物価高でも大満足!リュウジの「救世主(メシア)鍋」が登場
食材の値段が上がる中、「美味しくて安く作れる料理を知りたい!」と思う人は多いのではないでしょうか。そんな悩みに応えるべく、料理研究家のリュウジさんが考案した【救世主(メシア)鍋】が話題です。おでん風のスープをベースに、豚バラ肉の旨味が染み込んだ絶品鍋。シンプルな材料ながら、驚くほどの美味しさが詰まっています。
さらに、鍋のシメには卵とご飯を加えて雑炊にすることで、最後の一滴まで楽しめる一品。栄養バランスもよく、コスパ抜群なので、節約しながら美味しい料理を楽しみたい方にぴったりです。また、副菜には、手軽に作れる【インゲンの胡麻和え】も紹介。簡単なのにしっかり味が決まるので、箸休めにも最適です。
今回は、【救世主(メシア)鍋】の作り方と、シメの雑炊、副菜の【インゲンの胡麻和え】まで、詳しくご紹介します。
おでんつゆ鍋の作り方
材料(2人分)
- 大根 … 300g(厚めの半月切りにする)
- 豚バラ肉 … 250g(食べやすい大きさにカット)
- 水 … 300cc
- ほんだし … 小さじ1
- 昆布だし … 小さじ1/2
- オイスターソース … 小さじ1
- 塩 … 小さじ1/3
作り方
- 大根の下準備
大根は1cm幅の半月切りにし、電子レンジ(600W)で5分加熱。これにより火の通りが早くなり、スープの味が染み込みやすくなる。 - 鍋でスープを作る
鍋に水300ccを入れ、ほんだし・昆布だし・オイスターソース・塩を加えて混ぜる。中火にかけ、沸騰させる。 - 大根を煮込む
下準備した大根を加え、弱めの中火で10分ほど煮る。大根が柔らかくなり、スープの旨味をしっかり吸収するのがポイント。 - 豚バラ肉を加えて仕上げる
豚バラ肉を一枚ずつ広げながら加える。アクが出たらすくい取る。さらに10分ほど煮込んで、豚肉の脂がスープに溶け込み、旨味たっぷりの味わいに。 - 味を調える
塩で味を調整し、完成。より濃い味が好きな方は、塩を少し追加してもOK。
美味しく食べるポイント
- からしを添えて、おでん風にアレンジ
- 柚子胡椒を加えて、ピリッとしたアクセントをつける
- 七味唐辛子をふって、風味をアップ
シメの雑炊で最後まで楽しむ!
鍋を食べ終わったら、残ったスープで雑炊を作るのがおすすめ。旨味が凝縮されたスープを余すことなく楽しめます。
材料
- ご飯 … 200g(軽く洗ってぬめりを取る)
- 卵 … 1個(溶いておく)
- 塩 … ひとつまみ
- 刻みネギ … 適量
- いりごま … 適量
作り方
- ご飯を入れて煮る
鍋に残ったスープを再度火にかけ、ご飯を加える。軽くほぐしながら煮立たせ、弱火で3分ほど煮る。 - 卵を加える
溶き卵を回し入れ、全体を軽く混ぜる。ふんわり仕上げるため、混ぜすぎないのがポイント。 - 仕上げ
塩で味を調え、刻みネギ・いりごまをふりかけたら完成!スープの旨味がご飯にしっかり染み込み、最後の一滴まで楽しめる。
もう一品!インゲンの胡麻和え
鍋だけでは物足りない…という方に、簡単に作れる副菜【インゲンの胡麻和え】を紹介。ヘルシーでさっぱりした味わいなので、こってりした鍋との相性抜群です。
材料
- 冷凍インゲン … 100g
- すりごま … 小さじ2
- 砂糖 … 小さじ1/2
- 醤油 … 小さじ1.5
- ほんだし … 小さじ1/4
作り方
- インゲンを下準備
冷凍インゲンを電子レンジ(600W)で1分加熱し、粗熱を取る。 - 調味料を混ぜる
すりごま・砂糖・醤油・ほんだしをよく混ぜておく。 - 和える
インゲンと調味料をしっかり和え、味がなじんだら完成!
ワンポイント
- ゴマの風味を強くしたい場合は、いりごまをすり鉢ですってから使うと◎
- 味を濃くしたい場合は、醤油を少し増やして調整
高齢者向けに調整した「救世主(メシア)鍋」のレシピ
栄養バランスを考え、高齢者向けに食べやすく調整しました。塩分を控えめにしつつ、旨味を引き出すことで美味しく仕上げます。大根は柔らかく煮て、豚バラ肉は少なめにして脂質を控えめにしながらも、たんぱく質をしっかり摂れるよう調整しました。シメの雑炊も消化しやすいよう工夫しています。
材料(1人分)
- 大根 … 200g(厚めのいちょう切り)
- 豚バラ肉 … 150g(脂身の少ない部分を使用)
- 水 … 300cc
- ほんだし … 小さじ1/2
- 昆布だし … 小さじ1/4
- オイスターソース … 小さじ1/2
- 塩 … 小さじ1/4
- ご飯 … 150g(雑炊用)
- 卵 … 1個
- 塩(雑炊用) … ひとつまみ
- 刻みネギ … 適量
- いりごま … 適量
- 冷凍インゲン … 80g
- すりごま … 小さじ1.5
- 砂糖 … 小さじ1/3
- 醤油 … 小さじ1
- ほんだし(胡麻和え用) … 小さじ1/6
作り方
- 大根の下準備
電子レンジ(600W)で5分加熱し、柔らかくしてから使用することで煮込み時間を短縮し、食べやすくする。 - スープの準備
鍋に水を入れ、ほんだし・昆布だし・オイスターソース・塩を加えて沸騰させる。 - 大根を煮込む
下準備した大根を鍋に入れ、弱火で10分煮る。 - 豚バラ肉を加える
豚バラ肉を一口大に切って加える。アクを取りながらさらに5分煮込む。 - 味を調整
塩分を控えるため、味が薄いと感じたら醤油を少量加える。 - シメの雑炊
残ったスープに洗ったご飯を加え、2分ほど煮る。溶き卵を回し入れ、軽く混ぜながら火を止める。塩をひとつまみ加え、仕上げに刻みネギといりごまを散らす。 - インゲンの胡麻和え
冷凍インゲンを電子レンジ(600W)で1分加熱する。すりごま・砂糖・醤油・ほんだしを混ぜ、加熱したインゲンと和える。
高齢者向けの工夫
- 大根はしっかり柔らかく煮て食べやすくする。
- 豚バラ肉は脂身の少ない部分を使用し、量を減らして脂質を抑える。
- 塩分は控えめにし、旨味を生かすために昆布だしとオイスターソースを活用。
- 雑炊はご飯のぬめりを取ることで、さらっと食べやすく仕上げる。
- インゲンの胡麻和えも、塩分を抑えつつ風味豊かに。
栄養バランス(1人分)
- エネルギー … 約500kcal
- たんぱく質 … 約20g
- 脂質 … 約15g
- 炭水化物 … 約60g
- 塩分 … 約2.5g
高齢者が無理なく食べられるよう、食材の柔らかさや塩分量を調整しました。旨味を生かしながらも、栄養バランスのとれた食事に仕上げています。
まとめ
今回は、リュウジさん考案の「救世主(メシア)鍋」と、シメの雑炊、そして箸休めにぴったりな「インゲンの胡麻和え」をご紹介しました。鍋はおでん風のスープに豚バラ肉の旨味が加わり、シンプルながら奥深い味わい。シメの雑炊まで楽しめるので、最後の一滴まで無駄なく美味しくいただけます。
また、節約レシピながらしっかり満足感があり、家族みんなで楽しめるのが嬉しいポイント。副菜のインゲンの胡麻和えを添えれば、栄養バランスもバッチリです。寒い季節や、節約しながら美味しい食事を楽しみたい時にぜひ試してみてください。
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