【ポイント】
- 大根は柔らかく煮込み、噛みやすくする。
- しいたけの旨味を活かし、調味料を減らして減塩に。
- だしの風味を強めて、素材の味を引き立てる。
この献立の栄養バランス
- エネルギー:約500〜550kcal(高齢者の1回の食事量に適したエネルギー量)
- たんぱく質:しっかり摂れる(牛肉、豆腐、卵、しいたけを活用)
- 食物繊維:れんこん、雑穀米、かぼちゃ、大根で補給
- ビタミン:かぼちゃ、ほうれん草、大根でビタミンA・Cを補う
- 塩分:減塩しょうゆを使用し、全体の塩分を控えめに
この献立は、食べやすく栄養バランスの良い内容に仕上げています。高齢者の方でも無理なく食べられ、消化の負担も少なく、風邪予防にも役立つメニューです。ぜひ試してみてください。
まとめ
今回の「ウワサのお客さま」では、村野明子さんが高校吹奏楽部のために作った「れんこんハヤシライス」が紹介されました。栄養たっぷりで風邪予防にもぴったりのこのレシピは、寒い冬にこそ食べたい一品です。れんこんの自然なとろみとしょうがご飯の香りが絶妙にマッチし、スクランブルエッグをのせることでさらにボリュームと栄養価がアップします。
手軽に作れるレシピなので、忙しい日や家族みんなで楽しむご飯としてもおすすめです。ぜひ、寒い季節にこのれんこんハヤシライスを作ってみてください。
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