旧友のシェフと共に豪華まかない料理を披露|2025年3月13日放送
今回の『笠原将弘の料理のほそ道』は、特別な回となりました。笠原シェフが25年来の旧友である川越シェフ、桝谷シェフと共に、3人でまかない料理を作るスペシャル企画が放送されました。料理の世界で長年切磋琢磨してきた仲間が集まり、それぞれの個性を生かした料理を披露。まかない料理とはいえ、さすが一流シェフの手による一品ばかりで、家庭でも試してみたくなるレシピばかりです。今回は番組内で紹介された3品のレシピを詳しくご紹介します。
川越シェフ「豚キムチ チーズソース」
川越シェフが作ったのは、定番の豚キムチをさらに進化させた一皿。 旨味たっぷりの豚肉とピリ辛のキムチに、まろやかでコクのあるチーズソースをかけた贅沢な仕上がりです。炒めた豚肉とキムチの相性は抜群ですが、そこにふわっとしたチーズソースをのせることで、一味違う深みのある味わいになります。さらに、仕上げにカッテージチーズとクレソンを加えることで、味のバランスが整い、見た目にもおしゃれな一品になります。
材料(3〜4人前)
- 豚肉(豚肩ロース 150g、豚バラ肉 150g)
- 野菜(新玉ねぎ 1/2個、えのき 1/2パック、クレソン 1パック)
- 調味料(オリーブオイル 大さじ1〜2、カッテージチーズ 適量、生クリーム 20g)
※チーズソース(A)
- マヨネーズ 大さじ4
- マスカルポーネ 大さじ2
- おろしニンニク 小さじ1/2
- 塩 1つまみ
- 粉チーズ 大さじ1〜2
※豚肉の下味(B)
- ごま油 大さじ2
- 片栗粉 大さじ1
- 塩 1つまみ
※キムチの下味(C)
- オイスターソース 小さじ1
- コチュジャン 小さじ1
- 甜麺醤 小さじ1
作り方
- 生クリームは軽く泡立てておく。これがチーズソースの食感をふんわりさせるポイント。
- 新玉ねぎは薄切り、えのきは半分にカットしてほぐす。
- クレソンは茎と葉を分け、茎はざく切りにする。
- チーズソース(A)を作る。材料を混ぜ合わせ、生クリームを加えてふんわりと仕上げる。
- 豚肉は食べやすいサイズに切り、Bをまぶして下味をつける。
- キムチにCを混ぜて味をなじませる。
- フライパンにオリーブオイルを熱し、新玉ねぎとえのきを炒める。
- しんなりしたらクレソンの茎を加え、さっと炒めて一旦取り出す。
- 同じフライパンで豚肉を炒め、火が通ったらキムチ・野菜を戻して炒め合わせる。
- 器に盛り、カッテージチーズを散らし、チーズソースをのせ、仕上げにオリーブオイルを回しかける。
桝谷シェフ「小エビときのこと大葉のスパゲッティ」
桝谷シェフが披露したのは、エビと和の香りが絶妙にマッチしたスパゲッティ。にんにくの風味をオリーブオイルにしっかり移し、そこにエビの旨味を加えて炒めます。仕上げにたっぷりの大葉を混ぜることで、さっぱりとした後味に仕上がります。
材料(2人前)
- スパゲッティ 200g
- 剥きエビ 130g
- しめじ 1パック
- 大葉 10枚
- ニンニク 2片
- 唐辛子 1本
- オリーブオイル 大さじ2
- 日本酒 大さじ1
- 白ごま 小さじ1
- 濃縮簡単だし(白だし or めんつゆ)大さじ1.5
- 岩塩 10g
作り方
- たっぷりのお湯に岩塩を加え、塩分濃度1%の湯を作る。
- エビの背わたを取り、塩もみして洗う。
- にんにくをスライスし、しめじをほぐし、大葉をみじん切りにする。
- オリーブオイルでにんにくと唐辛子を炒め、香りを出す。
- スパゲッティを30秒短めに茹でる。
- エビを加えて軽く炒め、日本酒を加えてアルコールを飛ばす。
- しめじを加えて炒め、白ごまと濃縮だしを入れてひと煮立ちさせる。
- スパゲッティと大葉を加え、火を止めて和える。
笠原将弘「カレー中華丼」
笠原シェフは、カレー風味の中華丼を披露。とろみのあるカレー味のあんがご飯によく絡み、一口食べると止まらないおいしさです。
材料(3〜4人前)
- 豚バラスライス 200g
- 白菜 1/4個
- にんじん 1/2本
- 椎茸 4枚
- 玉ねぎ 1/2個
- もやし 1パック
- カニカマ 5本
- うずらのゆで卵 10個
- オリーブオイル 大さじ1
- カレー粉 大さじ1.5
- 水溶き片栗粉 大さじ3
- 塩・コショウ 少々
- ご飯 適量
作り方
- 野菜はすべて食べやすいサイズにカットする。
- 豚肉を塩コショウで炒め、もやし以外の野菜を加えて炒める。
- カレー粉を加えて香りを出す。
- スープを加え、もやしとカニカマを入れて煮る。
- 砂糖と酢で味を調え、水溶き片栗粉でとろみをつける。
- うずらの卵を加えて軽く温め、ご飯にかけて完成。
家庭でも作りやすいレシピばかりなので、ぜひ試してみてください!
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