材料3つだけ!板チョコで作る濃厚チョコレートムース
チョコレートムースは、フランスの伝統的なデザートのひとつで、ふんわりなめらかな口当たりが特徴です。今回紹介するのは、タサン志麻さんが提案する材料3つで作れるシンプルなレシピ。計量もほとんど必要なく、初心者でも簡単に作れます。
特別な道具もいらず、板チョコと卵があればすぐにできるので、バレンタインやちょっとしたおやつにもぴったりです。また、冷やして食べるだけでなく、焼いても美味しく、さまざまなアレンジが可能な点も魅力です。
今回は、タサン志麻さんのレシピをもとに、チョコレートムースを美味しく作るコツや、仕上がりをふんわりさせるポイントについて詳しく解説します。
材料(作りやすい分量)
- 板チョコ(ブラック)…2枚(100g)
- 卵…3個
- 砂糖…大さじ2
※板チョコは製菓用チョコレートでも代用可能
※甘さの調整はお好みで、砂糖の量を加減可能
チョコレートムースの作り方
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チョコレートを湯煎で溶かす
- チョコレートを細かく割ってボウルに入れる
- 鍋にお湯を沸かし、ボウルを湯煎にかける
- ボウルをつけたら火を止め、ゆっくりと溶かす(温度が高すぎるとチョコレートが固まるため注意)
- チョコレートが完全に溶けたら、軽く混ぜてなめらかにする
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卵を卵黄と卵白に分ける
- 卵を平らな場所で軽く叩き、ヒビを入れて割る
- 卵白は泡立てるため、大きめのボウルに入れる
- 卵黄は別のボウルに入れる(この後チョコレートと混ぜる)
- 卵白を入れるボウルは水分や油分がないようにしっかり拭いておく(泡立ちを良くするため)
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卵白を泡立ててメレンゲを作る
- 泡立て器を使い、卵白を混ぜてコシを切る
- 砂糖を2回に分けて加えながら、泡立てる
- 最初は全体をほぐすように、少し泡立ってきたら円を描くように大きく混ぜる
- しっかり泡立てて、ツノが立つくらいのメレンゲにする(電動泡立て器を使うと短時間で仕上がる)
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溶かしたチョコレートに卵黄を加える
- 卵黄を溶かしたチョコレートに加え、よく混ぜる
- 卵黄を加えることでチョコレートが少し固くなるため、しっかりと混ぜ合わせる
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メレンゲを加え、ムース状にする
- メレンゲの1/3量をチョコレートに加え、しっかり混ぜる(最初は泡を気にせず、チョコレートの濃度を調整するイメージで)
- 残りのメレンゲを2回に分けて加え、ゴムベラを使い底からすくうように混ぜる
- 泡をつぶさないように、大きく切るように混ぜる
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器に流し込み、冷蔵庫で冷やす
- 完全に混ざったら、器に流し入れる
- 空気を抜くため、容器を軽くトントンと机に打ち付ける
- 冷蔵庫で3〜4時間冷やし、しっかり固まったら完成
ふんわり仕上げるコツ
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メレンゲをつぶさずに混ぜる
メレンゲは空気をたくさん含んでいるので、泡を消さないように大きく混ぜることがポイント。 -
チョコレートの温度管理に注意
チョコレートが熱すぎると、卵黄が固まってしまうため、適度に冷ましてから混ぜることが大切。 -
しっかり冷やすことでなめらかに仕上がる
しっかり冷やすと、ふわっとした口当たりになる。冷蔵庫の状態にもよるが、最低3時間は冷やすのがベスト。
チョコレートムースのアレンジ方法
このレシピはアレンジも可能。さまざまな食材を加えて、好みのチョコレートムースに仕上げることができます。
- ラム酒やブランデーを加えて、大人の味に
- 砕いたクッキーやナッツを混ぜて、食感をプラス
- ドライフルーツを加えて、甘さと酸味のバランスを調整
- 焼いてチョコレートケーキ風に
このムースはそのままでも美味しいですが、焼くことでしっとりしたチョコレートケーキのような味わいになります。オーブンを使うときは、180℃で15分ほど焼くとちょうど良い仕上がりになります。
まとめ
タサン志麻さんが紹介するチョコレートムースは、シンプルな材料で簡単に作れるレシピです。板チョコと卵だけで作れるので、特別な材料を準備する必要もなく、すぐに作れます。
冷やしても焼いても美味しく、アレンジもできるため、バレンタインやおやつにぴったり。濃厚な味わいとなめらかな食感を楽しんでください。
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