ME:I初登場!三浦の本春キャベツで絶品ミルフィーユカツ&ピザ|2025年4月12日放送
2025年4月12日(土)18時30分から放送された『満天☆青空レストラン』(日本テレビ)では、神奈川県三浦市の特産「本春キャベツ」に注目し、春にぴったりな絶品レシピが紹介されました。今回のゲストは大人気ガールズグループME:I(ミーアイ)からRANさんとSHIZUKUさん。番組初登場となる二人が、MCの宮川大輔さんと一緒に、三浦の自然に囲まれながら、旬のキャベツ料理を堪能しました。潮風と温暖な気候に育まれた甘くてやわらかい春キャベツを主役に、シンプルながら奥深い料理の数々が披露されました。
潮風とミネラルが育む三浦の「本春キャベツ」
三浦市は年間平均気温18℃前後と温暖で、潮風に含まれるミネラルが豊富な土壌が広がる地域です。今回取り上げられたのは、春キャベツの中でも特に甘くてやわらかいとされる「金系201号」という品種。海藻由来のミネラル分が根から吸収され、光合成が活発に行われることで、キャベツの葉にたっぷりと糖分が蓄えられています。葉の巻きはゆるく、ふわっと軽く、食べた瞬間に口の中に自然な甘みが広がるのが特徴です。
ごま油香る簡単やみつきキャベツ
まず紹介されたのは、キャベツの美味しさをシンプルに味わえる簡単やみつきキャベツです。
材料(4人分)
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本春キャベツ:1/2個
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塩昆布:10g程度
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昆布茶:小さじ1
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ごま油:適量
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白煎りゴマ:適量
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粗挽き黒こしょう:適量
作り方
・キャベツは芯を避けて食べやすい大きさに手でちぎります。包丁を使わずに手でちぎることで、断面がギザギザになり、味がよくなじみます。やわらかい本春キャベツだからこそ、この方法でおいしく仕上がります。
・ちぎったキャベツをポリ袋やジッパー付き保存袋に入れ、ごま油を加えてよく揉み込みます。ここで油をしっかりなじませることで、全体に香りが広がり、葉にしっとりとコーティングされて食感も良くなります。
・ごま油が全体に行き渡ったら、塩昆布と昆布茶を加え、さらに袋の中でよく和えます。袋の中で揉むことで味が均一になり、調味料のうま味がキャベツの甘みに加わって、あと引く味になります。
・器に盛り付けたら、白煎りゴマと粗挽き黒こしょうをふりかけて仕上げます。ゴマの香ばしさとこしょうのピリッとしたアクセントが全体を引き締め、シンプルなのに印象深い味に仕上がります。
本春キャベツのカルボナーラ風
続いて登場したのは、本春キャベツを主役にしたカルボナーラ風の温菜。
材料(作りやすい分量)
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本春キャベツ:1/2個
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にんにく:1片
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ブロックベーコン:60g
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温泉卵:2個
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オリーブオイル:適量
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塩:適量
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粗挽きブラックペッパー:適量
(ソース用)
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粉チーズ:30g
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バター:20g
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薄力粉:小さじ1
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牛乳:100cc
作り方
・キャベツは芯を残したまま大きめのくし形に切り、加熱しても形が崩れにくくするのがポイントです。こうすることで、盛り付けの見栄えも良くなります。
・にんにくは半分に切ってつぶし、ベーコンは棒状に切っておきます。下ごしらえをしっかり行っておくことで、調理がスムーズに進みます。
・フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れてから火にかけ、にんにくの香りが立ってきたらキャベツを並べてふたをして蒸し焼きにします。片面にこんがり焼き色がついたら裏返して、ベーコンを加えてさらに焼きます。キャベツにしっかり焼き色がつくことで、甘さが引き立ち、ベーコンの旨みとよく合います。
・別の小さめのフライパンにバターを入れて弱火で溶かし、薄力粉を加えてダマができないようによく混ぜます。焦がさないように注意して、粉チーズと牛乳を加えてとろみがつくまで混ぜ続け、なめらかなホワイトソースを作ります。
・焼きあがったキャベツをお皿に盛り付け、ベーコンと温泉卵を乗せ、上からホワイトソースをたっぷりとかけます。仕上げに粗挽きブラックペッパーをふることで、味にキリッとしたアクセントが加わり、全体が引き締まります。
三崎マグロと本春キャベツのミルフィーユカツ
三浦市といえば忘れてはいけないのが三崎港のマグロ。今回のメイン料理は、三崎マグロとキャベツを交互に重ねた「ミルフィーユカツ」です。
材料(2個分)
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本春キャベツ:4枚程度
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三崎マグロ(中トロ):1サク
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塩・こしょう:各適量
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薄力粉:適量(まぶし用・バッター液用)
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卵:1個
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水:大さじ2
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パン粉:適量
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揚げ油:適量
(タルタルソース用)
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ゆで卵:2個
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玉ねぎ:30g
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ピクルス:30g
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ケッパー:5g
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パセリ:適量
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マヨネーズ:60g
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塩・こしょう:各少々
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中濃ソース:適量(仕上げ用)
作り方
・最初にタルタルソースの準備をします。ゆで卵、玉ねぎ、ピクルス、ケッパー、パセリをすべてみじん切りにし、マヨネーズ・塩・こしょうを加えて混ぜます。酸味とコクのバランスがよく、揚げ物にぴったりなソースになります。
・次にバッター液を用意します。溶き卵に薄力粉(大さじ4)を入れ、水で濃度を調整してよく混ぜます。とろみがつく程度に調整するのがポイントです。
・キャベツは芯を取り除き、茹でてしんなりさせた後、すぐに氷水に取ります。こうすることで色鮮やかに仕上がり、食感もやさしくなります。水気はしっかりふき取っておきます。
・マグロは半分にカットした後、厚さを抑えるように3枚にスライスし、それぞれに塩・こしょうを振ってから薄力粉をまぶします。火が入りやすく、重ねたときに形が整いやすくなります。
・重ねる順番は、マグロ → キャベツ → マグロ → キャベツ → マグロの順。このミルフィーユ状の層が、見た目にも楽しく、断面も美しいポイントになります。
・バッター液を全体にまんべんなくつけてからパン粉をしっかりとまぶし、形が崩れないようつまようじで中央を固定します。
・170℃の油でじっくり揚げることで、表面はカリッと中はしっとり仕上がります。揚げあがったらつまようじを抜き、清潔なペーパーで軽く油を切ります。
・半分にカットし断面を見せるように盛り付け、タルタルソースと中濃ソースを添えれば完成です。タルタルの酸味とコク、マグロの旨み、キャベツの甘みが三位一体となり、口の中で絶妙なバランスを生み出します。
ソーセージも三浦の誇り!カラフルな特産品を堪能
さらに番組では、三浦の隣・横須賀で作られているカラフルなソーセージも紹介されました。とうふ入り、イカ墨、グリーン野菜入りなど、それぞれ見た目にもユニークで、素材の味を生かした味わいが特徴。横須賀松坂屋で販売されているこれらのソーセージは、地元食材との掛け合わせでさらに魅力が増すと評価されていました。
本春キャベツとカラフルソーセージのピザ
そして今回の乾杯メニューは、本春キャベツとカラフルソーセージを使ったオリジナルピザです。
材料(2枚分)
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本春キャベツ:1/2個
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ソーセージ各種:6本(※カラフルソーセージ推奨)
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玉ネギ:1/4個
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サラダ油:大さじ1/2
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ドライトマト:5g
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ピザチーズ:適量
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粒マスタード:30g
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ピザ生地(市販・20cm程度):2枚
作り方
・キャベツは食べやすいざく切りにします。焼くことで甘みが引き立ち、チーズやソーセージとの相性が良くなります。
・ソーセージは斜めの薄切りにカット。数種類を組み合わせることで、味にも彩りにもバリエーションが生まれます。
・玉ネギはスライスし、ドライトマトは小さく刻んでおくことで、全体にまんべんなく風味が広がります。
・フライパンにサラダ油を熱し、玉ネギ・ドライトマト・キャベツを炒めていきます。キャベツがしんなりするまで炒めることで、甘さが増し、水分も飛んでトッピングしやすくなります。
・ピザ生地に粒マスタードをまんべんなく塗り、炒めたキャベツと玉ネギをのせて広げます。その上からピザチーズをたっぷりかけ、さらにソーセージを彩りよく散らします。
・250℃に予熱したオーブンで8~10分ほど焼くと、チーズがとろけて香ばしい香りが広がります。焼き上がりのタイミングは、チーズがしっかり溶けて焼き色がついた頃が目安です。
今回の『満天☆青空レストラン』では、三浦の春を彩るキャベツの魅力がたっぷりと紹介されました。ME:IのRANさんとSHIZUKUさんの初登場回としても、笑顔あふれる現地レポートが印象的でした。
地元の恵みを活かした料理を通じて、三浦市の魅力を存分に感じられる回でした。家庭でも再現できるレシピも多く、春野菜の楽しみ方の参考になったという視聴者も多かったのではないでしょうか。
※この記事は2025年4月12日放送の内容をもとに構成しています。
気になるレシピや取り寄せ情報があれば、番組公式サイトもチェックしてみてください。
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