魚肉ソーセージとピーマンのおかかまぶしの作り方
2025年4月14日放送の『DAIGOも台所』では、お財布にやさしくて栄養バランスもいい、魚肉ソーセージとピーマンを使った「おかかまぶし」が紹介されました。魚肉ソーセージやちくわといった身近な材料を使いながらも、かつお節の香りが広がる和風の味わいが特徴です。火の通りが早い野菜を使っているため、調理時間も短く、忙しい日の一品にもぴったり。今回は、放送内容をもとに、レシピのポイントやアレンジ方法まで詳しくご紹介します。
材料(2人分)
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魚肉ソーセージ:2本(140g)
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ちくわ:2本
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ピーマン:2個
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玉ねぎ:1/2個
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かつお節:5g
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サラダ油:大さじ2
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一味唐辛子:適量(お好みで)
<たれ>
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酒:小さじ1
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みりん:大さじ1と1/3
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しょうゆ:大さじ1と1/3
作り方
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具材の下ごしらえ
魚肉ソーセージは斜めに5mm幅で切り、さらに幅5mmの細切りにします。ちくわも同様に斜めに5mm幅で切ります。火が通りやすく、全体に味がなじみやすい切り方です。
ピーマンは縦半分に切ってからヘタと種を取り除き、縦に5mm幅にカットします。玉ねぎは繊維に沿って5mm幅にスライスします。この切り方は食感を残しながら火が通りやすくなるのがポイントです。 -
たれを合わせる
小さめのボウルに、酒、みりん、しょうゆを入れてよく混ぜておきます。この合わせだれが、仕上がりの味をしっかりまとめてくれます。 -
具材を炒める
フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、魚肉ソーセージとちくわを炒めます。少し焼き色がついて香ばしくなってきたら、ピーマンと玉ねぎを加えてさらに炒めます。
ピーマンと玉ねぎがしんなりとしてきたら次のステップへ。 -
たれを加える
全体に火が通ったら、合わせておいたたれを加えます。炒めながら全体にたれがなじむようにからめてください。味が均等に行き渡るように、手早く混ぜるのがポイントです。 -
かつお節で風味づけ
火を止めたら、かつお節を加えて全体にふんわりとまぶします。かつお節が余分な水分を吸いながら、風味を豊かに仕上げてくれます。 -
盛り付けと仕上げ
器に盛り付けたら、好みで一味唐辛子をふりかけて完成です。ピリ辛が好きな方は多めにふっても美味しくいただけます。
レシピのポイントと魅力
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魚肉ソーセージとちくわは火の通りが早く、時短にも最適。
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ピーマンのほろ苦さと玉ねぎの甘みが、だしの効いたたれとよく合います。
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かつお節のうま味成分(イノシン酸)が調味料の風味を引き立て、減塩でも物足りなさを感じさせません。
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ごはんとの相性も抜群で、丼仕立てにするのもおすすめです。
おすすめのアレンジアイデア
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炒めるときにしめじやエリンギなどのきのこ類を加えると、食物繊維と旨みがアップ。
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冷蔵庫にあるにんじんやパプリカなどを加えて彩りをよくするのもおすすめです。
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子ども用には一味唐辛子を抜いて、仕上げに白ごまをふってもやさしい味わいになります。
こんな方におすすめ
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忙しい日の夕飯に、すぐ作れるおかずを探している方
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冷蔵庫の残りものを活用して一品作りたい方
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お弁当のおかずに、冷めても美味しいレシピを取り入れたい方
まとめ
今回紹介された「魚肉ソーセージとピーマンのおかかまぶし」は、手に入りやすい材料で、調味料もシンプル。それでいてごはんがすすむしっかり味に仕上がるのが大きな魅力です。かつお節と合わせだれの組み合わせが絶妙で、短時間でも満足感のある一皿に仕上がります。冷蔵庫にあるものでパッと作れる万能レシピなので、ぜひ日々の献立に取り入れてみてください。
高齢者向けやさしい献立:ギョニソとピーマンのおかかまぶしを主菜にした献立

今回ご紹介するのは、「ギョニソとピーマンのおかかまぶし」をメインに、高齢者でも食べやすく栄養バランスが整った献立です。やわらかさや味付け、不足しやすい栄養素をしっかり考えて、塩分も控えめにしています。全体で約500〜550kcal、たんぱく質20g前後、塩分は2.5g以内におさえています。
メイン:やわらかギョニソとピーマンのおかかまぶし
【材料(2人分)】
・魚肉ソーセージ(減塩タイプ)…2本(120g)
・ちくわ(小さめ)…2本
・ピーマン…2個
・玉ねぎ…1/2個
・かつお節…5g
・サラダ油…大さじ1(減量)
・一味唐辛子…少々(省略可)
〈たれ〉
・酒…小さじ1
・みりん…小さじ2
・しょうゆ(減塩)…小さじ2
【作り方】
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魚肉ソーセージとちくわは斜め5mm幅に切り、さらに細切りにする。
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ピーマンは縦半分に切って種を取り、細めの千切りに。玉ねぎも5mm幅の薄切りにする。
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調味料を混ぜてたれを作る。
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フライパンに油を熱し、ソーセージ・ちくわ・野菜を炒める。
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全体がしんなりしたらたれを加え、最後にかつお節を混ぜて火を止める。
※サラダ油を減らし、しょうゆも減塩タイプに変更しています。ピリ辛が苦手な方や高齢者には一味は省いてください。
副菜①:じゃがいもと小松菜のとろとろ煮
【材料(2人分)】
・じゃがいも…1個(小)
・小松菜…1株
・だし汁…150ml
・しょうゆ(減塩)…小さじ1
・みりん…小さじ1
・片栗粉…小さじ1(水で溶いておく)
【作り方】
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じゃがいもは皮をむいて薄く半月切り、小松菜は2cmに切る。
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鍋にだし汁とじゃがいもを入れて煮る。火が通ったら小松菜を加える。
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調味料を入れて軽く煮たら、水溶き片栗粉でとろみをつける。
※とろみがつくことで飲み込みやすく、塩分控えめでもしっかり味が感じられます。
副菜②:ひじきと厚揚げのごまポン和え
【材料(2人分)】
・戻しひじき…30g
・厚揚げ…1/2枚
・すりごま…小さじ2
・ポン酢(減塩)…小さじ2
・ごま油…小さじ1/2
【作り方】
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ひじきは戻してさっと湯通し。厚揚げは湯通しして食べやすい大きさに切る。
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ボウルでひじき・厚揚げ・すりごまを合わせ、ポン酢とごま油であえる。
※厚揚げでたんぱく質とカルシウムをプラスし、ポン酢の酸味でさっぱりと仕上げます。
この献立は、主菜でしっかりたんぱく質をとりながら、副菜でビタミン・ミネラル・食物繊維を補っています。特にカルシウム・鉄分・ビタミンCが強化され、塩分も1食で2.5g未満におさえられます。やわらかく、のどごしもよく、噛む力が弱い方にも安心です。色合いも豊かで、見た目にも楽しめる献立となっています。
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