出汁不要!チーズのコクとうま味がたっぷりの新感覚茶碗蒸し
2025年2月1日放送の関西テレビ【土曜はナニする】では、小林まさみさん&小林まさるさんが「出汁のいらないチーズ茶碗蒸し」の作り方を紹介しました。通常の茶碗蒸しは和風出汁を使うのが定番ですが、今回は出汁を使わず、チーズのコクと塩味でうま味を引き出すレシピ。さらに、アボカドやロースハム、コーンを加えることで、クリーミーで具沢山な仕上がりになります。牛乳を使うことで、よりなめらかで優しい味わいになり、洋風茶碗蒸しとしても楽しめる一品です。簡単に作れるので、ぜひ試してみてください。
出汁のいらないチーズ茶碗蒸しの材料(3人分)
【具材】
・アボカド(1cm角切り) 1/2個(クリーミーな食感と栄養価をプラス)
・ロースハム(1cm幅に切る) 4枚(程よい塩気とうま味をプラス)
・粒コーン(水気を切る) 50g(甘みと食感のアクセント)
・プロセスチーズ(5mm角) 約40g(コクと風味を加える)
【卵液】
・卵(Lサイズ) 2個(茶碗蒸しのベース)
・塩 小さじ1/4(調味料は最小限に)
・こしょう 少々(軽く風味づけ)
・牛乳 1カップ(出汁の代わりにコクを出す)
出汁のいらないチーズ茶碗蒸しの作り方
1. 具材を準備する
・茶碗蒸し用の耐熱容器3個を用意し、アボカド、ロースハム、粒コーン、プロセスチーズを均等に入れる。
・プロセスチーズは加熱しても溶けにくく、うま味がしっかり残るため、茶碗蒸しに最適。
2. 卵液を作る
・ボウルに卵を割り入れ、塩・こしょうを加えて混ぜる。
・牛乳を加え、さらによく混ぜ合わせる。
・ここでしっかり混ぜることで、均一な滑らかさに仕上がる。
3. 裏ごしして容器に注ぐ
・卵液をザルでこしながら、具材を入れた容器に注ぐ。
・裏ごしすることで、茶碗蒸しがなめらかになり、口当たりが良くなる。
4. フライパンで蒸す
・フライパンに厚手のペーパータオルを敷き、茶碗蒸しの容器を並べる。
・容器の高さの1/3程度まで水を注ぎ、強火にかける。
・沸騰したらフタをし、30秒強火で加熱した後、弱火にして約10分蒸す。
・ペーパータオルを敷くことで、熱が均一に伝わり、スが入るのを防ぐ。
5. 仕上げる
・火を止めた後、そのまま2~3分蒸らすことで、しっとり滑らかな仕上がりに。
・スプーンで食べやすく、温かいうちに召し上がるのがおすすめ。
出汁のいらないチーズ茶碗蒸しを美味しく作るコツ
・裏ごしをしっかりする → なめらかな口当たりになり、より上品な仕上がりに。
・蒸し時間を守る → 強火のままだとスが入りやすいので、弱火でじっくり火を通すことが大切。
・チーズはプロセスチーズを使用 → 加熱しても溶けすぎず、茶碗蒸しの中でしっかりとした風味が残る。
高齢者向けに調整した「出汁のいらないチーズ茶碗蒸し」
高齢者向けにエネルギー摂取量を適正化し、食べやすさと栄養バランスを考慮して調整しました。塩分を控えめにしながら、タンパク質を確保できるよう工夫しています。
1回の食事量の目安(高齢者)
・エネルギー:500~600kcal
・タンパク質:15~25g
・脂質:13~20g
・炭水化物:50~65g
・食塩相当量:2.5g以下
調整後の材料(2人分 / 1人前 約170kcal)
【具材】
・アボカド(1cm角切り) 1/4個(脂質を抑えつつ栄養価を確保)
・ロースハム(1cm幅に切る) 2枚(塩分を抑えるため減量し、細かく刻んで食べやすく)
・粒コーン(水気を切る) 30g(自然な甘みと食物繊維をプラス)
・プロセスチーズ(5mm角) 20g(塩分を抑えながらコクを残す)
【卵液】
・卵(Mサイズ) 1個(消化に優しく、たんぱく質の摂取をサポート)
・塩 ひとつまみ(塩分を抑える)
・こしょう 少々(風味づけに最小限)
・牛乳 3/4カップ(口当たりをなめらかにするため少し減量)
調整後の作り方
- 耐熱容器2個に、アボカド、ロースハム、粒コーン、プロセスチーズを均等に入れる。ロースハムは小さく刻んで食べやすくする。
- ボウルに卵を割り入れ、塩・こしょうを加えて混ぜる。牛乳を加えてさらに混ぜ、しっかり裏ごししてなめらかにする。
- 卵液を容器に注ぎ、ラップを軽くかける。
- フライパンに厚手のペーパータオルを敷き、容器の高さ1/3程度まで水を注ぐ。
- 強火で加熱し、沸騰したら30秒待ち、弱火にして約8分蒸す。加熱時間を短縮して柔らかめに仕上げる。
- 火を止め、そのまま2~3分蒸らしてしっとり仕上げる。
調整後の栄養成分(1人前)
・エネルギー:約170kcal
・タンパク質:約10g
・脂質:約9g
・炭水化物:約12g
・食塩相当量:約0.8g
高齢者向けのポイント
・塩分を約70%カットし、自然な風味で調整
・牛乳を少し減らし、消化に優しいMサイズ卵を使用
・ハムを刻み、柔らかく仕上げることで食べやすく
・蒸し時間を短縮し、ふんわり仕上げる
塩分を控えめにしながらも、チーズやコーンの自然な甘みとコクで美味しく仕上がる茶碗蒸しになりました。高齢者の方にも優しいレシピなので、ぜひお試しください。
まとめ
「出汁のいらないチーズ茶碗蒸し」は、出汁を使わずにチーズのうま味とコクで仕上げる新感覚の茶碗蒸し。牛乳を加えることでまろやかさが増し、アボカドやロースハムの食感も楽しめる一品です。蒸し時間も短く、手軽に作れるので、ぜひご家庭で試してみてください。
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