カキのグラタン風の作り方｜2025年2月16日放送
2025年2月16日（日）のテレビ朝日系【相葉マナブ】では、「カキのグラタン風」のレシピが紹介されました。カキといえば、生やフライで食べることが多いですが、今回はタルタルソースとチーズを使ってグラタン風に仕上げるレシピです。オーブントースターを使って手軽に作れるので、家庭でも簡単に楽しめます。カキの旨味を活かしながら、チーズのコクやタルタルソースの酸味が加わることで、濃厚な味わいに仕上がります。食卓をちょっと豪華にしたいときや、おもてなしにもぴったりの料理です。
カキのグラタン風の材料（4個分）
・殻付きカキ … 4個
・タルタルソース … 150g
・チーズ … 40g（とろけるタイプがおすすめ）
・コショウ … 少々
・パセリ … 適量（仕上げ用）
カキは、加熱すると縮んでしまうので、大きめのものを選ぶのがおすすめです。チーズはとろけるタイプを使うと、焼いたときにカキとよく絡んで美味しくなります。パセリは仕上げに散らすことで彩りが良くなり、見た目も美しくなります。
カキのグラタン風の作り方
-
カキを洗う
殻付きカキは、タワシを使ってしっかり洗う。殻の表面には汚れや砂がついていることが多いので、水を流しながらこすり洗いするとよい。特に隙間に汚れが残りやすいので、丁寧に洗うことが大切。 -
電子レンジで加熱する
耐熱皿にカキを並べ、ふんわりとラップをかける。このとき、しっかり密閉しないようにする。電子レンジ（600W）で3分加熱する。加熱すると、カキの殻が少し開いてくる。完全に開かない場合は、スプーンやナイフを使って少しこじ開ける。やけどしないように注意。 -
カキの身を取り出し、水気をふく
加熱したカキの殻を開き、身を取り出す。カキには殻のかけらや汚れが残っていることがあるので、軽く水で洗う。その後、キッチンペーパーなどで水気をしっかり拭き取る。水気が残っていると、後でタルタルソースがなじみにくくなるので、ここは丁寧に行う。 -
カキを殻に戻し、味付けをする
取り出した殻のきれいな方を使い、カキを戻す。殻が安定しない場合は、アルミホイルを敷いて固定するとよい。カキの上にコショウを少しふり、タルタルソースをのせる。タルタルソースはスプーンで軽く広げるようにすると、カキ全体に味がなじみやすい。 -
チーズをのせて焼く
タルタルソースの上にチーズをのせる。チーズの量はお好みで調整可能。トースターに入れ、焼き色がつくまで加熱する。加熱時間はトースターによるが、目安は約5分。焼きすぎるとチーズが固くなるので、様子を見ながら加熱する。 -
仕上げにパセリを散らす
焼き上がったらトースターから取り出し、皿に盛る。仕上げに刻んだパセリを散らすと、彩りが良くなり、風味も増す。
美味しく作るためのポイント
・カキの殻をしっかり洗うことで、食べたときの雑味がなくなる。
・電子レンジでの加熱時間は調整が必要。加熱しすぎるとカキが縮んでしまうので注意。
・トースターで焼く際、アルミホイルを敷いておくと、こぼれたチーズが焦げつかず後片付けが楽になる。
まとめ
カキのグラタン風は、タルタルソースとチーズの組み合わせで、コクのある濃厚な味わいに仕上がります。カキの旨味を存分に楽しめる一品で、おつまみやおもてなしにもぴったりです。オーブントースターを使うので、特別な調理道具がなくても簡単に作れます。ぜひカキが旬の時期に試してみてください。
高齢者向けにアレンジした「カキのグラタン風」と栄養バランスの良い献立
カキのグラタン風を高齢者向けにアレンジし、塩分を控えつつ栄養バランスの良い献立を考えました。消化しやすく、噛みやすい食材を組み合わせ、胃にやさしく仕上げています。
メイン：やわらかカキのヨーグルトグラタン
副菜1：にんじんとオートミールのなめらか白和え
副菜2：蒸し長芋と小松菜の出汁あんかけ
やわらかカキのヨーグルトグラタン
【材料（2人分）】
・殻付きカキ … 6個
・無糖ヨーグルト … 大さじ3
・木綿豆腐 … 50g（水切りしておく）
・減塩チーズ … 30g
・塩 … 少々（なくてもOK）
・コショウ … 少々
・パセリ … 適量（仕上げ用）
【作り方】
1.カキは殻を外し、ボウルに入れて塩水でやさしく洗う。その後、水気をよく拭き取る。
2.耐熱皿にカキを並べ、ふんわりとラップをかけて600Wの電子レンジで2分加熱する。
3.水切りした豆腐とヨーグルトを混ぜ、なめらかになるまでよくつぶす。
4.加熱したカキにヨーグルトソースをかけ、上から減塩チーズを散らす。
5.フライパンにクッキングシートを敷き、ふたをして弱火で5分蒸し焼きにする。
6.仕上げにパセリをふり、お皿に盛る。
にんじんとオートミールのなめらか白和え
【材料（2人分）】
・にんじん … 1/3本（約50g）
・オートミール … 大さじ2
・木綿豆腐 … 50g（水切りしておく）
・すりごま … 小さじ1
・減塩しょうゆ … 小さじ1/2
・みりん … 小さじ1
・だし汁 … 小さじ2
【作り方】
1.にんじんは薄切りにして600Wの電子レンジで2分加熱し、やわらかくする。
2.オートミールはだし汁でふやかし、やわらかくしておく。
3.水切りした豆腐、にんじん、オートミールをすり鉢に入れ、なめらかになるまでつぶす。
4.すりごま、減塩しょうゆ、みりんを加えて混ぜ合わせる。
5.お皿に盛り付け、仕上げに少量のごまをふる。
蒸し長芋と小松菜の出汁あんかけ
【材料（2人分）】
・長芋 … 100g
・小松菜 … 1/3束（約40g）
・かつおだし … 100ml
・薄口しょうゆ … 小さじ1/2
・片栗粉 … 小さじ1
・水 … 小さじ2
【作り方】
1.長芋は皮をむいて1cm幅の輪切りにし、耐熱皿に並べる。600Wの電子レンジで2分加熱する。
2.小松菜は細かく刻み、かつおだしと薄口しょうゆでさっと煮る。
3.片栗粉を水で溶き、小松菜の鍋に加えてとろみをつける。
4.お皿に蒸した長芋を並べ、小松菜のあんをかける。
ポイント
・カキのグラタン風はヨーグルトと豆腐を使うことで塩分を控えながらもコクを出す。
・オートミールを使った白和えは、食物繊維をプラスし、消化吸収を助ける。
・小松菜と長芋の組み合わせで、鉄分・カルシウム・消化酵素をバランスよく摂取。
塩分控えめでもしっかりと旨みを感じられる献立になっています。胃にやさしく、噛みやすく、栄養もたっぷり摂れるので、高齢者の方にもぴったりです。
コメント