【ノンストップ】笠原将弘直伝!サワラとタケノコの春煮付けレシピ|2025年4月29日放送

ノンストップ

笠原将弘のサワラとタケノコの煮付けレシピ

2025年4月29日放送の【ノンストップ】「笠原将弘のおかず道場」では、和食の達人・笠原将弘さんが、今が旬のサワラとタケノコを使った春らしい煮付けレシピを教えてくれました。ふっくらとしたサワラと、シャキシャキ食感のタケノコを、やさしい甘辛い味で煮付ける一品です。さらに、梅干しを加えてさわやかな酸味をプラスしているのが、今回のレシピの大きなポイント。春の食卓を明るく彩る、家族みんなで楽しめる和のおかずを、作り方からコツまでたっぷり詳しくご紹介します!

サワラとタケノコの煮付けの材料(4人分)

  • サワラ(切り身)…4切れ

  • タケノコ(下茹で・アク抜き済み)…2本

  • サラダ油…大さじ2

  • インゲン…8本

  • 【A】
     ・酒…180ml
     ・水…180ml
     ・しょうゆ…1/2カップ
     ・みりん…90ml
     ・砂糖…45g

  • 梅干し(塩分8%)…4個

材料は、特別なものは使わずスーパーで手に入るものばかりです。
ポイントはタケノコは必ず下茹で・アク抜きされたものを使うことです。アク抜きができていないと、えぐみが残ってしまうので注意しましょう。
また、サワラは春が旬。脂がのってふっくらしているので、今回の煮付けにもぴったりです。
インゲンは色どりを加えるだけでなく、シャキッとした食感がアクセントになります。

サワラとタケノコの煮付けの作り方

  1. タケノコは食べやすいひと口大に切ります。根元の部分はかたいため、薄めにスライスすると味がしみやすくなります。

  2. フライパンにサラダ油を中火で熱し、タケノコを並べます。表面にしっかり焼き色をつけることがポイントです。このひと手間で香ばしさが加わり、さらに煮崩れも防げます。焼き目がついたら取り出しておきます。

  3. インゲンはヘタを取り除き、半分の長さに切ります。煮すぎると色が悪くなるため、あとから加えるので準備だけしておきます。

  4. サワラはペーパータオルで丁寧に水気を拭き取ります。このひと手間で魚の臭みを取ることができ、味がよくなじみます。

  5. フライパンをきれいにして、【A】の調味料(酒・水・しょうゆ・みりん・砂糖)をすべて入れ、中火にかけます。煮汁は一度しっかり沸かすことが大切です。

  6. 煮立ったら、焼き目をつけたタケノコとサワラを加えます。魚の皮目を上にして並べるときれいに仕上がります。

  7. 火を弱め、アルミホイルを落とし蓋代わりにして7~8分煮ます。落とし蓋を使うことで、煮汁がしっかり全体に行きわたり、均等に味が染み込みます。

  8. 7~8分経ったら、梅干しとインゲンを加えます。梅干しは潰さずそのまま入れるのがポイント。味が煮汁にほんのり溶け出して、さっぱりとした後味になります。

  9. さらに5分煮たら完成です。サワラが崩れないようにそっと盛り付け、煮汁をかけて仕上げます。

このように、工程はとてもシンプルですが、笠原流のコツを押さえることでお店のような本格的な味になります。

美味しく作るためのポイントまとめ

  • タケノコにしっかり焼き目をつける
    → 香ばしさアップ、煮崩れ防止

  • サワラは必ず水気を取ってから煮る
    → 臭みなし、ふっくら仕上げ

  • アルミホイルで落とし蓋をする
    → 煮汁がしっかり回り、ムラなく味が染みる

  • 梅干しは崩さず加える
    → さっぱりとした酸味が広がる

特に今回のレシピでは、梅干しを入れることで甘辛い味付けの中に自然な酸味が加わり、後味がさっぱりします。これがまたごはんと相性抜群!お弁当のおかずにもぴったりです。

さらに、インゲンを後から加えることで、シャキシャキとした歯ごたえを残し、見た目も鮮やかに仕上がります。

こんなアレンジもおすすめ!

  • サワラの代わりにカレイやタラでも美味しく作れます。

  • タケノコがない時期は、レンコンやゴボウを代用してもOK。

  • 煮汁にショウガの薄切りを少し加えると、さらに風味がよくなります。

  • 子ども向けには、梅干しを取り除き、甘めに味付けすると食べやすくなります。

旬の素材を使ったお料理は、その季節ならではの楽しみ方ができるので、季節を感じる食卓にもぴったりです。ぜひいろいろアレンジしながら、楽しんでください。

まとめ

今回の【ノンストップ】笠原将弘さんの「サワラとタケノコの煮付け」は、春の食材の美味しさを最大限に引き出した、手軽だけれど本格的な一皿でした。
サワラのふんわりした身、タケノコの香ばしさ、インゲンの鮮やかな緑、そして梅干しのさっぱりとした酸味。すべてが絶妙に合わさり、口の中で春を感じられるレシピです。
作り方も難しくないので、普段和食をあまり作らない方でも、手軽に挑戦できます。
ぜひこの春、旬の味覚を取り入れた「サワラとタケノコの煮付け」で、家族の食卓を彩ってみてください!

サワラとタケノコの煮付けを使った高齢者向け献立(メイン+副菜2品)

しげゆき
しげゆき

今回紹介した「サワラとタケノコの煮付け」を中心に、高齢者向けに食べやすく、栄養バランスをしっかり整えた特別献立を考えました。塩分を控えながらも美味しく食べられる工夫をしているので、安心して楽しめます。

【献立内容】

  • メイン:サワラとタケノコの梅煮(少しアレンジ)

  • 副菜①:小松菜としらすのとろみ和え

  • 副菜②:かぼちゃと白ごまのふんわりサラダ

総エネルギー:約530kcal
たんぱく質:約28g
脂質:約18g
炭水化物:約55g
塩分:約2.2g

【ポイント】

  • たんぱく質、鉄分、カルシウムをしっかり補強

  • ビタミンA、E、B群もバランスよくカバー

  • 飲み込みやすさも考えて、とろみやふわっとした食感をプラス

◆メイン◆
【サワラとタケノコの梅煮(高齢者向きアレンジ)】

【材料】(2人分)
・サワラ(厚め切り身)…2切れ(1切れ80g程度)
・タケノコ(水煮)…小1本(約100g)
・インゲン…5本
・梅干し(減塩タイプ)…2個
・だし汁…150ml
・酒…大さじ1
・みりん…大さじ1
・しょうゆ(減塩)…小さじ2
・砂糖…小さじ1

【作り方】

  1. サワラはペーパーで水気をしっかり拭き取る。タケノコは食べやすく薄めに切る。インゲンは半分に切る。

  2. フライパンにだし汁、酒、みりん、しょうゆ、砂糖を入れて煮立てる。

  3. タケノコとサワラを入れ、アルミホイルで落とし蓋をして弱火で7分煮る。

  4. 梅干しとインゲンを加えて、さらに3分煮たら完成。

【ポイント】

  • 塩分控えめにするため、だしのうまみをきかせる

  • サワラはふっくら仕上げて、やわらかく食べやすく

◆副菜①◆
【小松菜としらすのとろみ和え】

【材料】(2人分)
・小松菜…1/2束(約100g)
・しらす干し…大さじ2
・片栗粉…小さじ1
・だし汁…50ml

【作り方】

  1. 小松菜をさっとゆでて、水にさらしてから3cmくらいに切る。

  2. 鍋にだし汁を温め、小松菜としらすを入れる。

  3. 水溶き片栗粉(片栗粉を少量の水で溶いたもの)を加えてとろみをつけたら完成。

【ポイント】

  • のどごしがよく、飲み込みやすい仕上がり

  • 小松菜でカルシウムと鉄分をしっかり補給

◆副菜②◆
【かぼちゃと白ごまのふんわりサラダ】

【材料】(2人分)
・かぼちゃ…正味150g
・白ごま…小さじ2
・プレーンヨーグルト…大さじ1
・はちみつ…小さじ1

【作り方】

  1. かぼちゃは小さめに切って、電子レンジでやわらかく加熱する。

  2. ボウルに入れて軽くつぶし、ヨーグルト、はちみつ、白ごまを加えてふんわり混ぜる。

  3. 器にふんわり盛りつけたら完成。

【ポイント】

  • マヨネーズではなくヨーグルトであっさり

  • 白ごまでビタミンEとカルシウムもプラス


この献立なら、旬のサワラとタケノコの美味しさを楽しみながら、塩分を控えつつ、たんぱく質、カルシウム、ビタミンをしっかり補える内容になります。さらに、かぼちゃや小松菜で食物繊維もたっぷりとれるので、毎日の健康維持にもぴったりです!

コメント

タイトルとURLをコピーしました