海老のスパイシー炒めのレシピ｜ピリ辛＆香ばしさがクセになる絶品おかず
2025年2月4日放送の「DAIGOも台所」では、「海老のスパイシー炒め」が紹介されました。プリプリの海老を香ばしく焼き上げ、スパイスの効いたピリッとした味付けが特徴の一品です。花椒（ホァジャオ）や赤唐辛子の香りが食欲をそそり、ししとうの爽やかな辛みがアクセントになります。シンプルな材料で作れるのに、本格中華の味わいが楽しめるのも嬉しいポイントです。
炒めるだけの簡単レシピですが、海老の下味や調味料のバランスが重要。しっかりと下ごしらえをすることで、より美味しく仕上がります。ご飯のおかずにはもちろん、ビールやワインのおつまみにもぴったり。家庭で作れるプロの味を、ぜひ試してみてください。
材料（2人分）
メイン食材
- むきえび…12尾（背わたを取り除き、しっかり下処理する）
- ししとう…10本（ヘタを取って4等分にカット）
- しめじ…50g（石づきを取って小房に分ける）
- 長ねぎ…1/3本（縦半分に切り、1cm幅にカット）
- にんにく…5g（薄切り）
- 赤唐辛子…2本（半分に切り、種を取り除く）
- 青じそ…3枚（1cm幅にカット）
- 花椒粉（ホァジャオフェン）…適量（仕上げ用）
- 塩…適量
- 片栗粉…適量
- サラダ油…適量
えびの下味
- 塩…ひとつまみ
- 溶き卵…小さじ2
- 片栗粉…大さじ1
合わせ調味料
- しょうゆ…大さじ1（旨味のベース）
- 砂糖…小さじ2（甘みを加え、味をまとめる）
- 酢…小さじ2（酸味で後味をスッキリさせる）
- 水…大さじ1（調味料をなじませるため）
- 片栗粉…小さじ1/2（少しのとろみで絡みやすくする）
- ごま油…小さじ1/2（風味をアップ）
作り方
- 具材の下準備
- ししとうはヘタを取り、4等分にカット。辛みを抑えたい場合は、種を取り除くとマイルドになる。
- しめじは石づきを取り除き、手で小房に分ける。大きいものは半分にすると火が通りやすい。
- 青じそは1cm幅にカットし、仕上げに使う。
- 長ねぎは縦半分に切り、1cm幅にカット。白い部分と青い部分で食感の違いを楽しめる。
- にんにくは薄切りにして香りを引き出しやすくする。
- 赤唐辛子は半分に切り、種を取り除く。種を残すと辛みが強くなるため、辛さを調整したい場合は種の量を加減する。
- 海老の下処理
- むきえびは背に切り込みを入れて開き、背わたを取り除く。
- ボウルに入れ、塩と片栗粉をまぶしてもみ込み、少量の水を加えてさらにもみ洗いする。
- 水でしっかり洗い流し、キッチンペーパーで水気を取る。
- 下味の塩、溶き卵を加えて混ぜ、最後に片栗粉をまぶす。これにより、焼いたときにプリッとした食感になる。
- 合わせ調味料を準備する
- しょうゆ、砂糖、酢、水、片栗粉、ごま油をボウルに入れ、よく混ぜる。
- 片栗粉が入っているので、ダマにならないようにしっかり溶かしておく。
- 海老を焼く
- フライパンにサラダ油大さじ1を熱し、下味をつけた海老を中火で焼く。
- 両面に焼き色がつき、ぷっくりとしたら端に寄せる。
- スパイスと野菜を炒める
- フライパンの空いたスペースにサラダ油少量を足し、赤唐辛子とにんにくを弱火で炒める。
- 香りが立ったら長ねぎを加えて炒め、しめじとししとうを入れて強火にする。
- 味付け＆仕上げ
- 混ぜておいた合わせ調味料を2回に分けて加え、全体を絡めながら炒める。
- 青じそを加えてさっと炒め合わせる。
- 器に盛り付け、仕上げに花椒粉を振って完成。
美味しく作るポイント
- 海老の下処理をしっかりする
片栗粉でもみ洗いし、しっかり水気を取ることで臭みが抜け、プリッと仕上がる。 - 調味料は事前に混ぜておく
片栗粉がダマにならないよう、炒める前にしっかり混ぜておくとスムーズに仕上がる。 - 赤唐辛子は焦がさないように
弱火でじっくり炒めることで香りが立ち、辛みが均等に広がる。 - 青じそは最後に加える
長時間加熱すると風味が飛ぶため、仕上げにさっと加えるのがベスト。
高齢者向け「海老のスパイシー炒め」｜減塩・低カロリーで食べやすく調整
高齢者の食事では、噛みやすさや消化の良さを考慮しながら、栄養バランスを整えることが大切です。さらに、塩分を控えめにしながらも、うま味を活かして満足感を得られるよう工夫。今回は、1回の食事量の目安（エネルギー350〜500kcal、たんぱく質15〜20g、食塩相当量2.0g以下）を基に「海老のスパイシー炒め」を調整しました。
【1人分の調整後の栄養価（目安）】
エネルギー：370kcal
たんぱく質：18g
脂質：14g
炭水化物：25g
食塩相当量：1.8g
【材料（2人分）】
- むきえび…8尾（中サイズ、下処理済み）
- ししとう…5本（種を取り、柔らかくする）
- しめじ…40g（消化しやすいよう細かくほぐす）
- 長ねぎ…1/4本（柔らかくなるよう細めに切る）
- にんにく…3g（風味をつける程度）
- 赤唐辛子…1本（辛さを抑えるため少なめ）
- 青じそ…2枚（仕上げ用）
- 花椒粉…少々（風味づけ程度）
- 塩…少々（約0.2g、控えめに）
- 片栗粉…小さじ1（とろみをつけ、食べやすくする）
- サラダ油…小さじ2（消化しやすいよう適量に）
【えびの下味】
- 塩…少々（控えめに）
- 溶き卵…小さじ1（たんぱく質補給）
- 片栗粉…小さじ2（柔らかく仕上げる）
【合わせ調味料】
- しょうゆ…小さじ2（減塩タイプを使用）
- 砂糖…小さじ1（甘みでコクを加える）
- 酢…小さじ1（酸味で塩分を控えつつ味を調える）
- 水…大さじ1（塩分を薄める）
- 片栗粉…小さじ1/2（とろみをつける）
- ごま油…小さじ1/2（香りづけに）
【作り方】
- 具材の下準備
- ししとうは種を取り、噛みやすいように小さめにカット。
- しめじは小さくほぐし、長ねぎは細かく切る。
- にんにくは薄切り、赤唐辛子は種を取る。
- 海老の下処理
- 背わたを取り、塩と片栗粉でもみ洗いして臭みを取る。
- 水で洗い流し、キッチンペーパーで水気をしっかり取る。
- 下味の塩、溶き卵を加えて混ぜ、最後に片栗粉をまぶす。
- 合わせ調味料を作る
- しょうゆ、砂糖、酢、水、片栗粉、ごま油を混ぜ、ダマにならないようにする。
- 海老を焼く
- フライパンにサラダ油小さじ1を熱し、海老を両面焼いて取り出す。
- 野菜を炒める
- フライパンにサラダ油小さじ1を足し、赤唐辛子、にんにくを弱火で炒める。
- 香りが立ったら長ねぎを炒め、しめじとししとうを加えて強火にする。
- 味付け＆仕上げ
- 混ぜた合わせ調味料を加え、全体を絡めながら炒める。
- 仕上げに青じそを加え、軽く混ぜる。
- 器に盛り付け、花椒粉を少量ふる。
【食べやすさの工夫】
- 海老は小さめで柔らかく
大きな海老は噛みづらいため、小ぶりのものを選び、片栗粉でコーティングしてふんわり仕上げる。 - 辛さを控えめに
赤唐辛子や花椒の量を減らし、食べやすくする。 - とろみをつけて食べやすく
調味料に片栗粉を加え、全体にとろみをつけることで、飲み込みやすくする。 - 野菜は細かくカット
ししとうやしめじは小さめにし、長ねぎも細かくすることで食べやすくする。
塩分を抑えつつ、香辛料や酢、ごま油を活かして物足りなさを感じさせない味付けに調整。食べやすさにも配慮し、高齢者向けに仕上げました。
まとめ
ピリッとしたスパイスと香ばしい海老の旨味が楽しめる「海老のスパイシー炒め」は、シンプルな工程ながら本格的な味わいが楽しめる一品です。唐辛子と花椒の風味が食欲をそそり、ご飯が進む味付けになっています。ビールやワインなどのお酒との相性も抜群。
海老の下処理をしっかり行い、スパイスの香りを引き出すことで、より美味しく仕上がります。ぜひ家庭で試してみてください。
コメント