マッシュポテトカレー鍋の魅力と特徴
2025年1月11日放送の【キユーピー3分クッキング】では、寒い季節にぴったりな「マッシュポテトカレー鍋」が紹介されました。この料理は、スパイスの香り豊かなスープカレーに、滑らかでクリーミーなマッシュポテトを合わせる新感覚の洋風鍋です。具材には鶏もも肉やさつま芋、ブロッコリー、カリフラワーなどを使用し、野菜の甘みとカレーのスパイシーさが絶妙にマッチしています。さらに、締めにはガーリックトーストをスープに絡めることで、フォンデュ風の楽しみ方ができるのも特徴です。
材料(2~3人分)
- 鶏もも肉1枚(300g)
┗ 塩小さじ1/2、こしょう少々、小麦粉大さじ1 - カリフラワー(小)1/2個(100g)
- ブロッコリー(小)1/2個(70g)
- さつま芋1/2本(150g)
- 玉ねぎ1個(200g)
- クミンシード小さじ1/2
- おろしにんにく小さじ1
- おろししょうが小さじ1
- カレー粉小さじ2
- トマトケチャップ大さじ1
- 中濃ソース大さじ1
- 塩小さじ1/2
- トマト水煮(カットタイプ)1/2缶(200g)
- 水3カップ
- オリーブ油小さじ3
【マッシュポテト用】
- じゃが芋(大)1個(200g)
- 塩少々
- こしょう少々
- バター15g
- 牛乳40~50ml
マッシュポテトカレー鍋の作り方
1. 野菜の下ごしらえ
カリフラワーとブロッコリーは小房に分け、洗った後水気を軽く残したまま耐熱ボウルに入れます。ふんわりとラップをかけて電子レンジ(600W)で3分加熱し、柔らかくしておきます。さつま芋は皮付きのまま一口大の乱切りにし、水に5分さらしてアクを抜き、水気をしっかり拭き取ります。玉ねぎは縦半分に切り、さらに薄切りにします。
2. 鶏もも肉の下ごしらえ
鶏もも肉は厚みがある部分に切り込みを入れて均等にし、余分な脂肪を取り除きます。10等分にカットし、塩こしょうを振って下味をつけたら、小麦粉を全体にまぶしておきます。
3. 鶏肉とさつま芋の炒め調理
フライパンにオリーブ油小さじ1を熱し、鶏もも肉を皮目から焼きます。焼き色が軽くついたらさつま芋を加え、表面が少し透き通るまで中火で炒めます。さつま芋の表面が透き通ることで、煮崩れしにくくなります。炒め終わったら具材を鍋に移します。
4. カレーのベース作り
同じフライパンにオリーブ油小さじ2を足し、クミンシードを弱火で炒めます。香りが立ってきたら玉ねぎを加え、飴色になるまでじっくり炒めます。次に、おろしにんにくとおろししょうが、カレー粉を加え、スパイスの香りが立つまで炒めます。さらにトマトケチャップと中濃ソース、塩、トマト水煮を加え、軽く煮立てます。
5. スープの仕上げ
炒めたスパイスベースを先ほどの鍋に加えます。さらにフライパンに水3カップを注ぎ、鍋底に残った旨味をしっかりこそげ取りながら沸騰させ、これも鍋に加えます。弱めの中火で15分ほど煮込みます。途中で鍋底が焦げ付かないように混ぜながら煮てください。
マッシュポテトの作り方
- じゃが芋は皮をむき、5㎜厚さの半月切りにして耐熱ボウルに入れ、塩を軽く振ります。
- ふんわりラップをかけ、電子レンジ(600W)で5分加熱します。その後3分蒸らします。
- バターとこしょうを加え、牛乳の半量を加えながらマッシャーで粗く潰します。
- ハンドミキサーを使用し、滑らかになるまで攪拌します。
- 残りの牛乳を少しずつ加え、硬さを調整しながらなめらかに仕上げます。
※牛乳は一度に入れすぎると柔らかくなりすぎるため、少量ずつ加えるのがポイントです。
仕上げと盛り付け
煮込んでいる鍋に、下ごしらえしておいたカリフラワーとブロッコリーを加え、さらにひと煮立ちさせます。鍋の中央にマッシュポテトをこんもりと盛り付けます。食べる際は、マッシュポテトをスープに溶かしながら召し上がることで、クリーミーな味わいが楽しめます。
締めのガーリックトーストの作り方
- バゲットを厚さを半分にカットし、食べやすい2~3㎝角に切ります。
- オリーブ油におろしにんにくを混ぜたガーリックオイルをバゲットの断面に塗ります。
- オーブントースターでカリッと焼き上げます。
- 焼き上がったバゲットを鍋のスープにくぐらせて、フォンデュ風に召し上がってください。
お好みでピザ用チーズをトッピングしても美味しく楽しめます。
料理のポイントとコツ
- さつま芋は表面が透き通るまで炒めることで、煮崩れを防止します。
- マッシュポテトは牛乳を少量ずつ加えて硬さを調整するのがポイントです。
- ガーリックトーストはスープを絡めてフォンデュ風に楽しむのがおすすめです。
高齢者向けマッシュポテトカレー鍋のレシピ(見出し3)
高齢者向けに塩分控えめで栄養バランスを考慮し、食べやすく消化しやすい内容に調整しました。カリウムやビタミン、食物繊維を意識し、エネルギー量も1回の食事量目安に合わせています。
材料(2~3人分)
- 鶏もも肉1枚(200g)
┗ 塩小さじ1/4、こしょう少々、小麦粉小さじ2 - カリフラワー(小)1/2個(100g)
- ブロッコリー(小)1/2個(70g)
- さつま芋1/3本(100g)
- 玉ねぎ1個(200g)
- クミンシード小さじ1/4
- おろしにんにく小さじ1/2
- おろししょうが小さじ1/2
- カレー粉小さじ1
- トマトケチャップ小さじ2
- 中濃ソース小さじ2
- 塩小さじ1/4
- トマト水煮(カットタイプ)1/2缶(200g)
- 水2.5カップ
- オリーブ油小さじ2
【マッシュポテト用】
- じゃが芋(大)1個(200g)
- 塩少々
- こしょう少々
- バター10g
- 牛乳40㎖
エネルギー・栄養成分(1人分目安)
- エネルギー:約380kcal
- 塩分:約2.0g
- たんぱく質:約23g
- 脂質:約15g
- 食物繊維:約5g
作り方
- カリフラワーとブロッコリーは小房に分け、耐熱ボウルに入れて水大さじ1を加え、ふんわりとラップをかけ電子レンジ(600W)で3分加熱。柔らかくなったら水気を切る。
- さつま芋は皮付きのまま1㎝厚さの半月切りにし、水に5分さらしてアクを抜き、水気を拭く。
- 玉ねぎは縦半分に切り、薄切りにする。
- 鶏もも肉は厚みを均一にし、10等分にカット。塩こしょうを振り、小麦粉を薄くまぶす。
- フライパンにオリーブ油小さじ1を熱し、鶏もも肉を皮目から焼き、焼き色がついたらさつま芋を加えて表面が透き通るまで炒め、鍋に移す。
- フライパンにオリーブ油小さじ1を足し、クミンシードを弱火で炒める。香りが立ったら玉ねぎを加え、しんなりするまで炒める。
- おろしにんにく、おろししょうが、カレー粉を加えて炒める。
- トマトケチャップと中濃ソース、塩、トマト水煮を加え、軽く煮立たせた後、鍋に加える。
- 水2.5カップを加え、弱火で15分煮込む。
マッシュポテトの作り方
- じゃが芋は皮をむいて1㎝厚さに切り、耐熱ボウルに入れて塩を少々振り、ふんわりラップをかけ電子レンジ(600W)で5分加熱。
- 3分蒸らした後、バターと牛乳の半量を加え、マッシャーで粗くつぶす。
- 残りの牛乳を加え、硬さを調整しながら滑らかになるまでつぶす。
仕上げと盛り付け
- 鍋にカリフラワーとブロッコリーを加えてひと煮立ちさせる。
- 鍋の中央にマッシュポテトを盛り付け、スープに溶かしながら召し上がる。
締めのガーリックトースト
- バゲットを厚さ1㎝にスライスし、食べやすく小さめにカット。
- オリーブ油におろしにんにく少々を混ぜて塗り、オーブントースターで焼く。
- 焼き上がったトーストをスープにくぐらせ、フォンデュ風に楽しむ。
食べやすさの工夫
- 鶏もも肉は厚みを均一にし、やわらかく火を通す。
- さつま芋は小さめにカットし、煮崩れ防止のため下茹でする。
- 野菜はすべて柔らかめに加熱し、嚥下しやすい状態にする。
- マッシュポテトはなめらかに仕上げ、牛乳の量を調整して飲み込みやすく。
塩分・栄養バランスの調整ポイント
- 塩分を小さじ1/2から1/4に減量。
- ケチャップ・ソースの使用量を減らし、カレー粉とクミンで風味を補強。
- さつま芋やカリフラワーで食物繊維とビタミンCを強化。
- 牛乳とバターでエネルギー補給を意識。
まとめ
「マッシュポテトカレー鍋」は、クミンの香りとマッシュポテトの滑らかな口当たりが絶妙にマッチした洋風鍋です。鶏もも肉やさつま芋、カリフラワー、ブロッコリーなどの具材がたっぷり入っているため、食べ応えも抜群です。締めのガーリックトーストを絡めてフォンデュ風に仕上げることで、最後まで飽きずに楽しめます。寒い季節にぴったりの一品、ぜひお試しください。
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