【笠原将弘の料理のほそ道】ちくわで簡単絶品レシピ!アボちくバター&里芋煮

笠原将弘の料理のほそ道

【ちくわ】まかない合戦まとめ

笠原将弘さんが若手スタッフと料理対決を繰り広げる「まかない合戦」シリーズ。今回のテーマは誰もが知っている身近な食材「ちくわ」でした。日常的によく使われるちくわですが、意外な組み合わせや工夫で、目からウロコの料理が次々と誕生しました。勝敗はつけず、視聴者それぞれが実際に作って味わってみてくださいというスタイルが番組の魅力。今回は、番組で紹介された二つのちくわレシピを、詳しく丁寧に紹介していきます。放送を見逃した方も、この記事を読めばしっかり内容をつかめます!

アボちくバター

ちくわとアボカドという異色の組み合わせが主役の「アボちくバター」。見た目も華やかで、ごはんのおかずにも、おつまみにもぴったりな一品です。

【材料】(2〜3人前)

  • ちくわ 6本

  • アボカド 1個

  • ニンニク 2片

  • 溶けるチーズ 50g

  • バター 10g

  • 黒コショウ 少々

  • A(酒 大さじ1、みりん 大さじ1、醤油 大さじ1/2)

【作り方】 ①アボカドは皮をむき、種を取り除いて小さめにカットします。柔らかいので優しく扱うのがコツです。
②ちくわの穴にアボカドをしっかり詰め込み、1本をさらに3等分にカットします。アボカドがはみ出ないように注意しましょう。
③ニンニクは薄切りにして準備します。風味を出すため、あまり厚く切らないようにします。
④フライパンにバター10gを溶かし、中火にしてちくわとアボカド、ニンニクを一緒に炒めます。ここでしっかり焼き色がつくまで炒めると香ばしさがアップします。
⑤焼き色がついたら、A(酒・みりん・醤油)を加え、弱火にしてさっと全体に味をなじませます。煮すぎないのがポイントです。
⑥仕上げに溶けるチーズを全体にふりかけ、すぐに蓋をして火を止めます。そのまま1分間蒸らすことで、チーズがとろりと溶けて全体に絡みます。
⑦最後にお皿に盛り付け、黒コショウをふって完成です。

アボカドの濃厚なコク、バターとチーズのまろやかさ、そしてちくわのしっかりした食感。この三重奏が絶妙にマッチして、一口食べたら止まらないおいしさでした。おつまみとしても抜群ですが、子どもにも人気が出そうな味付けです。

ちくわと里芋の煮っころがし

次に紹介されたのは、和風の優しい味わいが魅力の「ちくわと里芋の煮っころがし」。懐かしさを感じる味わいに、ちくわの旨みが加わったほっこりレシピです。

【材料】(2〜3人前)

  • ちくわ 6本

  • 里芋(大) 3個(約400g)

  • 万能ねぎ(小口切り) 少々

  • サラダ油 大さじ1

  • 砂糖 大さじ3

  • 醤油 大さじ2

  • ねりからし 小さじ2

  • A(だし 300cc、酒 150cc)

【作り方】 ①ちくわは3等分にカットします。あらかじめ切っておくと後でスムーズに加えられます。
②里芋は皮を剥き、ぬめりをキッチンペーパーでふき取ります。その後、一口大にカットします。里芋はぬめりがあるので、こまめに拭き取ると扱いやすくなります。
③フライパンにサラダ油を熱し、里芋を加えて中火で炒めます。全体に油が回るくらいまで炒めることで、煮崩れしにくくなります。
④だしと酒を合わせたAを加えて一度沸騰させます。ここでアルコールを飛ばして、だしの風味を引き立てます。
⑤沸騰したら砂糖を加え、落とし蓋をして弱火で7分煮込みます。この時間でしっかり味を含ませるのが大切です。
⑥次に醤油を加え、さらに7分煮ます。じっくり煮ることで、里芋がとろりと柔らかくなります。
⑦ちくわを加え、1分ほど軽く煮たら火を止めます。ちくわは煮すぎると硬くなるので、さっと火を通すだけでOKです。
⑧ちくわと里芋を取り出し、残った煮汁にねりからしを溶かしておきます。
⑨器にちくわと里芋を盛り付け、上から煮汁をかけ、仕上げに万能ねぎを散らして完成です。

とろけるような里芋の食感と、だしの旨味を吸ったちくわの組み合わせは最高でした。さらに、ねりからしがほんのり効いていて、大人も大満足の一品になっています。

料理のポイントと楽しみ方

今回のまかない合戦は、「ちくわ」の新たな魅力を再発見する機会となりました。ちくわはそのまま食べても美味しいですが、ちょっと手を加えるだけで料理の主役に変身することがわかります。

ポイントは

  • アボカドやチーズのような洋風食材とも相性が良いこと

  • 里芋やだしと合わせると、和の味わいを引き立てられること

  • 加熱時間や煮込み時間を丁寧に守ることで素材の旨味を最大限に引き出せること

特にアボちくバターは、ごはんのおかずだけでなく、パンに挟んでサンドイッチにするのもおすすめです。ちくわと里芋の煮っころがしは、冷めても味がしっかりしているので、お弁当のおかずにもぴったりです。

まとめ

今回の「料理のほそ道」まかない合戦では、ちくわという一見脇役に見える食材が、堂々と主役になる料理が生まれました。アボカドとチーズで洋風に、里芋とだしで和風にと、ちくわの可能性を思う存分に広げた素晴らしいレシピでした。
どちらも簡単に作れるので、普段の食卓にすぐ取り入れられます。ぜひ皆さんも作ってみて、自分の「推しちくわレシピ」を見つけてくださいね!

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