東大VS京大!大学スパイスカレー部の頂上決戦を徹底レポート
2025年4月27日深夜、TBS系で放送された『有吉ジャポンII ジロジロ有吉』では、東京大学と京都大学、二大名門大学によるスパイスカレー部対決が特集されました。カレーブームが続く中、学生たちの情熱が詰まった本気のスパイスカレー作りに密着し、スタジオでは食べたいカレーを巡って白熱のプレゼン対決も展開されました。この記事では、放送内容をたっぷり詳しくお届けします。
牧野ステテコが潜入!京都大学カレー部の本格スパイスカレー作りに密着
まずは、牧野ステテコさんが京都大学カレー部を訪れました。京都大学カレー部は、創設から15年の歴史を持ち、現在部員数は80名以上。その人気ぶりから入部制限が設けられるほどで、学祭では全国からカレーマニアが集まる名物サークルです。独自性の高いカレーを追求し続けた結果、ピザハットからコラボオファーが来るほどの実力を持っています。
カレー部の活動の中心は、各部員が独自に開発するオリジナルカレー作り。今回は4回生の輝さんの自宅で、数名の部員が集まってカレー作りを行っていました。テーマは「現地カルチャーへのリスペクト」。アジア各国やムスリム圏を旅して得た知識を生かし、本格的なスパイス使いと食材選びで現地の味に限りなく近づける努力を重ねています。
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「ヤギとレモングラスカレー」
ヤギ肉とレモングラス、生姜、ニンニク、ココナッツミルクを撹拌し、特製スパイスを加えて圧力鍋で50分煮込みます。ヤギ肉の旨味とスパイスの香りが絶妙なバランスで引き立つ一皿。 -
「アサリとかぶカレー」
悪魔クソと呼ばれるスパイス「ビング」を使用し、豊かな香りとコクを演出。クミン、ターメリック、ハーブペーストを組み合わせ、アサリを大量に投入して仕上げます。 -
「梅と鯖カレー」
酸味と旨味のバランスが取れた和風テイストのオリジナルカレー。
試食後には、各カレーの味を数値化してデータ分析を行い、次の改良に生かすという徹底ぶり。京大カレー部の努力と情熱が伝わる密着取材となりました。
東大スパイス部も本気!科学の力で究極のカレー作り
続いて紹介されたのは、東京大学スパイス部。代表の永川さんは、京大カレー部に憧れてスパイス部を設立し、今では100人以上の部員を抱える大所帯に成長しました。カフェやバーで間借りしてカレーを提供するなど、学外でも注目を集めています。
特徴は科学的ロジックに基づくカレー作り。スパイスの香りや旨味成分の組み合わせにこだわり、理論的に美味しさを追求しています。今回永川さんが後輩たちに振る舞ったのは、「二郎系カレー」。
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豚肉と背脂をたっぷり使用
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鰹節や各種スパイスを組み合わせ、旨味の相互作用を最大限に引き出す
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こってりしながらもスパイスの香りが後を引く味わい
新大久保でスパイスを仕入れるほどの情熱を持つ永川さんは、より深くスパイスを学びたくて専攻も変更したというから驚きです。牧野ステテコさんが試食したところ、その濃厚な味わいに驚き、絶賛していました。
スタジオでプレゼンバトル勃発!東大VS京大どちらのカレーが食べたい?
番組後半では、東大と京大の学生たちがスタジオに登場。自分たちのカレーの魅力を出演者たちにプレゼンし、どちらのカレーを「食べたい」と思うかを競いました。
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京都大学カレー部:カレー出汁茶漬け
10種類のスパイスを使った濃厚なドライカレーを、和風出汁でさらっと食べられる新感覚メニュー。仕上げには柚子と「ボディ」というインド風ふりかけをトッピングし、香りと食感のアクセントを加えています。 -
東京大学スパイス部:坦々キーマ
カレーソースと具材に異なるスパイスを使用し、それぞれに別の風味を持たせる高度な技術を駆使。ひき肉にはクミン、クローブ、グリーンカルダモンなどを使用し、ソースにはコリアンダーやターメリックをベースにしています。さらに、短時間で仕上げたラー油には柚子の香りを立たせ、苦味を抑える工夫も施されています。
最終的に、食べたいカレーに選ばれたのは東大スパイス部の「坦々キーマ」。有吉弘行さんと藤田ニコルさんが実食し、そろって「美味しい!」と大満足の様子を見せました。
さらに、京大カレー部のカレーも東大スパイス部のメンバーが試食し、「美味しい」とお互いの努力を称え合うシーンもあり、温かい雰囲気に包まれたプレゼン対決となりました。
出演者と番組進行
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MC:有吉弘行
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出演者:インポッシブル(えいじ・ひるちゃん)、藤田ニコル、牧野ステテコ
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進行:近藤夏子(TBSアナウンサー)
短い放送時間の中で、学生たちのスパイス愛とこだわりがぎっしり詰まった濃密な内容となり、カレー好きならずとも引き込まれる回でした。
TVer&U-NEXTで見逃し配信中!
今回の放送は、「TVer」や「U-NEXT」で見逃し配信されています。気になる方は、ぜひ視聴して、東大&京大の情熱のカレーをチェックしてみてください。
大学生たちの情熱と努力が伝わってきた今回の『有吉ジャポンII ジロジロ有吉』。料理に本気で向き合う姿は、観る人にたくさんの刺激を与えてくれました。これからも、学生たちの自由な発想から生まれる美味しい挑戦に期待したいですね!
東大・京大カレーをベースに高齢者向け!栄養バランス献立アレンジ

今回は、番組で紹介された「坦々キーマカレー」と「カレー出汁茶漬け」の要素を活かしながら、高齢者にも食べやすく、栄養バランスが整った献立にアレンジしました。塩分控えめで、噛みやすさや消化のしやすさにも配慮しています。メインと副菜2品をご紹介します。
メイン:やわらか坦々風キーマカレー(雑穀ごはん添え)
【材料(2人分)】
・豚ひき肉(脂少なめ) 100g
・玉ねぎ 1/2個
・にんじん 30g
・ピーマン 1個
・おろし生姜 小さじ1
・おろしにんにく 小さじ1/2
・コリアンダー(粉) 小さじ1/2
・クミン(粉) 小さじ1/2
・ターメリック(粉) 少々
・減塩しょうゆ 小さじ2
・みそ 小さじ1
・無塩トマトジュース 50ml
・水 50ml
・オリーブオイル 小さじ2
・雑穀ごはん 150g
【作り方】
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玉ねぎ、にんじん、ピーマンをみじん切りにします。
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フライパンにオリーブオイルを熱し、生姜とにんにくを炒めます。
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玉ねぎ、にんじん、ピーマンを加えて中火で炒め、豚ひき肉も加えます。
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肉の色が変わったら、スパイス(コリアンダー、クミン、ターメリック)を加え、香りを出します。
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トマトジュースと水を加え、煮立たせたら、減塩しょうゆとみそで味付けします。
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水分が飛び、全体がまとまったら完成。雑穀ごはんと一緒に盛り付けます。
副菜①:小松菜としらすのレモン和え
【材料(2人分)】
・小松菜 1/2束
・しらす 20g
・レモン汁 小さじ1
・ごま油 小さじ1/2
・白ごま 少々
【作り方】
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小松菜は茹でて水気を絞り、食べやすい大きさに切ります。
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ボウルに小松菜、しらす、レモン汁、ごま油を加えて和えます。
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器に盛り、白ごまをふって完成です。
副菜②:ブロッコリーとパプリカのヨーグルトサラダ
【材料(2人分)】
・ブロッコリー 1/2株
・赤パプリカ 1/4個
・ヨーグルト(無糖) 大さじ2
・オリーブオイル 小さじ1
・こしょう 少々
【作り方】
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ブロッコリーは小房に分け、さっと茹でます。
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赤パプリカは薄切りにします。
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ボウルにブロッコリー、パプリカ、ヨーグルト、オリーブオイルを入れて和え、こしょうで味を整えます。
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そのまま器に盛り付けて完成です。
この献立のポイント
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雑穀ごはんを使って血糖値の上昇を緩やかにし、食物繊維もプラスしています。
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小松菜としらすでカルシウムとビタミンCを補い、骨の健康をサポートします。
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ヨーグルトサラダでビタミンCと乳酸菌を取り入れ、免疫力を高める工夫をしています。
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味付けは減塩を意識しつつ、レモンやスパイスの香りを活かして満足感を高めています。
この献立なら、カレーの楽しさを残しながら、栄養バランスもばっちりです。食べやすさや消化のしやすさにも配慮しているので、高齢者の方にも安心して召し上がっていただけます。もっとバリエーションを広げた献立も作れますので、希望があれば教えてくださいね。🍛✨
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